セキュリティ関連で見かけるPUPとは?不審なプログラムやサイトへの転送があればPUPを疑え!

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インターネットは便利なものですが、リスクもあります。

SNSでの誹謗中傷などは特に最近、ひどいものがありますが、昔から暴れまわっているのは、

  • 迷惑メール
  • フィッシングサイト

といった、人をだますために仕組まれた不審なプログラムです。

一昔前までは、比較的簡単にウィルス対策ソフトやツールなどで検知し、駆除も高い確率で行われていた印象ですが、今では検知すら難しいという状況になっています。

そこで、どのようなプログラムが検知されにくいのかについて、調べたことをお伝えします。

PUPとは

まずは専門用語の解説からスタートです。

PUPはPotentially Unwanted Programの略で、訳すと「潜在的に迷惑なプログラム」となります。

つまりパソコンの奥深くに潜んでいて、定期的に悪さを仕掛けてくるプログラムというの認識で良いかと思います。

別名としてPUA(Potentially Unwanted Application:潜在的に迷惑なアプリケーション)とも呼ばれるケースもありますが、要するに善良なパソコンユーザーにとっては百害あって一利なしの存在です。

前述したように、ウィルス対策ソフトやツールでも検知が難しい、非常に厄介なモノを総称であるとイメージして頂ければわかりやすいでしょう。

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PUPの具体例

では実際に、どのような具体例があるのかを挙げてみます。

たまたま筆者のサブパソコンで釣れたPUPを紹介します。

PUP 検知

検知したウィルス対策ソフトはMalwarebytes(マルウェアバイト)です。

しかもフリー版(汗)

Malwarebytes Cybersecurity for Home および Business | Malwarebytes

思わず検知してくれたので、プレミアム版という有料バージョンを契約しようか非常に迷っている最中なんですよね・・・。

PUPのその他の挙動

本ブログでも記事にしているように、知らない間にブラウザのタブが立ち上がってクリックさせる仕掛けが代表的なPUPですが、その他にも、

  • 見覚えのないプログラムやソフトが起動
  • ツールバーが書き変っている
  • タブを開くと知らないサイトが表示される
  • デスクトップに不審なアイコンがある

といった挙動があれば、ウイルス対策ツールでスキャンをしましょう。

Windowsディフェンダーでは、ちょっと頼りないかもしれません。

実際に検知できなかったので(汗)

多分、筆者程度のスキルでは完全駆除は厳しいと考えています。

最悪の場合、サブパソコンをクリーンインストールするぐらいは、早々にしなきゃならないなという印象です。

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PUPの進入経路

これが正直わかりません(汗)

一番に怪しむべきは、

  • 海外のサイトにアクセス
  • フリーのツールをダウンロード
  • うっかり知らないメールを開く

といったことが挙げられるでしょうか。

海外のサイトとはムフフなサイトではなくて、海外のゲームやカジノなどといった類です。

もちろん善良なるサイトも多いでしょうけど、国内も含めて、何が仕掛けられているかわかりませんからね・・・。

ともかく進入経路は特定できない可能性は高いです。

まとめ

「セキュリティ関連で見かけるPUPとは?不審なプログラムやサイトへの転送があればPUPを疑え!」というテーマで、歓迎しない迷惑なプログラムについて書きました。

検知も困難というPUPは、正直、気持ち悪い存在です。

ブラウザのリセットも効果的という記事もあるのですが、検証が出来ていないので何とも申し上げようがありません。

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