ログインIDをブラウザに記憶させるのは危ない?パスワード管理ツールはどう?
会員登録やSNSなどで必要となるログインIDとパスワード。
パスワード設定も、サービスによっては英数字と記号を組み合わせて10文字とか要求されたり複雑になってますけど、銀行のキャッシュカードは相変わらず数字4桁という幅の広さがスゴイですね。
それにしてもログインIDとパスワード、ネット上のサービスを利用するたびに増えていくので管理が大変になります。
もはや記憶だけでは追い付けません。
ブラウザにも記憶させることは出来ますが、果たしてセキュリティは信頼に値するのでしょうか・・・。
一部、ブラウザに記憶させてみたので、その実体験をシェアしたいと思います。
もくじ
Chromeでパスワード管理
厳密にはChromeを通じてGoogleアカウントに保存されます。
ゆえにGoogleアカウントが無ければ、パスワード保存機能が使えません。
パスワードの他に、
- お支払い方法
- 住所やその他の情報
を保存可能ですが、この2つは現在使用していませんので、詳細は割愛します。
パスワードの保存状況は、Chromeの[設定]>[自動入力]で確認することができます。
ブラウザに記憶させるメリット
パソコン、スマホ、タブレットで同一のGoogleアカウントでChromeを使えば、デバイスに関係なく記憶させているパスワードを利用できる点が良いです。
筆者愛用のロボフォームも、デバイスに関係なくパスワード共有できるのですが、その機能を使うには課金が必要なんですよね・・・。
仮にセキュリティレベルが一緒なら、無料で使えた方がマシです。
サイトのログイン画面を開けば、URLに応じたログインIDとパスワードを自動入力してくれますので、手間暇はかからなくなります。
ログインまで自動で行う「自動ログイン」設定もあるので、めちゃくちゃ楽ちんです。
スマホ上でログインIDとパスワードを入力、コピペなど、もどかしい作業は不要になり、ストレスを感じません。
パスワードの文字数が長くなっている傾向から考えると、自動ログインは非常に効率的です。
ブラウザに記憶させるデメリット
デメリットは今のところ感じていません。
しかし個人的に10年以上、ロボフォームというパスワード管理ツールに依存し、かつトラブルもありませんでしたので、気持ちの問題だけです。
テクニカルな面での信頼性を判断する技術など、持ち合わせていないので、現状は、
- 全てデータ管理:ロボフォーム
- 利用頻度が高い:クローム
という基準を設けています。
ただしクロームは利用頻度が高くても重要度が低いものに限定しています。
パソコンで顔認証できる
意外と知られていないパソコンでの顔認証。
それがWindows Helloです。
ノートパソコンを開いて顔認証するだけ。
これまではパスワードもしくはPINコードを入力していた人は、是非、試してみてください。
ただしWindowsにログインするだけの機能です・・・。
まとめ
「ログインIDをブラウザに記憶させるのは危ない?パスワード管理ツールはどう?」というテーマで、Chromeへのログインデータ保存についてシェアしました。
気持ちの中では、長年連れ添ったロボフォームに全幅の信頼を置いているのですが、少しずつChromeにも頑張ってもらっています。