国内の代表的なクラウドサービスを挙げてみた!そもそもクラウドサービスってなに?

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クラウドサービスという名称はよく耳にしますが、いったい、どのようなサービスなのか、一般的にはわかりにくいのではないでしょうか。

個人利用できるのか、無料で使えるのか、そもそも用途は何なのか?

これまでクラウドと言えば、iPhoneユーザーにはお馴染みのiCloud、GoogleであればGoogleドキュメント、さらにMicrosoftのOneDriveのイメージです。

ところが、それらとは少し違うようなので、今回はクラウドサービスについて書くことにしました。

クラウドサービスとは

クラウドサービスとは、ネットワークを介してインターネット上に存在するサーバー(データセンター)を利用して、データやアプリケーション、オンラインサービスなどを提供するものです。

具体的には、ユーザーが自分のコンピュータやスマートフォンなどのデバイスから、インターネットを通じてデータセンターにアクセスし、必要なデータやアプリケーションを利用します。

その際は、ユーザーは自分のデバイスにアプリケーションやデータをインストールする必要がなく、必要な時に必要な分だけ利用することができます。

ゆえに利用には回線スピードとデータ送受信の量がカギとなるため、デバイスのスペックも重要です。

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クラウドサービス利用のきっかけ

クラウドサービスは、以下のような場合に利用されます。

  • コスト削減
    データセンターの建設や運用にかかるコストを抑える
  • スピーディーな開発
    アプリケーションの開発に必要なインフラストラクチャーを素早く構築
  • 大規模なデータの処理
    大量のデータを処理するためのコンピューティングリソースを必要なだけ確保することが可能
  • リモートワーク・テレワーク
    オフィス外でも必要なデータやアプリケーションにアクセスができる
  • セキュリティ強化
    データセンターによるセキュリティ対策の恩恵が受けられる

国内の代表的なクラウドサービス

国内には多数のクラウドサービスがありますが、以下にいくつか代表的なサービスを挙げてみます。

  • Amazon Web Services(AWS)
    米アマゾン社が提供するクラウドサービスで、世界的に利用されています。
  • Microsoft Azure
    マイクロソフト社が提供するクラウドサービスで、AWSと共に世界にユーザーがいます。
  • Google Cloud Platform
    Googleが提供するクラウドサービスで、機械学習や人工知能などの高度な機能が備わっています。
  • Arcstar Universal One
    NTTコミュニケーションズが提供するクラウドサービスで、ネットワーク環境を提供することが特徴です。
  • IIJ GIO
    インターネットイニシアティブが提供するクラウドサービスで、ネットワークやセキュリティ機能などを提供しています。
  • SORACOM
    株式会社ソラコムが提供するIoT向けのクラウドサービスで、ネットワークやデバイス管理、データ解析などが主なサービスです。
  • CyberAgent Cloud
    サイバーエージェントが提供するクラウドサービスで、オンライン広告やECサイトなどの運用に必要な機能が備えられています。
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クラウドサービスの料金相場

各クラウドサービスの料金は、利用料金(仮想サーバー、オブジェクトストレージなど)とそれに関連するサービス(データ転送、データベース、DNSなど)によって異なります。

また、料金プランによっては、利用料金とともにインスタンス数やストレージ容量などに基づく追加料金が発生する場合がありますので、詳細は各クラウドサービスの公式サイトを確認してください。

ここでは例として、Amazon Web Services(AWS)のEC2(仮想サーバー)において、東京のデータセンター向けのデータ転送料金を挙げておきます。

  • Amazon EC2へのデータ転送:無料
  • Amazon EC2からのデータ転送
    100GBまで無料(毎月)
    10TB/月まで:0.114USD/GB
    40TB/月まで:0.089USD/GB
    100TB/月まで:0.086USD/GB
    150TB/月以上:0.084USD/GB

料金体系は非常にややこしいので、これぐらいで・・・。

まとめ

「国内の代表的なクラウドサービスを挙げてみた!そもそもクラウドサービスってなに?」というテーマで、クラウドサービスについて書きました。

使いたいものを使うというしくみなんですね。

課金体系もさまざまで、個人・法人問わず、必要な人が使うという感じでしょうか。

しかし法人で利用するとなると、こりゃ専任の管理者がいないとダメっぽい感じがします。

参照

アマゾン ウェブ サービス(AWS クラウド)

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