就活のエントリーシートをChatGPTで作って何が悪い?面倒な書類に時間をかける意味はない!
AIは教育に悪い・・・というニュアンスのことを言い放つ人も出てきましたね。
多分、その人は使い方がわかってない。
自動車運転は危険と言っているのと全く同じで、そこに至るまでの法整備、倫理的な問題、一定のルール、教育という部分が抜けています。
つまり随意反射。
気にくわないから批判するという単純な思想が原因かと推測します。
これからChatGPTはさまざまなシーンで利用されることは止められません。
就活に必要とされる履歴書やエントリーシートもAIのちからを借りるというのは当然の流れです。
面接官による採用判定など、今度は、そちら側が試される時代ですよ。
もくじ
就活にAIは大賛成
就活のシーンでは、履歴書とエントリーシートが必須です。
この書類を準備することさえ手間。
ましてや「履歴書は手書きが誠実」みたいな、わけのわからない理論を振り回す企業または人事慣例者の未来はないです。
そのようなポンコツなマナーは、中学校のアホ校則と同じレベルだということに気付いていない企業こそ淘汰されるべき。
履歴書の自己PRや特技など、応募先によって少しアレンジが必要な部分については、AIに任せてチャッチャッと仕上げた方が良いですよね。
エントリーシートも同様です。
誰もAIの助けを借りたなんて、見破れっこないですよ。
何より面倒臭いから、そうなるのは当然の流れではないでしょうかね。
恐らく、そうしたサービスやツールが、無料で公開される可能性もあります。
AI文章とのハイブリット
そうは言ってもAIが作る文章は、まだ、クセが強いケースもあるので、自分の言葉とのハイブリッドがおすすめと考えます。
特に長文が必要な部分では、AIの自動生成だと微妙な言い回しとかありますので、そこは校正能力が必要かなと感じます。
接続詞も多用気味になることもあるので、AI生成の文章丸写しは、ウィキペディアの文章の複製と同様と思った方がよいです。
AIで生成した文章の校正すら面倒臭いと言う場合、ライターにコンサルを依頼するという手段もありではないかと考えます。
代行や代筆は、やはりリスクはあるので、伝え方の上手いライターの指導を仰ぐことで、言語化がスムーズに進みます。
制限がある中で確実に伝えたいことを文字にすることは、結構、難しいことなので、手慣れたライターのスキルを利用するのはありではないかと。
AIに個人情報は与えない
これは鉄則。
個人情報を絡めたプロンプト、つまり命令文は絶対にダメです。
そのような時は、自分をペルソナ化すると良いです。
ペルソナとは、マーケティングに用いられる顧客やユーザー像のことで、属性も設定します。
就活ならば、新卒の場合のペルソナとしては、
- 22歳
- 男性または女性
- 国公立大学の〇〇専攻
- 地方出身
- 希望業種は〇〇
- 学生のころは〇〇に注力
- 得意なことは〇〇
- 性格は〇〇
- 自分の強みは〇〇
- やりたいことは〇〇
といったように自分を客観的に属性化すると、AIの文章生成の精度は上がります。
一度で満足な文章はできないので、深掘りの必要な部分は、複数回のわたって生成すると良いです。
楽するだけではダメ
AIを使った文集作成は確かに、しかも確実に楽です。
ところが工数は全く変わりません。
執筆という時間が短縮されるだけ。
AIの文章作成は、材料とレシピを与えなければ、ざっくりとした文章しか生まれません。
つまり無難するぎる平凡な文章。
ゆえに材料を集めてレシピを考える時間が最も重要です。
これはWebライティングでも同様であり、前段階のリサーチなどが十分でなければ、到底、質を担保した文章は生まれません。
まとめ
「就活のエントリーシートをChatGPTで作って何が悪い?面倒な書類に時間をかける意味はない!」というテーマで、AIでの文章生成について書きました。
就活でクタクタになる要因は、ひとつは、1社ごとに準備しなければならない履歴書とエントリーシートの作成です。
しかも手書きは誠意が伝わる、なんてバカな精神論、本質を見抜く目を持たない人が言いがちな、まるで建設的ではない中学校の校則レベルのものを求めていることが原因と考えます。
それが少しでも効率化、時間短縮化すれば、就活における別の重要なリソースに時間が注げるのかなと感じます。