入札・コンペ・プロポーザルの違いがわからない!同じ意味だと解釈すると恥をかく?

いやー、世の中には似たような意味だろうと誤解してしまいそうな言葉が、非常にたくさんあります。

例えば、

  • 旦那
  • 主人

これ全部、夫婦において第三者に対して妻側が発する言葉の候補です。

どう使い分けるのかと言えば、多分、言い易さではないかと。

だけども言い易さで通用しないケースもあるからやっかいです。

今回は、入札・コンペ・プロポーザルの違いにフォーカスしてみました。

入札・コンペ・プロポーザルの違い

まず簡潔に結論から。

  • 入札:価格の優位性で選ぶ
  • コンペ:提案の優位性で選ぶ
  • プロポーザル:提案者の優位性で選ぶ

自治体が発注先を選ぶ、つまり公募に参加する場合は、3つの言葉の違いが分っていなければなりません。

コンペとプロポーザルは「提案」と「提案者」の違いですから、混同しないようにしてくださいね。

コンペは提案自体を評価するため、過去の実績は無関係に選ばれる可能性もあります。

ただし選ぶ側にも専門的な知識を要することもありますし、提案が通ったことで変更や発注側の要望の反映が難しいケースも。

プロポーザルは母体である企業が評価対象です。

例えば、水道施設運転管理および料金収納等業務において業者を選定する場合に、プロポーザル方式で決定することが典型と言えます。

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自治体がよく使う発注先の選定

公共工事などは「入札」のイメージが強いです。

年度末になると道路工事が多くなりますが、「予算を使い切るためか?」なんて陰口を叩く人もいるとか。

いやいや、道路整備は大事です。

悪路を走るより、スーッと走れる道路はありがたいですよ。

さて自治体が事業の発注先を選ぶときには、以下の3つの方式があります。

  1. 競争入札
  2. 企画競争入札
  3. 総合評価落札方式

簡単に説明します。

競争入札

いわゆる価格競争で、落札できた業者が仕事を受注できるしくみです。

一番公平かもしれません。

企画競争入札

いわゆるプロポーザル方式です。

実績や体制まで含めて総合的に判断されるた企業が選ばれます。

総合評価落札方式

提案や企業を総合的に見て最終的に価格もふまえて決める方式です。

入札とプロポーザルの複合版と考えると良いでしょう。

選定の基準と対象が違う

3つの言葉、

  • 入札
  • コンペ
  • プロポーザル

については、選定の基準と対象が違うことに気付きます。

入札とプロポーザルの選定基準は前者が価格、後者は企業です。

コンペとプロポーザルは、選定対象が提案か、提案者かということになります。

いずれにしても混同しにくい言葉です。

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まとめ

「入札・コンペ・プロポーザルの違いがわからない!同じ意味だと解釈すると恥をかく?」というテーマで、自治体絡みのビジネスで重要な言葉について確認しました。

混同しやすい言葉ですが、意味を理解すると明確な違いに気付きます。

余談ですが、特にプロポーザル方式では、そうとうに準備が大変です。

自治体の公募についてチェックしてみると、その決まり事やルールが複雑なことがわかります。

参加する方も大変ですが、選定する方も大変だと推測されます・・・。

参考

建設コンサルタント業務等の業務説明書(共通事項)・入札説明書(共通事項) | 入札契約 | 国土交通省 関東地方整備局

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