疲れやすくなる食習慣 これを続けると疲れが取れない！間違った朝食・昼食・夕食の摂り方
しっかり寝ても疲れが取れない…。そう感じているのなら、その原因は食事の摂り方にあるかもしれません。実は何気ない毎日の食事が、疲れ招く食事習慣となってしまっている場合があります。そうなると疲れはなかなか取れません。間違った朝食・昼食・夕食の摂り方を知り、改善することで気怠い疲れを取り除きましょう。
もくじ
休んでもなんだか疲れが取れない…
なんだか疲れが取れないなぁ。睡眠も取っているし、適度な運動もして、週末は休息も取っているはずなのに…。
という場合は、食習慣を見直してみましょう。
食事は身体を作る源です。つまり、栄養が行き届いていなかったり、体に良くないものを食べていては、いくら休息しても、睡眠をとっても、思ったように身体は元気になりません。
では、どういったことに気をつけて食事をすれば良いのでしょうか。
こんな食事習慣は良くないというものを、順番に紹介していきましょう。
良くない食事習慣 朝食編
まず、朝食についてですが、朝食を食べないというのはあまり良くありません。
「朝食を食べるとエネルギーを消化に使われてしまうから、朝は食べないほうが良いんだ」と言う人もいるようですが、やはり朝は空腹状態にありますから、何かしらお腹に入れないと力も湧いてきません。
確かに消化にはエネルギーを使いますので、朝からガッツリお肉を食べるとかは避けたほうが良いのですが、消化の良いものを軽く食べるのは十分に体にエネルギーを与えるうえで良いことです。
その際に、軽食だからと菓子パンを食べるのはやめましょう。菓子パンは糖分がとても多いうえに、トランス脂肪酸を含んでいるものが多いからです。それでいて栄養価はほぼありません。
朝食に最適なのは、フルーツ、そしてヨーグルトなど。サラダや卵料理もおすすめです。
1日に1個たまごを食べると体に良いと言われていますから、これを朝に何かしらの卵料理として摂るとよいでしょう。
また、和食派という人なら、納豆ご飯や卵かけご飯もおすすめ。ただし、ご飯は軽く一膳程度にして、あまりガッツリと食べないようにしてくださいね。
良くない食事習慣 昼食編
続いてお昼ごはんについてですが、朝食を軽くしたぶん、お昼は少しボリューミーでも良いでしょう。
本当は夕食よりもお昼の方に重点を置いたほうが良いと言われています。というのも、夕食にたくさん食べてしまうと、睡眠中も胃腸が消化のために長時間働き続け、身体が休まらないからです。
会社勤めをしている人は、忙しさのあまりお昼ごはんが疎かになってしまう人も少なくないと思いますが、それでもお昼ごはんをカップラーメンで済ますというようなことはやめましょう。同様に菓子パンもNGです。
お店で栄養バランスの良いランチを食べるところまでは行かないとしても、お弁当屋さんでいろんなおかずが入っているお弁当を食べることをおすすめします。
もちろん、自分で作ってお弁当を持っていくのも良いですが、とにかく色んな種類のものをちょっとずつ食べることを意識しましょう。
そして、できればお味噌汁を飲むようにしましょう。お味噌汁は発酵食品なので、身体にとても良いです。
あまりたくさん食べられないという人は、具沢山のお味噌汁とおにぎりもおすすめです。
良くない食事習慣 夕食編
先程もお伝えしましたが、夕食はあまりたくさん食べないことが大事なポイントのひとつとなります。
また、よくバランスの良い食事と言われる「一汁三菜」ですが、これにこだわりすぎると料理をする時間がかかりすぎ、かえって疲れてしまうことになりかねません。
それよりも「一汁一菜」でも良いので、スープやおかずに少しずつでも多くの食材を入れるように意識しましょう。
それをゆっくりとよく噛んで食べ、なるべく胃腸の負担を減らすようにします。早く消化吸収されれば胃腸もその分早く休ませることができるので、身体のエネルギー回復につながります。
また、できれば夕食は睡眠の3時間前に食べ終わるのが理想的です。就寝近くまでコーヒーやアルコール類を飲んでいると、眠りの質が落ち疲れが取れにくくなりますので、コーヒーやアルコール類も就寝3時間前には切り上げ、量もたくさん飲まないようにしましょう。
寝る前にのどが渇いてしまった場合は、白湯か温めた牛乳や豆乳がおすすめです。
まとめ
食事はエネルギー源であると同時に、身体に負荷をかける元でもあります。食品の性質をよく理解し、食べるものや食べるタイミングなども意識して摂るようにしたいところです。
リフレッシュで飲むコーヒーも、飲みすぎると疲れが生じます。1日に3杯程度までにしておくことをおすすめします。
ちょっとした食事に対する意識をかえるだけでかなり疲れは解消されるはずです。できるところから、ぜひ試してみてください。
