アルバイトの面接時に好印象を与える履歴書のアピールポイントの書き方
アルバイトの面接は第一印象で決まると言っても過言ではありません。
大抵は面接時に履歴書を持参するため、事前に情報を与える時間は皆無です。
だったら履歴書なんて不要なのではないかと考えますが、確かに履歴書を不要とする求人もゼロではありません。
個人情報の保護・保存・保管が難しい時代なので、企業側も履歴書の取り扱いには慎重になりますが、やはり面接の良し悪し、採用のカギは履歴書に記載している内容にかかっています。
そこで今回は、アルバイト先へ履歴書を通じてアピールポイントを伝える方法をシェアしたいと思います。
もくじ
アピールポイントを探す
自分のアピールポイントをわかっている人は、実はあまり多くないと言えます。
現に、長所と短所を書き出す場合、短所ばかりが出てくることがありませんか?
長所を書くと、
- 自惚れている
- 勘違いしてる
- 誰某の方がスゴイ
- 大したことない
- 特に目立ってない
など、認められることが少なければ自信を持って書けないものです。
ところが履歴書に書く長所と短所は、それらを証明するものが不要。
つまり自分の思いこみであっても構わないという理屈も成り立ちます。
もしくは友人や知人との会話の中で、
- アナタって●●だよね
- お前は〇〇だな
- きみって■■だから
などと言われたことはありませんか。
それが短所であり長所でもありますので、会話からヒントを得ると良いです。
短所は裏返せば長所
短所は時として長所に化けます。
短所=悪と教えられてきた場合は、今すぐ、その方程式をぶち壊しましょう。
そのように教えた人こそが悪です。
仕事によっては短所が武器として活きる可能性があります。
例えば、心配性や慎重な性格というコンプレックスがある場合、緻密な作業やデータまたはコンテンツ編集、検品作業などに適性があります。
スピードを要求されるのではなく、正確性や品質を均一にするといった目標がある仕事では、慎重な性格が大きく役立つわけです。
つまり仕事の内容から何が重要かを読み取り、それに合わせて短所や長所の書き方を変えるだけでアピールポイントを伝えることができます。
履歴書のコピーは勿体ない
前述したように、仕事の内容によってアピールポイントの伝え方がわかれば、同じ文面を複写するだけでは非常に勿体ないことに気付くはずです。
複数の求人に、どれかひとつでもひっかかれば良いと考えているのなら、バラまき作戦でもよいですが、
- 好条件
- 好待遇
- 狭き門
という求人であれば、仕事内容にフィットするのは自分であるということを、履歴書を通じて伝えなければなりません。
確かに履歴書の作成は面倒くさいです。
とてつもなく面倒です。
できれば1通で済ませたいところではありますが、今のご時世、そううまくはいきません。
他人が同じようにコピー作戦をとっているとしたら、ほんのひと手間が勝負を分ける、あるいは抜きん出ることができるわけですから、じっくりとアピールポイントの書き方に時間をかけることは必要です。
履歴書は読まれない
履歴書に時間をかけても読まれないというのも正論です。
アルバイトの面接は、休憩時間や営業時間外の短い時間で責任者が行うことが大半です。
会場を設けて面接するということは、大規模な採用でもない限りはあり得ません。
つまり履歴書は流し読みされることが前提です。
しかし手抜きはご法度。
流し読みされるとわかっていても、書くべきことは書かなければなりません。
さらに真っ先に目にして欲しい部分にマーカーをかけたって良いわけです。
同じような履歴書を何十枚、何百枚と目にのしている人にとっては、ちょっとの違いが新鮮に写り、目立つ部分に注目します。
履歴書の一部を強調したからという理由で面接をしない面接官がいたとしたら、その面接は即刻止めた方が良いかも。
なぜ目立たせているかと問われれば、前述したことを伝えたると良いです。
咎められる筋合いはありません。
仮に怪訝な表情などをされた場合は、やはり縁が無かったと諦めましょう。
まとめ
「アルバイトの面接時に好印象を与える履歴書のアピールポイントの書き方」というテーマで、いくつかの方法を挙げてみました。
最後は少々邪道とも言えますが、履歴書にマーカーを引いてはならないという道理はありません。
マナー云々と言われるのもおかしなことです。
創意工夫と捉えてもらえる職場こそ、良い環境にあるのではないでしょうか。