教えるティーチングより導くコーチングが重宝される時代!ド根性や熱血スタイルはうざい?

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何かを学ぶ、知識を得る、スキルを身に付ける際に、どのような感じで伝えてほしいですか?

人にモノを教えるとき、昭和時代の主な教育スタイルは、

  • スパルタ
  • 熱血
  • ド根性

といった泥臭い、そして根拠の薄過ぎる精神論が中心だったのは否めません。

真っ只中にいた人間が言うのだから間違いないです。

時は流れて令和となって、前述の教育法は完全に廃れてしまうどころか、実践すれば逆に非難されるべきものとなり果てています。

個人的には嬉しい限り。

そこで今回は教育スタイルについて触れてみたいと思います。

教育スタイルの移り変わり

教育スタイルと言っても、胡散臭い「〇〇学習」「□□教育」というものではなく、教える側の姿勢や態度といった物腰についての話です。

昭和時代は前述したようなスタイルが横行していて、しかもそれが「当たり前」という、非常に狂った感覚が支配していたわけです。

  • 運動中は水を飲むな
  • 乾布摩擦の励行
  • 体罰上等

本当に、程度と民度の低い象徴とでも言いましょうか、いわゆる支配的な教育スタイルがまかり通っていたわけです。

しかし令和となった今、一部のアマチュアスポーツや部活動では、残念ながら昭和的教育スタイルの名残が残っています。

ただし昭和と違う点は、その実態が明るみになった場合は、間違いなく完全に非難されることです。

失脚した指導者も多くいたことでしょうが、浄化されて良かったのではないかなと個人的には思います。

時代の乗り遅れる方が良くない。

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「教える」から「導く」へ

上から押さえつけるような「支配的教え方」が非難され、根拠を示して提案しながらゴールに導く方法が、現代の教育スタイルとして確立されつつある印象です。

つまりティーチングからコーチングへの転換と言えるでしょう。

特に企業の新入社員や若手社員への研修の場では、コーチングが中心になっているのは間違いありません。

昔ながらの、

  • オレの背中を見ろ
  • 仕事は自分で見つけるものだ
  • とにかく3年はガマンしろ

といった、訳の分からない方法は通じません。

そもそも指導力が無いから、そうやって「誤魔化していた」に過ぎないと個人的には思っています。

だから、そういうスタイルの職種というか業種は、後継者不足に悩んでいるではありませんか。

昭和的風土に良い人材は集まらない

いまだに昭和的なにおいを感じさせる企業には、優秀な人材は来ないでしょう。

当たり前です。

自己の成長やキャリア形成といった未来が見えない企業に、自ら飛び込む人は居ないからです。

転職によるキャリア形成などが当たり前の時代にあっては、それを前提とした人材育成が必須となります。

HR分野が注目されているのは、昔以上に人材への投資が企業の成長力を示すカギとなっているからです。

HRの他にもDXを取り入れられない企業、あるいは理解を示さない役員や管理職がいる企業に未来はありません。

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まとめ

「教えるティーチングより導くコーチングが重宝される時代!ド根性や熱血スタイルはうざい?」というテーマで人材育成などについて触れました。

体罰はダメだという世相を感知する能力がない指導者が、部活動で体罰を敢行して炎上なんてのは、ある意味、子どもを守るセーフティーネットであると、個人的には捉えています。

指導熱心な監督なんて取り繕っている面もありますが、それもおかしな話です。

さらに一部では、体罰を絡めた指導で結果が出ているから、容認している保護者もいるという、まさに狂った世界が残っています。

絶滅されていきましょう、狂った教育スタイルを。

参照

コーチングとは | 一般社団法人日本コーチ連盟

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