田舎暮らし希望者が急増中!その理由となるきっかけとは?
田舎暮らしの希望者が、いま激増中なんだそうです。ここ数年、緩やかに移住ブームのようなものも見られてはいましたが、ここにきて急増したその理由とは…。
もくじ
田舎暮らし希望者が急増
いま、田舎暮らしをしたいという希望者が急増しているそうです。
少し前から、二拠点居住や移住という言葉はちらほら見かける機会がありました。
それでも、まだそれはほんの一部の人が興味を抱いているレベルだったと思うのですが、今は都市を離れ、実際に田舎暮らしを始めている人もどんどん増えているそうです。
何がそれほどまでに田舎暮らしに興味を抱かせたのでしょうか。
「ポツンと一軒家」が大人気!
テレビ朝日系で放映されている「ポツンと一軒家」という番組がとても人気で、視聴率は20%くらいあるそうです。
この番組は、ネットの地図から田舎の奥深く、周囲に人も住まないような土地にある住居を見つけ、そこに住む人の取材をするというものです。
こうした番組を通して、実際に田舎に住む人の日常を垣間見ると、自分に置き換え田舎暮らしのイメージを膨らませるのでしょうね。
意外といけるんじゃないか。そう感じるのかと思います。
きっかけとライフスタイルの変化
ひとつの大きなきっかけとしては、新型コロナがあげられるでしょう。
新型コロナが流行してから、急激に働き方の変化が起こりました。大きくはリモートワーク、テレワークですね。
会社に行かずとも業務が成り立つのなら、家で仕事がしたい。過酷な満員電車での通勤に戻りたくない。
ストレスから解放されたために、再びあのストレスフルな生活に戻りたくないと感じた人は多いと思います
そういったことが頭に浮かんだ瞬間から、自分のライフスタイルを見直し始め、改めて考えた先に、ゆっくりと生きていく田舎暮らしに目が向いたわけです。
断捨離やシンプルライフにも共通項は見いだせます。
物を減らし、生活のラニングコストを減らすシンプルライフは、収入を抑えた暮らしも同時に実現できますので、そうなると賃金の高い都市に住まなくてもよくなり、居住地の選択の幅が一気に広がるわけです。
仕事より生活を優先させたい、という考えの人も増えているようです。
コロナ禍の自粛期間に、「自分にとっての幸せとは何か」ということを、改めて考えさせられるきっかけとなった人も多いのだと思います。
離れていても繋がれる
今はインターネットが普及し、遠くに離れて住む人ともつながりやすい環境が整っています。
だったら、リアルで近くにいなくても良いのではないか。そう考えることもできます。
その方が、適度に距離が置け、自分のペースで生きていきやすくなります。
自然もあり、ゆったりと自分のペースで生きる。それでいて、さみしくもない。
コロナ禍で自由に出歩けない都市での生活よりも、人の少ない田舎の方がまだ自由にのびのびと生活ができます。
混み合ったキャンプ場にわざわざ行かなくとも、庭でキャンプもできますしね。
今は明らかに地方の方がストレスが少なく生きていけると思います。
まとめ
これまで、こうした田舎暮らしにあこがれるのは、大抵はリタイア間近の人が大半でした。
しかし、今は若い人の中にも、田舎暮らしにあこがれる人がかなり増えているようです。
これまでは仕事や新しいものは都市部に集まることから、都市に人が集中していたのですが、インターネットの普及により、仕事もオンラインで、最新情報はネットから同時に得ることが可能です。
このことは都市で生活している人たちほど気づいていることかと思います。
過疎化が進む一方、地方移住へ関心を示す人も増えている。
ふるさと納税だけでなく、いま地方が人を誘致し、活性化につなげるチャンスといえるかもしれません。
こうして、都市からの移住者が増え、新しい田舎暮らしのスタイルとの共存が進めば、そのエリアの観光地や移住地としての魅力も増えるかもしれませんね。