釣りに行こう!夏に釣れる魚には何がいる?気軽に始めるなら堤防釣り おすすめな釣り方は?
何か始めたいと思っているなら、「釣り」はどうでしょうか。気軽に釣りを始めるなら梅雨が明けた夏の堤防釣りが良いでしょう。夏に釣れる魚にはどんな魚がいるのか、おすすめの釣り方などもご紹介します。
もくじ
釣りをしよう!
「何か趣味を始めたいな」「子供と一緒に何かしたい」「1人でもできて自然を感じれることって何かない?」なんて考えているなら、キャンプもいいですが「釣り」もなかなかおすすめですよ。
釣りの良い点は、意外と初期投資がかからないこと。キャンプだと初めに揃える道具が色々といるので、始めるのにお金がかかるんですよね。
それに対して、釣りは竿とリールさえ用意すれば、あとは仕掛けと餌は現地で買えばOK!
竿もリールも最初は安いのでOKです。セットで3000~5000円もだせば十分良いのが買えますよ。
ちなみに私は百均で購入した釣り竿(1000円だった!)も使っていますが、それで立派な魚をバンバン釣り上げていますし、ちっとも壊れません。
ただ、釣りをするには近くに海か川が必要です。初心者はできれば海釣りのほうが良い気がします。食べれる魚も多いですからね。
なので、海までめちゃ遠い!という人は、ちょっと厳しいかもしれません。
釣りは釣れなくても楽しい
釣りの目的は魚を釣ること。なんて当たり前のような気がしますが、意外にも釣りは釣れなくても結構楽しいんです。
私も釣り歴だけはやたらと長いですが、未だにまるで釣れない日もあります。
それでも、魚のアタリに集中し、ポイント(釣り場)を移動し、餌を工夫して何度もキャストする。
そうやって何かに無心になって挑んでいる時間って、けっこう良い時間なんですよね。しかも自然の中で何時間も。
ときに全く釣れず、ぼーっと竿先を見ているときなんかも、脱日常なマインドフルネス効果があるように感じます。
釣れなかったときも、帰りに何処かでご飯を食べて、家に帰ってお風呂に入りさっぱりすると、不思議と心地よい疲れに包まれて良い気分になっています。
釣れると魚の処理が待っているので、却ってのんびりできなかったり(笑)。
釣りを始めるなら夏が良い
釣りを始めるなら、できれば寒くない季節の方がいいでしょう。
春や秋でも良いのですが、子供と一緒に行くなら夏休みとかですかね。
それに寒い時期は釣れる魚が少ないです。
では春になったら良いかと言うと、実は海水の温度は気温よりも2ヶ月程度遅れて暖かくなるので、4-5月くらいはまだまだ海水温度が低いため食いがシブいです。
6月頃から水温もぼちぼち上がってくるので、魚も活性化してきます。
ただ魚は基本的に夜明け前(朝まずめ)か夕方(夕まずめ)によく釣れるとされています。昼になると暑すぎて食欲が落ちるのは人間と一緒のようです。
なので夏の朝早く海に行って釣りをするのがおすすめです。夏は陽も長いですし、夏の早朝は涼しくてとても気持ちがいいですよ。
夏に釣れる魚
魚は季節によって釣れる種類が異なります。
夏に釣れる魚には、
- キス
- メゴチ
- カレイ
- クロダイ
- カサゴ
- ソイ
- ハタ
- アジ
- サバ
- イワシ
- マゴチ
- タチウオ
- マダコ
など
が釣れます。
気軽に始めるなら堤防釣りでサビキかちょい投げか落とし込みを
気軽に釣りを始めるとして、どこに釣りに行けばいいかと言うと、お手軽なのは堤防でしょう。
砂浜に釣りに行くことも考えがちですが、特に夏は浜からだと遠くまで投げないとなかなか釣れません。これだと小さな子供にはちょっと難しいです。
先ほど紹介した夏の魚も、ほぼ堤防で釣ることが可能です。
ただ、魚により釣り方が少し異なるので、ちょっとだけ覚えておく必要があります。
例えば、ちょい投げ釣りをするなら、キスやメゴチ、ハゼ、ベラなどが狙えます。そんなに遠くまで投げなくても堤防からなら大丈夫です。ただし海底が砂地でないとキスやメゴチ、カレイは釣れませんし、岩や藻が多いと仕掛けが絡まってすぐに針がなくなってしまいます。
アジやイワシなどの回遊魚を狙うなら、サビキ釣りです。サビキというオキアミに似た疑似餌がたくさんついた仕掛けの上にかごを付け、その中に本物のオキアミを入れ、上下に振ることで本物のオキアミと疑似餌とが混ざって魚が食いつきます。
ただし回遊魚はその場所に根付いているさかなではないので、回ってくれば面白いくらいに誰でも釣れますが、回ってこない限り全く釣れません。なので、他の仕掛けも一応用意していくことをおすすめします。
海底が岩場かテトラポッドのような場所なら、ヘチ釣り、落とし込み釣りでカサゴなどの根魚が釣れます。根魚は自分の巣穴に住んでいるので、釣れたら移動して別の巣穴を狙わないと、そこには魚はもういませんよ。
危険な魚もいるので注意!
防波堤やテトラポッドなどは気をつけないと、海に落ちて怪我をしてしまう可能性もあります。できれば子供にはライフジャケットを着せておいたほうが良いでしょう。
また、釣れた魚には食べられない魚や、食べられるが棘などを持つ魚などもあります。魚を掴むときは素手では掴まずに釣り用のトングで捕まえて針を外すようにしましょう。
また、釣り針にも気をつけないと自分に刺さってしまうこともあります。
釣れたときは気持ちが高まっているため怪我をしがちです。常に落ち着いて注意しながら釣りを楽しんでくださいね。
まとめ
何かを始めたいなら、「釣り」はおすすめです。1人でもできますし、子供とも楽しめます。自然を満喫できて気持ちが良いですし、初期投資もキャンプと比べるとさほど掛かりません。
釣りを始めるなら、梅雨が明けた7月以降の夏が良いでしょう。海水の温度はおよそ2ヶ月遅いので、ちょうどこの頃から魚が活性化していくるからです。
夏に釣れる魚は、
- キス
- メゴチ
- カレイ
- クロダイ
- カサゴ
- ソイ
- ハタ
- アジ
- サバ
- イワシ
- マゴチ
- タチウオ
- マダコ
などです。
また気軽に釣りを始めるなら堤防釣りが良いでしょう。堤防釣りは様々な魚を狙うことができます。
初心者におすすめの釣り方は、ちょい投げか、サビキ釣り、落とし込み釣りなどです。
ただし、魚によって釣り方や仕掛けは異なるので、少しだけ勉強も必要です。
また、釣りは楽しい半面、多少危険な面もあります。棘のある魚や釣り針などに刺さって怪我をしないように楽しんでください。
特に子供は海に落ちたときのために、ライフジャケットの着用をおすすめします。
やってみるとわかると思いますが、釣りは釣れなくても意外と楽しいです。釣りに行ったということ自体が、楽しい遊びなんです。