中学生の60%が視力1.0未満という事態が発覚!スマホ利用と国策タブレット教育の弊害?
すごい情報が出てきましたね。
小学生、中学生の視力の低下が止まらないという内容です。
文部科学省の学校保健統計調査によって公表されていますが、数字はともかく、
- スマホの常用&依存
- タブレット教育
によって、画面と向き合う時間が長期化していることが、まず、原因のひとつにありそうです。
前者は時代の流れで仕方がない面もありますが、問題だとすれば運用、つまりダラダラとSNSに関わる依存的な部分です。
後者は国策ですから、ある意味、国も責任の一旦がある?
そこで今回は視力低下の実情について、私見を述べてみたいと思います。
もくじ
目が悪くなる原因
昭和のころは、決まって定型文のように、
- マンガの読みすぎ
- テレビの見過ぎ
これが東西横綱を張る、親や教師が口から出すテンプレート文言でした。
マンガは否定するのに小説は肯定するという矛盾。
民法のお笑いなどのバラエティー番組は否定するのに、NHKの教育的な番組は肯定するという、トンデモ発言を「したり顔」で発していたわけです。
やはり昭和の大人って、どこか足らない人が多かった印象ですね。
とは言え、その昭和の頃から小学生でもメガネっ子は居ましたし、中学生あるいは高校生になって視力が落ちてくる子もいたのです。
それを、マンガの読みすぎだのと決めつけていた面も、無きにしも非ずな時代ではありました。
また、メガネをかけていれば賢く見られたのか、視力についてやかましく言う大人は居ないという、まさにバカな偏見を正当化していた面も否定できません。
とにかく、視力については勝手なことばかり言う大人は、非常に多かったのです。
学校保健統計調査の結果
さて、少しでもデータに公正さを持たせるために、文部科学省が公表している統計を引用します。
思い込みや外見で視力低下の見方をコロコロと変える、昭和時代の大人と同じでは意味がありません。
令和4年度学校保健統計調査結果のポイントからの引用です。
裸眼視力1.0未満の者の割合は、学校段階が進むにつれて高くなっており、小学校で3割を超えて、中学校では約6割、高等学校では約7割となっている。
やはり、スマホの利用時間が増えていくであろう年代ほど、視力の低下が著しい印象を受けますね。
我が子も、帰宅するとほぼ触ってます(汗)
さすがに食事時間中は、おしゃべりに夢中になるので、一切、触りませんが、自分の時間ができれば、なにやらゴニョゴニョやってます。
もちろん学校からの連絡事項も確認しているわけですが、大抵は、エンテメ系でキャーキャー盛り上がっています・・・。
大丈夫かな、私の指導力。
視力矯正方法
低下した裸眼視力を、再び上げる方法としては、
- レーシック
- メガネ
- コンタクトレンズ
が考えられます。
レーシックは手術なので、親の同意やリスクの許容などもあって、簡単にことは進まないでしょう。
メガネが一番手軽ではありますが、女子高生ともなると、メガネよりコンタクトレンズ派が圧倒的に多いようです。(我が子談)
筆者はメガネ派なんですけどね。
コンタクトレンズは、眼科医の処方箋をもとにして購入するわけですが、効率的なのは眼科での購入です。
コンタクトレンズも一度の診察で、ハイどうぞというわけにはいかず、初めての場合は、定期的なチェックが必要になります。
コンタクトアレルギーのようなことも起こり得ることから、初診の際には検眼や装着指導などがあり、次は二週間後、次は四週間後というように、眼科医がチェックを求めてきます。
はっきり言って安心です。
安いから通販で買うという選択肢は、悪いとは言いませんが、学生の間は個人的にはおすすめしません。
視力低下を落ち着かせるには
恐らく、文科省が調査する都度、裸眼視力1.0未満の割合は、ある程度で下げ止まるとは思います。
が、小学生または幼稚園児の割合は、ますます増えるのではないかと考えます。
もうどうしようもないと思いますね。
一応、フンプレート的な発言をすると、
- 画面から30cm以上離す
- 視聴時間を短くする
といったところかもしれませんが、多分、付け焼刃に水です。
視力回復マッサージなどを試したいところですが、効果のほどは、いかほどか・・・。
まとめ
「中学生の60%が視力1.0未満という事態が発覚!スマホ利用と国策タブレット教育の弊害?」というテーマで、視力低下について書きました。
国策であるタブレット教育も、少しは視力低下に貢献しているのでは?
ところが、ここに関しては知らぬ存ぜぬでしょう。
やはり自己防衛しかないということです。
参照
学校保健統計調査-令和4年度(確定値)の結果の概要:文部科学省