キャンプブームが終了?コロナ禍でブームとなったキャンプに陰りが 本当のアウトドア好きには好機に

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コロナ禍で起きたキャンプブームが、いよいよ終了し始めているようです。コロナが5類扱いとなり、行動規制も解かれたいま、コロナ禍でキャンプを楽しんでいた人たちも一般の旅行へと戻りつつあります。今後、キャンプを取り巻く情勢はどうなるのでしょうか。却っていまこそキャンプを始めるのベストタイミングという説も…。

キャンプブームに陰りが見え始めた?

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」により行動規制が敷かれた2020年ころから、ブームが起こったキャンプに、いま陰りが見え始めているそうです。

コロナ禍においては、感染を避けるために「密閉空間・密集空間・密接空間」の3密を避けるよう推奨されていたため、旅行もままならない状況にありましたが、そんななかキャンプは密を避けられるとあって、多くの人の心に刺さったのでした。

しかし、そんな外出の規制も減ったいま、通常の旅行へ出かける人も増え、そのぶんキャンプの需要も減りつつあるようです。

実際、2023年のゴールデンウィークは、キャンプから通常の旅行へと、行動のシフトが起こり始めています。

そして6月から新型コロナは5類へと扱いも変わったことで、更に2023年の夏休みは、これまでと同様、全国各地への旅行や帰省を行う人が増えることでしょう。

それを裏付けるかのように、外国人の観光旅行客も戻り始めています。

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ブームはいずれ終わる

アウトドア用品の買い取りを行っている業者などでも、テントやキャンプ道具などの買い取り依頼はかなり増えているようです。

もともとキャンプが好きだったわけではない人も、他に選択肢がないためにキャンプに出かけていた、と言う人も少なからずいるでしょうから、この現象もうなずけます。

そもそもこんな状況にならなかったら、ここまでのキャンプブームも起きなかったでしょうからね。

もちろんこのキャンプブームをきっかけにキャンプに目覚めた人もいることでしょうが、やはりブームといった異常な盛り上がりは、いつかは終わりを告げることになるわけです。

しかし、元々キャンプが趣味だったという人にとっては、このキャンプブームはある意味迷惑だったのではないでしょうか。

「聖域を荒らされている…」そんな気持ちでいた人も少なくなかったように思います。

今こそキャンプを始めるベストタイミング?

キャンプブームの真っ只中の時は、人気のキャンプギアも売り切れとなっていました。

しかし、キャンプブームが落ち着いてきた今では、そんな人気のアイテムもだいぶ手に入りやすくなってきています。

キャンプ道具を手放す人も増えていますから、そうなると中古市場にも状態の良いキャンプ道具が溢れてきます。

逆にいうと、そんな状態の良い道具が安く手に入るいまこそ、キャンプを始めるのにはベストなタイイングとも言えますよね。

どのキャンプ場に行っても人がわんさかいたのでは、自然の中でのんびりくつろぐといった気分にはなれそうもありません。

少しキャンプ場も空きはじめ、自分のペースでゆったりキャンプができてこそ、真のキャンプの楽しさがあるような気がします。

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今後キャンプ場は

今回のキャンプブームにより、キャンプ場も全国に開設されました。

キャンプ好きにとってキャンプ場が増えたことは嬉しいことですが、今後キャンパーが減ってしまうと、これらのキャンプ場の運営は難しくなりそうです。

コロナ禍で山を購入してキャンプ場を作ったという話をいくつも聞きましたが、この先はどうなるのでしょうね。

やはりキャンプブームが去ってしまったことで、キャンプ場も閉鎖されていくのでしょうか。

人が来なくてもキャンプ場は常に整備しておかないと、自然の侵食によりあっという間に森に戻ってしまうでしょう。

それに自然に戻ることで、クマなどの野生動物もキャンプ場に出現しやすくなるはずです。

本当にキャンプが好きでキャンプ場を作ったのなら、それでも頑張って運営を続けられるでしょうが、キャンプブームにあやかろうと思ってキャンプ場を作った人には、この先の維持はなかなか難しいものがあるように思います。

この先徐々にキャンプ場が閉鎖されていくまでの間は、多くのキャンプ場のなかから選びたい放題で、人もまばらで、ある意味キャンプ天国な時期がしばらく続くような気がします。

まとめ

新型コロナウイルス感染症による行動規制のため、ブームとなったキャンプが、規制緩和されたいま人気に陰りが見え始めています。

コロナ禍では、3密を避けることのできるレジャーとして、キャンプや山登りなどのアウトドアは一気に人気となりました。

しかし、コロナも5類扱いとなったいま、再び余暇の過ごし方はキャンプから通常の旅行へとシフトしつつあるようです。

それを裏付けるかのように、人気のあまりなかなか手に入らなかったキャンプギアも、今ではだいぶ手に入りやすくなったり、大手の中古品買い取り業者には、キャンプ道具の買い取り依頼がかなり増えているようです。

しかしキャンパーが減りつつあるということは、キャンプ場の予約も取りやすくなり、また、良質な中古のキャンプ道具なども手に入りやすいという状況から、むしろ今こそキャンプを始めるのにベストなタイミングと言えるかもしれません。

本来キャンプは自然の中でゆったりのんびりと過ごすことに良さがあるはずなのに、大勢の人で溢れかえり騒がしいキャンプ場では、くつろげるどころか返ってしトレスが溜まりそうです。

そしていまキャンプブームが去り、再び静寂を取り戻したキャンプ場は、真のキャンパーにしてみると、やっと聖域を取り戻せたとほっとしているところかもしれませんね。

ただ、このキャンプブームで多くのキャンプ場が新たに開設されたと思いますが、これらのキャンプ場がキャンプブームが去ったことで、今後成り立っていくのかどうか気になるところです。

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