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ビジネスサイトやECサイトを個人事業主が買収することのメリットとデメリットとは

以前より、ウェブサイトの買収を目論んでいます。

欲しいウェブサイトのジャンルは言えませんが、投資目的と言えばよいでしょうか。

一から始めるよりは、いわゆる不動産で言うオーナーチェンジの方が、結果も早いですし、小額ならば失敗しても勉強代と割り切れるとの考えからです。

当然、メリットとデメリットを理解しておかなければなりません。

そこで今回は、ウェブサイト買収のメリットとデメリットについてまとめます。

買収のメリット

ビジネスを譲り受けることによって、既に確立された顧客ベースとブランド価値を得ることができます。

これにより新規顧客の獲得に時間をかける必要がなくなり、すでに確立されたビジネスの信頼性を活用することは大きなメリットです。

既存のビジネスを引き継ぐことは、事業体勢流れ、オペレーションとシステムが既に整備されている状態です。

ゆえにビジネスの立ち上げからの手間や時間を、大きく削減することができます。

もし、すでに収益を生み出している案件ならば、販売等のチャネルも確立していると考えることができます。

事業を譲り受けた途端に収益が発生するため、安定した収益構造を構築する手段としては有効です。

自分の経験や知識が活かせるのならば、売上を伸ばすために新たな専門知識や経験の習得を、ある程度はショートカットすることができます。

つまり設定したゴールへの道のりが短くなるということです。

買収のデメリット

事業譲渡や買収に関連する費用やリスクは、当然、内包されています。

費用については表面的な譲渡や買収の価格以外に、ランニングコストが見えにくい案件も存在します。

また、買収のプラットフォームを利用するのならば、手数料や仲介料、契約書作成における印紙税、事業譲渡のアドバイザーへの報酬など、想定外に高額になるケースもあります。

資金状況や予算に合わせて、これらの費用の見積もりや商談の中で明示してもらうことが必要です。

事業の収益性や将来の成長戦略、潜在性、競合他社の存在などを評価できなければ、買収はやめた方がよいかもしれません。

慎重な分析を行わずに勢いで買ってしまうのは投資ではなく投機です。

売り出しているウェブサイトが問題を抱えている場合、それを解決するために追加の投資や労力が必要になるかもしれません。

運営者が変わると、顧客や外注者、あるいは取引先は不信感を抱く場合があり、ビジネスの継続性の面で新たな問題が出てくる可能性があります。

スムーズな移行を実現するためには、コミュニケーションや顧客サービスに十分な注意を払う必要があります。

買収のプラットフォーム

ウェブサイトの買収や事業譲渡に関しては、降って湧くことはほぼありません。

もしあったとしたら非常にレアなケースです。

付き合いのある取引先から事業譲渡を持ち掛けられたということは、ゼロではありませんが、簡単に引き受けられるものではないことから、頭を悩ませます。

プラットフォームの場合は、間に仲介役が存在するため、手続き上の相談や悩みの解決という面では、利用価値はあります。

手数料を支払う以上に、見返りは大きいです。

もしも買収や事業譲渡に関心があるのならば、BATONZなどのプラットフォームに登録して、案件を実際に閲覧することから始めると良いでしょう。

まとめ

「ビジネスサイトやECサイトを個人事業主が買収することのメリットとデメリットとは」というテーマで、事業譲渡について書きました。

ビジネスサイトやECサイトの事業譲渡には、個人事業主にとっては魅力的なメリットがあります。

収益を確保しやすくなる、既存のオペレーションやシステムを活用できる、立ち上げにかかる手間や時間を削減できることは、個人事業主でなくても有利に働きます。

しかし、事業譲渡には購入に関連する費用やリスクが存在します。

購入費用やビジネスの状態とリスクを評価し、慎重な分析が必要です。

参照

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