5月に咲く花18選|ライラックの花言葉から誕生花まで季節の魅力を満喫

春の終わりと初夏のはじまりを告げる5月。

新緑がまぶしく、爽やかな風が吹くこの時期は、街のいたるところでさまざまな花が咲き誇ります。

なかでも5月は、花の種類がとても多く、見るだけでも季節の変化を感じられる月です。

この記事では、5月に見頃を迎える代表的な花や誕生花、その花言葉の意味、ちょっと意外な文化的エピソードまで幅広く紹介します。

特に近年注目されているライラックの花言葉や音楽との関わりについても深掘り。

季節を感じたい方はもちろん、大切な人への贈り物や花の名前を知りたい方にも役立つ内容となっています。

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5月はどんな季節?

5月は春と初夏の境目にあたる季節です。

新緑がまぶしく、花々が咲き誇るこの時期は、多くの人にとって最も過ごしやすい月のひとつともいわれます。

ゴールデンウィークや端午の節句など、日本ならではの行事が多く、外出やレジャーにも最適な季節です。

一方で、新生活の疲れが出やすいタイミングでもあり、心と体のバランスを意識して過ごしたい時期でもあります。

5月の気候と自然の変化

気象庁の観測データによると、5月の日本の平均気温は地域差はあるものの、概ね17~21度程度です。

春にしては暖かく、夏にしてはまだ穏やか。そんなちょうど良い中間の気候が特徴です。

東京では、4月の平均気温(約15度)に比べ、5月には約20度に達することもあり、昼間は半袖でも過ごせる日が増えてきます。

また、朝晩と日中の寒暖差も大きく、体温調節の難しさから体調を崩しやすい面もあります。

植物にとってはこの気候が非常に好条件であり、4月に芽吹いた若葉が一気に成長する時期でもあります。

田植えも本格化し、地域によっては初夏を告げる風景が広がっていきます。

空気は乾燥しておらず、梅雨前のカラッとした晴天に恵まれることが多いため、ガーデニングやピクニック、登山など自然を楽しむのにぴったりの時期です。

「五月病」と季節の関係

5月になると、新年度のスタートから1か月が経ち、入学や就職、転勤などで環境が変化した人たちに疲れが出始めます。

この時期に心身のバランスを崩しやすくなる状態は、一般に「五月病」と呼ばれています。

医学的な病名ではありませんが、やる気が出ない、集中力が続かない、疲れが抜けないといった不調を感じる人が増える時期です。

実際のところ、季節の変化による自律神経の乱れや、長期休暇明けのリズムの崩れが大きく影響しています。

特に4月から5月にかけては、日照時間の変化や生活リズムのずれが蓄積しやすく、心にも影響を及ぼしがちです。

花が咲き、自然が活気づく一方で、私たちの内面は少し疲れやすくなっている。これが5月という季節の二面性です。

だからこそ、5月は意識的に「整える」ことを大切にしたい月でもあります。

睡眠時間をしっかりとり、散歩などの軽い運動を日常に取り入れることで、心身をリセットしやすくなります。

また、自然の中で花を眺めることで癒やしを感じられる効果も科学的に認められています。

このように、季節の変化を前向きに味方につけることが、5月を快適に過ごすコツと言えるでしょう。

5月に咲く代表的な花18選

5月は、春から初夏へと季節が移ろう中で、さまざまな花が見頃を迎えます。

花屋や公園、ガーデニングの庭先に咲く草花まで、多彩な種類が私たちの目を楽しませてくれます。

この章では、5月に咲く代表的な花をピックアップし、それぞれの特徴や見頃、名前の由来などを紹介します。

普段は何気なく見ている花にも、意外なストーリーがあるかもしれません。

庭先でよく見る5月の草花

5月の暖かな気候は、多くの草花にとって理想的な開花シーズンです。

まずは、日常生活の中でよく目にする草花から見ていきましょう。

代表的なものに、カキツバタ、アヤメ、ネモフィラ、タンポポ、ニワゼキショウなどがあります。

特にネモフィラは、全国の花畑でも注目を集めており、青空と一体化するような鮮やかなブルーがSNSでも話題です。

アヤメやカキツバタは見た目が似ていて混同されがちですが、水辺を好むのがカキツバタ、乾いた土壌でも咲くのがアヤメとされます。

また、芝桜やオダマキも地面を彩る花として人気があり、ガーデンづくりにも取り入れられています。

これらの花々は多年草であることが多く、一度植えれば毎年楽しめる点でも家庭園芸にぴったりです。

母の日に人気のカーネーションと春牡丹

5月の第2日曜日は母の日です。

この時期にもっとも多く流通するのが、定番のカーネーション。

赤やピンク、白、オレンジなど豊富な色が揃い、それぞれに異なる花言葉を持っています。

赤いカーネーションは「母への愛」、ピンクは「感謝」、白は「亡き母を偲ぶ」という意味が込められています。

一方で、最近人気が高まっているのが「春牡丹」。

華やかでゴージャスな見た目は、特別な贈り物にふさわしい存在感があります。

牡丹は「百花の王」とも呼ばれるほどで、一輪で場の空気を華やかに変える力があります。

母の日には珍しい花として、少し変わった贈り物を探している方におすすめです。

季節の移ろいを感じる初夏の花々

5月の後半になると、初夏の気配を運ぶ花も増えてきます。

代表的なのは、バラ、ポピー、ルピナス、スターチス、トルコキキョウなど。

中でもバラは5月中旬から6月にかけてが見頃で、色や形、香りの豊富さから不動の人気を誇ります。

ポピー(ヒナゲシ)は、可憐な姿ながらも風に揺れる柔らかさがあり、道端の彩りにも最適です。

トルコキキョウやスターチスは、切り花としても人気が高く、花もちが良いためギフトにも最適です。

ルピナスは「昇り藤」とも呼ばれ、縦に伸びる花姿が印象的です。

藤(フジ)といえば、同時期に見頃を迎える藤棚の花も風情があり、紫の花房が風に揺れる様子は日本らしい季節感を味わえます。

また、ハナミズキやヤマボウシといった樹木の花もこの時期に咲き、住宅街でも目にする機会が多くなります。

5月に咲く花18選一覧

ここまで紹介した花を一覧で整理すると、以下のようになります。

(以下の花は、画像や園芸サイト等と組み合わせて紹介するのも効果的です)

  • カキツバタ
  • サツキ
  • 芍薬
  • タニウツギ
  • タンポポ
  • ツリガネソウ
  • ニワゼキショウ
  • ハマナス
  • バラ
  • ポピー(ヒナゲシ)
  • ヤマボウシ
  • ハナミズキ
  • ネモフィラ
  • フジ
  • アヤメ
  • スズラン
  • スターチス
  • ルピナス

もちろん地域や気候によって多少前後しますが、5月は日本中で本当に多くの花が楽しめる月です。

花の名前を覚えながら散歩をするだけでも、季節を感じる感性が豊かになります。

話題のライラックに注目|花言葉や色の意味とは

5月の代表的な花として注目を集めているのが、ライラックです。

北海道では5月下旬に見頃を迎え、本州でも一部地域で開花が始まります。

爽やかな香りと優美な花姿は、街路樹や公園のアクセントとしても人気です。

近年ではその美しさだけでなく、花言葉の持つ意味や、音楽・SNS文化との結びつきでも話題を呼んでいます。

この章では、ライラックの特徴や色別の花言葉、そして「ミセスグリーンアップル」との意外な関係まで深掘りしていきます。

ライラックとはどんな花?

ライラックはモクセイ科ハシドイ属の落葉低木で、英語名は「Lilac」。

原産地はバルカン半島とされ、日本には明治時代に渡来しました。

最大の特徴は、房状に咲く小さな花が集まり、木全体がふんわりと色づくような姿です。

香りがとてもよく、「香水の原料」としても古くから利用されてきました。

一般的には紫系の花がよく知られていますが、実際には白・ピンク・ブルーなど多彩なバリエーションがあります。

開花期は地域によって異なり、北海道札幌市では5月中旬から下旬に「さっぽろライラックまつり」が開催されるほど、春の象徴的な花として親しまれています。

ライラックの花言葉と色の意味

ライラックは色によって花言葉が異なります。

それぞれに美しい意味が込められており、贈る際や装飾に取り入れる際にも参考になります。

  • 紫のライラック:恋の芽生え、初恋
  • 白のライラック:無垢、青春の喜び
  • ピンクのライラック:愛の芽生え、思いやり
  • 青のライラック:幸福な未来、記憶

なかでも紫のライラックは「初恋」の花言葉で知られており、卒業式やプロムのような「門出の象徴」としても使われます。

一方で、青や白のライラックは落ち着きのある印象があり、大人の空間にも似合う存在です。

日本では紫が最も多く流通していますが、最近では園芸品種の多様化によって、淡いブルーや濃いピンクも人気を集めています。

「怖い花言葉」として話題になった経緯

ライラックの花言葉は基本的にはポジティブですが、ネットやSNS上では「怖い花言葉」として紹介されることもあります。

その背景にあるのが、海外での解釈や文献によって「私の死を忘れないで」「過去にとらわれた愛」といった意味が紹介されていたことです。

特に青いライラックに関しては、ヨーロッパの一部地域で「別れの象徴」とされることもあります。

こうした言葉が切り取られて拡散された結果、「ライラック=怖い」というイメージが一部で広まりました。

しかし実際には、こうした花言葉はあくまでも一部の表現にすぎず、ライラックの本来の意味は「愛」「青春」「幸福」など前向きなものです。

ネガティブな意味ばかりが一人歩きしないよう、正しい情報を知ることも大切です。

ミセスグリーンアップルとの関係性

ライラックが注目されたきっかけのひとつに、音楽ユニット「Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)」の楽曲『ライラック』があります。

この曲は2024年に発表され、YouTubeや各種ストリーミングサービスで大きな反響を呼びました。

歌詞の中では、ライラックが「過去の記憶」や「青春の痛みと美しさ」を象徴する存在として描かれており、多くの若者に共感を与えました。

また、ライラックという言葉の響きや色彩が、ミセスの音楽性ともマッチし、ビジュアルアートとしても強く印象に残る表現となっています。

このように、単なる植物としてではなく、アートやカルチャーの文脈でもライラックは語られるようになりました。

結果として、若い世代を中心に「ライラックってなんか気になる」という感情が芽生え、花に興味を持つ入口にもなっています。

花言葉が怖い?誤解されやすい意味を持つ5月の花たち

花言葉は本来、花の特徴や文化的背景からつけられた「思い」や「象徴」を表すものです。

しかし、なかには一見美しく可憐な花にも、少しドキッとするような花言葉がつけられていることがあります。

とくにSNSやネット上では、「花言葉が怖い花」として紹介されることも増えています。

この章では、5月に咲く花のなかで「意味が誤解されやすい」「怖いと言われることがある」花に注目し、その背景や本来の意味を解説します。

芍薬と牡丹の印象と花言葉

5月の代表花として人気が高い芍薬と牡丹。

この2つの花には「美しさ」や「気品」といった印象があり、華やかな姿から母の日や贈答にも選ばれます。

しかし一部では、その花言葉が「怖い」と話題に上がることがあります。

芍薬の花言葉には「はにかみ」「慎ましさ」といった繊細な意味のほか、「恥じらい」「内気な恋」なども含まれます。

一見するとポジティブに捉えにくい言葉ですが、これは西洋文化において「自分を出しすぎない女性像」を美徳としていた時代背景に基づいています。

牡丹は「王者の風格」「高貴」など誇り高い意味がありますが、「豪華すぎて近寄りがたい」「近づくと傷つく」といった比喩的な怖さが語られることもあります。

これは花の持つ「堂々とした佇まい」ゆえに、見る人に威圧感を与えるという文化的解釈によるものです。

本来はネガティブな意味ではなく、美しさや品格の高さの表現として理解すべきでしょう。

鈴蘭(スズラン)の意外な一面

スズランは、その小さな白い花姿から「純粋」「幸福の再来」といった清らかなイメージを持つ花です。

とくにヨーロッパでは、5月1日にスズランを贈る風習があり、「受け取った人に幸せが訪れる」とされています。

しかし一方で、スズランは全草に強い毒性を持つ植物としても知られています。

そのため、「純粋さの裏に毒を持つ」という象徴的な捉え方から、「意外と怖い花言葉があるのでは」と誤解されることがあります。

実際の花言葉にはネガティブなものは含まれていませんが、外見と性質のギャップが話題にされる例です。

スズランのように、「可憐さと危うさ」の両面を併せ持つ花は、文学や映画でもよくモチーフにされます。

ルピナスやスターチスの花言葉も誤解されがち

5月に咲く花の中で、ルピナスやスターチスも「怖い花言葉」として紹介されることがあります。

ルピナスの花言葉には「想像力」「いつも幸せ」など前向きなものがある一方、「貪欲」「裏切り者」といった西洋由来の意味も含まれています。

これは植物の繁殖力の強さから、過剰な欲望や人間関係の象徴と結びつけられたためです。

スターチスは「変わらぬ心」「永遠の記憶」といった意味を持ち、ドライフラワーとしての用途から連想されがちですが、「別れ」や「悲しみ」を象徴するという誤解もあります。

実際には、長く楽しめる特性から「記憶を残す花」としての意味合いが強い花です。

葬儀などの場面で使われることもありますが、それは「大切な人を忘れない」という想いの象徴であり、恐怖を感じるようなものではありません。

花言葉を正しく受け取るために

花言葉は時代や文化、地域によって意味が大きく異なることがあります。

また、同じ花でも「西洋」と「日本」でまったく異なるイメージがつけられている場合も多いです。

SNSなどで広まっている「怖い花言葉」も、文脈を外して引用されていることが少なくありません。

たとえば、「別れの花」と言われることがあるライラックやルピナスも、その本来の意味には「愛」「希望」「記憶」などポジティブな意味が含まれています。

花言葉にふれるときは、由来や文化的背景まで含めて理解することが大切です。

本質を知れば、怖いどころか、花の魅力がより深く感じられるようになります。

5月に人気の誕生花と贈り物に選ばれる花たち

花は古くから贈り物として親しまれており、誕生日や記念日には欠かせない存在です。

とくに5月は花の種類が豊富な季節で、日々の誕生花もバラエティに富んでいます。

また、母の日や初夏のイベントも重なるため、贈答シーンにふさわしい花選びが重要になります。

この章では、5月の誕生花を日別に紹介しながら、贈り物として人気の花やその選び方について解説します。

5月の日別誕生花とその意味

誕生花とは、誕生日ごとに割り当てられた花のことで、欧米文化を起源としつつも、日本独自のバリエーションも存在します。

以下は代表的な5月の誕生花とその花言葉の一例です。

  • 5月1日:スズラン(幸福が訪れる)
  • 5月2日:アヤメ(よい便り)
  • 5月5日:カーネーション(母への愛)
  • 5月8日:ライラック(思い出・友情)
  • 5月12日:牡丹(風格・富貴)
  • 5月15日:ネモフィラ(どこでも成功)
  • 5月18日:ルピナス(想像力)
  • 5月22日:バラ(愛・美)
  • 5月30日:カスミソウ(清らかな心)

このように、同じ月でも日ごとに花が変わり、それぞれの意味にも違いがあります。

誕生花に込められた言葉を知ることで、贈る側も贈られる側も、より深い感動を得られるでしょう。

とくに5月は「母の日」や「新生活の一区切り」として花を贈る機会が多く、誕生日でなくても花言葉を添えて贈ることに価値があります。

贈り物として人気のある5月の花

5月に贈られる花で圧倒的な人気を誇るのは、やはりカーネーションです。

母の日の定番として知られており、最近では鉢植えタイプやプリザーブドフラワーも多く流通しています。

次いで人気があるのが、バラや芍薬、トルコキキョウなど、華やかさと品格を併せ持つ花々です。

バラは「愛」や「美」を象徴し、恋人やパートナーへの贈り物として定番中の定番。

芍薬は「立てば芍薬…」の言葉に象徴されるように、女性らしい美しさの象徴として人気があり、母の日や女性への贈り物としても好まれます。

トルコキキョウは花もちがよく、色の種類も豊富なため、幅広い世代に喜ばれる万能型の花です。

さらに近年は、ネモフィラやルピナスといった「SNS映え」する花も注目を集めています。

これらの花は、見た目の可愛らしさと珍しさが魅力で、若年層を中心に人気が高まっています。

誕生花を使ったギフトアレンジのアイデア

誕生花を使ったギフトは、ただ花を贈る以上に「想い」が伝わるものです。

たとえば、その日の誕生花をメインにして、他の季節の花と組み合わせたブーケにするのもおすすめ。

5月12日生まれの方なら「牡丹」を中心に、カスミソウやスターチスを加えて華やかなアレンジに。

また、5月1日のスズランは小さな花なので、リースやガラスボトルに詰めたアート作品として贈るのも粋です。

誕生花カードを添えることで、「なぜこの花なのか」という意味を伝えることができ、心に残る贈り物になります。

最近ではオンラインショップでも「誕生日フラワー」や「花言葉ギフト」として誕生花を使ったセットが人気です。

贈り先の性格や好みに合わせて色やデザインを選ぶことで、さらに特別感を演出できます。

5月の花で想いを届ける

5月は花の種類が多く、贈る相手やシーンに合わせた花選びがしやすい月です。

誕生花にちなんだギフトはもちろん、感謝や応援の気持ちを伝える手段としても、花はとても効果的です。

花言葉に込められた意味を知り、それを贈ることで、単なる装飾以上のメッセージが伝わります。

とくに5月は、新年度の疲れや生活の変化により、心が少しゆらぐ季節。

そんなときこそ、花を通して「あなたを想っています」という気持ちを届けることができるのです。

まとめ

5月は自然が生き生きと輝く、美しい季節です。

ライラックをはじめ、芍薬やスズラン、ネモフィラなど、多彩な花々がそれぞれの個性で私たちを癒やしてくれます。

花言葉の背景や贈り物としての意味を知ることで、花との向き合い方もより深まります。

ただ眺めるだけでなく、誰かに想いを伝える手段として花を選んでみるのも、この季節ならではの楽しみ方です。

5月の風に揺れる花のように、ゆったりと心を整える時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。