エンジニアブーツの手入れ方法 バイク乗りはレッドウィング、チペワ

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エンジニアブーツの手入れ方法をご紹介。バイク乗りやロッカーなら、レッドウィングやチペワのエンジニアブーツ愛用者も多い?せっかくいいブーツなんだから、履きっぱなしはすぐに傷むしもったいないよ!

エンジニアブーツは定期的に手入れをしよう

バイク乗りやロッカーならレッドウィングやチペワのエンジニアブーツを愛用している人も多いことでしょう。

ハードにガンガン使えて、バイカーファッション、ロックファッションとも相性バッチリ!

そんな最高にかっこいいエンジニアブーツですが、履きっぱなしだとあっという間に傷んでしまいます。

それに、何だかヨレヨレでボロボロのエンジニアブーツも嫌じゃないにですか。

なので、履いたら定期的に手入れ(メンテナンス)をしてあげよう。

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エンジニアブーツの手入れ方法

それではエンジニアブーツの手入れ法をご紹介します。

ここでの手入れ方法は、表革のエンジニアブーツの場合の手入れ方法です。

スウェードのエンジニアブーツの手入れ方法とは異なりますので、ご注意ください。

では、いってみましょう!

1.  エンジニアブーツのベルトを全て外します。足首の部分と履き口の上の部分の2か所ですね。

2. 全体をよくブラッシングします。コバの部分もよくブラッシングしましょう。ここが汚れているとパリッとしません。

3. 汚れがひどいときは、水に濡らし固く絞ったタオルで泥などの汚れをさっと落とします。

4. 落ちにくい汚れは部分的にクリーナーで優しく拭き取ります。

5. 革が傷ついて剥げているときは、その部分のみ少量の靴墨を塗って色を乗せてあげましょう。革が擦れて色が薄くなっている場合も同様に靴墨を軽く塗ると復活します。そのあと乾いた布で余分な靴墨を拭き取りましょう。

6. 色が入ったら、オイルを塗ります。私はミンクオイルをたっぷり塗ります。

※革は動物の肌なので、人間と同じく油分を与えてあげないと乾燥してしまいます。そして一度乾燥する(革が死ぬ)と、もう元には戻りません。なので、革の油分が切れる前にミンクオイルで栄養補給してあげる必要があります。神田の某靴屋の女将は、ミンクオイルを両手に取り、手のひらでなじませて手で塗っていました。こうすると体温でオイルが溶け、いい感じに濡れるんだそうです。靴に対する愛を感じました。実際に自分もやってみましたが、そのあと手がオイルでべたべたになり、手を何度洗ってもなかなか取れませんでした(笑)。

7. 30分くらいおくと、余計な油分が浮いてくるので、乾いた布で余分なオイルを拭き取ります。

8. 全体的にしっとりした感じになっていればOK!かなりいい感じ(アジが出ている)になっているはずです。

9. 最後に防水スプレーを吹きます。
※私は基本的に防水スプレーは吹きません。なんかロックじゃない感じがして(笑)。しっかりミンクオイルが回っていれば、ある程度の水は弾いてくれます。

エンジニアブーツは履いていると、どんどん傷がついていくものです。

靴の先端には足を守るためのカップが入っているので、固いものを蹴ってしまったりすると、意外と簡単に革が剥がれます。

かといって、気を使ってそうっと歩くのもエンジニアブーツらしくないので、普通にガンガン履きます。そのかわりに、メンテナンスをまめにしてあげます。

エンジニアブーツの日常的なライトメンテナンス

日常的なライトメンテナンスは、履いたあとはすぐにブラッシングして、軽く汚れだけ落とし、風通しの良いところに置いておくことです。

こうすることで、内側の蒸れた水分も乾きますし、匂いも消えます。

そうしておいて、翌日など時間のある時に、革が剥がれていれば軽く靴墨を刺して磨き、軽くミンクオイルを足してさらに磨きます。

日常のメンテはだいたいこれだけ。

時々、最初に紹介したようなしっかりメンテを行います。

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エンジニアブーツを履いてバイクに乗ると

バイク乗りならわかると思いますが、エンジニアブーツを履いてバイクに乗ると、ギアチェンジをする側の甲の部分のみやたらと痛みます(笑)。

それを防ぐためにブーツにかぶせるプロテクターみたいなのも販売されていますが、私はロックじゃない感じがして付けません。

レッドウイングとかチペワとか、もっと高価なウェスコやホワイツなど、機能性もさることながらファッション性とスピリッツをも履きこなしたいわけですから、ここは武骨にガシガシ履きたいです。

バイクに乗って傷つくのが嫌なら、バイク用のブーツを履くといいでしょう。

バイク専用に作られているブーツは、きちんと左側の甲の部分が補強されていたりします。その分ファッション性は…。

もともとエンジニアブーツは労働者のためのワークウェアとして作られたもの。

あまりに汚れないよう、傷まないよう使うのも、なんだか趣旨が違う気がします。

バイクに乗っているから甲に傷がつく。これ、当たり前です。

逆にバイカーの証ともいえると思います。

なのでむしろこの傷は、バイク乗りの誇りだと自分は認識しています(笑)。

ちなみに、エンジニアブーツにこだわるなら、あまり安物は選ばない方がいいです。

安いエンジニアブーツは見た目ばかりで、機能的に用を足さないものも少なくありません。

ウェスコやホワイツは高額すぎるので、私はもっぱらレッドウィングです。

レッドウィングのエンジニアを2、3足、ソールが減ったら張り替えて、もう何十年も愛用しています。

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