車のボディカバーはなぜ使われなくなったのか ボディカバーが車を余計に傷める?それでも使う人とは?

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最近、車のボディカバーを掛ける人を見かけなくなりましたよね。なぜボディカバーは使われなくなったのでしょうか。その理由をご紹介します。それでもボディカバーを使ったほうが良い人にについてもお伝えします。

車のボディカバーって見なくなったよね

相変わらず日本は、新しくてきれいな車が沢山走っています。というか、古くてボロい車なんて、ほぼ見かけません。

それなのに、駐車中の車は野ざらし。ほぼ誰も車のボディカバーを掛けていませんよね。

私が子供の頃は、けっこうボディカバーを掛けている人は多かったです。

今よりも昔の人のほうが車を大事にしていたからでしょうか?

そんなこともないと思います

ではどうしてみんな車のボディカバーを掛けなくなったのでしょうか。

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ボディカバーが使われなくなった主な理由

ボディカバーが使われなくなった理由にはいくつかあるようです。

大きな要因としては、以前は車を運転する人は、その家の旦那さん(お父さん)がメインで、奥さん(お母さん)が車の運転をすることはあまりありませんでした。

そうすると、必然的に車に乗るのは週末のみとなります。だったら汚れがつかないようにと、ボディカバーを掛けていたのです。

ボディカバーを掛けたり外したりするのは週末だけですから、それほど面倒でもありませんでした。

しかし今は、奥さん(お母さん)も車を運転する人が多いです。日常的に子供の送り迎えや買い物などに車を運転しますからね。

そうなると、いちいちボディカバーを掛けたり外したりは非常に面倒です。

こうしてボディカバーを掛けない人が増えたました。

週末しか乗らない人も、なんとなく自分だけボディカバーを掛けているのが恥ずかしいという同調意識が働き、ボディカバーは「掛けないのが普通」となっているのでしょう。

塗装技術が格段に良くなった

また、ボディカバーが使われなくなった理由として、もう1つの大きな理由があります。

それは車の塗装技術が格段に上がったからです。

昔の車は今ほど塗装が良くなかったので、野ざらしにしておくと10年で色があせてしまい、オールペンしなくてはならないほどみすぼらしくなりました。

しかし今の車は10年くらい野ざらしにしていても、塗装がそこまでヤレることはありません。

また、近年では特にボディコーティング処理をする人も増え、雨や汚れなども弾きやすくする人も増えています。

こうした理由から、ボディカバーを掛けてしまうと、却ってボディとカバーとの間に入った埃や砂などが擦れ、傷つく原因を産みかねないので、それを懸念してボディカバーを掛けないという理由もあるようです。

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それでもボディカバーを掛ける人

こうした理由からボディカバーを掛ける人が減っているにも関わらず、ボディカバーを使用する人もいます。

そういう人は主にどういう人なのでしょうか。

それは、

  • オープンカー
  • 旧車
  • 高級車の室内保管

といった車を所有している人が多いようです。

オープンカーの幌部分が布の場合、やはり太陽光に長時間さらされると劣化が進行してしまいます。

また風雨により幌の隙間などから雨が入ることもあります。それを避けるために、ボディカバーを掛ける人が少なくないようです。

また旧車に乗っている人は、昔の車だけに塗装がヤレやすいので、それを避けるためにボディカバーを掛ける人が多いようです。

旧車はセカンドカーとして所有する人も多いので、主に週末しか乗りませんから、ボディカバーの掛け外しもそう苦ではないでしょう。

そして、ガレージなどに超高級車などを保管している人も、ボディカバーを掛ける人が少なくありません。

この場合は埃がつかないようにというのが目的なので、雨風を凌ぐようなゴワゴワしたタイプのボディカバーではなく、もっと薄くてジャージ素材のようなボディに傷がつかない繊細なタイプのボディカバーを使用します。

まとめ

あなたは車にボディカバーを掛けるタイプですか、それとも掛けないタイプでしょうか。

もし、掛けているというのであれば、あまり普段は車に乗らないライフスタイルなのではないかと思います。

もちろん、ボディカバーを掛けるてはいけないということはありません。

ただ、掛け外しが面倒なのも事実ですし、風雨によりボディとカバーが擦れ、傷がつきやすいのも事実です。

ちなみに私は旧車に乗っていますが、ボディカバーを掛けないでいたら、急速にボディのサビが進行しました、

細かな傷がつくのを差し引いても、旧車はボディカバーを掛けたほうが良さそうです。

本当はガレージ保管が理想的ではあるのですが…。

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