ASMRとは何のこと?ASMRを活用して仕事の効率アップを図る おすすめのASMR音はコレ!
最近良く耳にするASMR。このASMRとは何のことだかご存知ですか?このASMRを活用して、私は仕事の効率アップに役立てています。そんなASMR活用法とおすすめのASMR音もご紹介します。
もくじ
ASMRとは
最近、YouTubeでも注目されているASMRというものをご存知ですか?
ASMRとは、「Autonomous Sensory Meridian Response」の頭文字を取った略語です。「Autonomous Sensory Meridian Response」を訳すと、「自律感覚子午線応答」となるのですが、これだとナンノコッチャって感じですよね。
ASMRとは、人間の聴覚が心地良いと感じる感覚のことで、例えば「サクサク」と野菜を切る音だとか、「カリカリ」と鉛筆で文字を書く音、中には何かを食べているときの咀嚼音など、そういった耳を澄ますと「意外とこの音好き」「聞いていて気持ちいい」と感じるような音のことです。
一般的には「エー・エス・エム・アール」と呼ぶ人が多いようですが、「アスマー」「エイスマー」「アズマー」「エイズマー」とも呼ばれているようです。
ASMRのどんな音を心地よいと感じるかは個人差があるのですが、YouTubeなどでは映像と合わせて、ASMRを意識したASMR動画なるものが人気を得ており、多数投稿されています。
ASMRを集中力アップに活用
ASMR音は耳に心地良いので、特に映像はなくても聞いているだけで充分に思えます。
そして耳が心地よいと、心も穏やかになるので、何かを作業するときのBGMとしてもASMRは活用できます。
ただ、先述したように、ASMRの好みは人それぞれなので、あまりにマニアックなASMRだと万人に効果があるとはいえないでしょう。
1人で仕事をするとか、勉強するときにASMR音を静か流したり、周囲がザワついて集中できないときなどに、お気に入りのASMR音を聞きながら作業すれば、集中力も高まり効率よく作業が進められるでしょう。
なぜASMRが集中力アップに良いか
集中力アップにASMRが良い点は、基本的に聞き取れる人の声が入っていないからです。
よく仕事のときのBGMだとか、勉強に集中するためのBGMといったものが、最近ではよく見かけますが、そういった音楽もほとんどが歌の入っていないジャズやボサノバ、クラシックといったインストゥルメンタル(歌のない音楽)ものです。
静寂は反対に人の心を落ち着かなくさせるとも言われているので、ホテルなどではわざと小さな音で無害なノイズを流しているところもあるほど。
これらと同様で、ASMRも音声がないので、文章を書いたり、考えをまとめたり、暗記などのときに後ろで流れていても、気にならずに作業ができるのです。
それだけでなく、ASMRの場合は、潜在的に耳が心地よい状態にありますから、気持ちも落ち着き脳の状態も良い状態で作業ができるというわけです。
おすすめのASMR音
実は私も仕事のときなどにはASMRを活用しています。
かつては集中して仕事をしたいとき、周囲がうるさくて集中できないときなどに、作業用BGMや仕事用BGMなどを探し、イヤホンで効きながら作業をしていました。
しかし、最近はもっぱらASMRを聞きながら作業しています。
私のおすすめのASMRは、次の2つです。
- 焚き火の音
- 雨の降る音
パチパチと木が爆ぜる音と、火がゴォーっと燃える音が交じり、なんだかキャンプでの焚き火だったり暖炉のそばで作業しているような気分になり、心が落ち着いて作業ができ気に入っています。
また、雨の音はバチャバチャとうるさい雨の音ではなく、静かにサーッと降る雨や、静かにピチャピチャしている音を聞くと、雨の日独特な普段より静かな日常の中にいるようで、これも心が落ち着いて作業ができます。
これらは自然音にも近いものですが、1/fのゆらぎ的な効果が音にあるので、余計にリラックスできるのかもしれません。
こうした自然音には、川のせせらぎや海の波の音などもありますが、一言で川や海の音と言っても様々な音があることに改めて気付かされます。色々と聞き比べてみると、自分の中で好みの差などもわかって面白いですよ。
まとめ
キャンプなどで夜に焚き火の火を見つめていると、いつしか無言になってしまうといいますよね(笑)。
それくらい夜暗い中で見る火の動きはとても面白く、飽きないものです。
そこにパチパチと木の爆ぜる音がして、静かにお酒を飲んだりすると最高のリラックスタイムになります。
私が仕事のときに焚き火の音のASMRを聞いていると、いつも夜の焚き火の映像が音と共に頭の片隅に浮かびます。
ASMRもいいのですが、時には静かなキャンプ場で本物の焚き火をゆっくり楽しみたいです。