高速道路の渋滞中にトイレに行きたくなったらどうする?やっちゃいけないNG行為と対処法
楽しく旅行に出かけた高速道路で、いきなりの大渋滞発生!そんな中、急にトイレに行きたくなったらどうします?このような緊急事態でも絶対にやっちゃいけないNG行為があります。そんなときに対する対処法についてもご紹介します。いざという時のために、どこか頭の片隅にでも入れておいてください。
もくじ
高速道路の渋滞中に尿意が!
GWや夏休みなど、長期休暇のときに車で帰省したり遠出したり。そして、そういう時期って、必ず高速道路で大渋滞が起こります。
車に乗って出かけたことがある人なら、少なからず経験したことがあると思いますが、長い渋滞って、本当にいつ終わるのってくらいノロノロ運転が続き、場合によってはサービスエリアやパーキングエリアに入るのも大渋滞なんてことがあるんですよね。
私はこの大渋滞が大嫌いなので、混みあう時期は車での遠乗りを、極力避けるようにしています。仕方ない場合も、なるべく日時をずらす工夫をして、渋滞にハマるのを避けています。
しかし、こういった渋滞にはまっている時間が長くなると、トイレに行きたくなる同乗者が出てきたりします。大人はそのあたりも考えて、なるべくトイレに行けるときに行っておくよう心がけるのですが、子供の場合はそうも行きません。
急に「おしっこ!」なんて言い出すんですよね。私もそういった経験をしたことがあります。
絶対にやっちゃいけない行為
ドライブ中に尿意をもよおしても、一般道を走行中なら、コンビニエンスストアなどに寄れば事は済む話です。
また、高速道路でもスムーズに走行中なら、少し我慢すればサービスエリアやパーキングエリアがありますから問題ありません。
ところが、大渋滞中の高速道路で、このような状況になったら非常に困ります。あと1キロなのに全然進まない!なんてことが大渋滞にはありますからね。
そして、不思議なことに考えないようにしようとすればするほど、余計に行きたくなるもの。人間の自然現象なんで仕方がないんですけどね。
こうなったらサービスエリアまで歩いたほうが早いと思って、車を降りて路側帯を歩いてサービスエリアまで歩いていく。
そう思う気持ちもわかりますが、これは絶対にやってはいけません。これは高速自動車国道法に違反する行為なのです。
高速自動車国道法第17条 道路法第48条の11に
「何人もみだりに高速自動車国道に立ち入り、又は高速自動車国道を自動車による以外の方法により通行してはならない」
というものがあり、これに抵触します。
人が高速道路を歩くのは、自転車で高速道路に侵入した場合と同じ違反行為になるんですね。
また、高速道路は自動車専用道路なだけに、一般道以上に事故にあった際の被害が大きい場所でもあります。
それを避けるためにも、絶対に高速道路上は歩かないようにしてください。
対処グッズがあった!
では、どうすればいいのよ!と思われたでしょう。
まぁ、一番はこのような状況にならないように、マメに入れるときにサービスエリアに入って用を足しておくことです。そして、あまり車内で食べたり飲んだりしないことですね。
それでも、緊急事態は訪れることがあります。
これに対する対処法は、「携帯用トイレ」を用意しておく。これしか対処法はありません。
車内で「携帯用トイレ」を使用するのは、小さな子供の場合ならまだいいかもしれませんが、大人の場合だとちょっというか、かなり抵抗はあると思います。
しかし、もうどうしようもない!となったら、背に腹は変えられませんので、諦めて「携帯用トイレ」をご利用ください。
そういった場合は、周囲の人も気を使って、寝たフリとかしてあげてくださいね。
携帯用トイレは百均でも売っている
実は携帯用トイレは百均でも販売されています。
携帯用トイレは中におしっこをした後、ゼリー状に固まるようになっていたりするものもあります。
また、エチケット袋も売っていますので(これも中で固まるタイプあり)、遠出の際はこれらを用意しておくと、多少安心できるかもしれません。
しかし、いずれも小には対応していますが、おそらく大には不向きだと思います。
百均では販売されていませんが、避難時に使用するもっと大掛かりな緊急簡易トイレなどもありますよね。これは大をカバーしてくれるものではありますが、さすがにそこまで持ち歩くというのは、ちょっと現実的ではないように思います。
まとめ
小の場合はまだいいのですが、大の場合は…。もう考えたくもありませんね。
渋滞が起こりやすいエリアって、結構決まっていたりしますから、トイレしかないようなパーキングエリアの数を増やすといった対策を、高速道路側で行ってくれると助かるんですけどね。
まぁ、調子に乗って食べすぎたり飲みすぎたりしないように気をつける。行けるときにマメにトイレに行く。これくらいしか対策はないので、せめてこの2点だけはお忘れのないように。