SONY FDR-AX60の電源がスタンバイ状態から落ちる現象 その解決方法とは?テクサポにも聞いてみました

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SONYのハンディカム「FDR-AX60」を購入し、ネットの配信用カメラとして使用しています。ところが、スタンバイの状態にしておくと、5分くらいで電源が落ち、また立ち上がるという現象がおきます。これが配信中に起きると、映像が途切れてしまうので非常に困ります。この現象はいったいどうすれば解消できるのでしょう?果たして、解決方法はあるのでしょうか?

FDR-AX60の電源がスタンバイ時に落ちる現象

SONYのハンディカムFDR-AX60を購入しました。それまでもハンディカムを2台ほど使用しており、インターネットで配信をする機会も増えたので、もうちょっときれいな画質で配信したいなと思いFDR-AX60を購入しました。

ところがこのFDR-AX60、スタンバイ状態のままにしていると、5分ほどで電源が落ちてしまうのです。

配信時はカメラ自体で録画はせず、外部カメラとして使用しています。なのでカメラの状態はずっとスタンバイの状態。

これまで使用してきたハンディカムでは、このスタンバイでも勝手に電源が落ちることはなったのですが、なぜかFDR-AX60では落ちてしまいます。

配信中にカメラが落ちると、画面は暗くなってしまい、視聴者はビックリしてしまいます。落ちても2、3秒もすると、すぐに自動的に立ち上がりはするのですが、それでも困ることには変わりありません。

一体どうしたら…。

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パワーセーブを切ってみた

FDR-AX60のメニューの中の一般設定の中に、「パワーセーブ」という項目があり、これを「切」にしておくと、スタンバイ中も電源は切れないと書いてありました。

それを知り、さっそくパワーセーブの設定を「切」にしてみました。

しかし、やはり5分くらいで電源が一旦落ちてしまいます。

さらに調べてみると、電源のACアダプターだけでなく、バッテリーもセットしておかないとパワーセーブの設定は効かないといったことも書かれてあったので、電源だけでなく電池もセットしてみました。

しかし、現象は変わりません。

うーん、困った…。

SONYのテクサポに連絡

困ったので、SONYのテクニカルサポートの力を借りることにしました。

テクサポというと、電話がつながらないというイメージですが、今はネット上でチャットで手軽に回答してくれる仕組みがSONYのサイトには備わっています。

それを利用してみることにしました。

このオンラインチャットは、AIが答えるモードもあるのですが、これはよくある質問事項などから選択していった結果、用意された問題が見つかった場合に限ります。

今回はそのような事例はオフィシャルのよくあるトラブルには該当しませんでしたので、オペレーターにつないでチャット質問してみました。

ハンディカムの型式を伝え、現象を詳しくチャットすると、オペレーターがその内容について調べて回答してくれます。

しかしこの電源が落ちる現象、SONY側ではあまり問い合わせがないのか、回答に少し時間を要しました。

そこで出てきた回答が、一度、一般設定内の設定リセットを試みるというもの。

もちろん言われた通りにやってみました。しかし現象は変わらずでした。

ちなみに、これまで使用していたハンディカムとこのFDR-AX60とでは、メニューの画面もほぼ同じです。なので、比較しながら現象の起きない以前のハンディカムの設定と合わせてもみたのですが、それでもFDR-AX60は落ちてしまいます。

電池を一旦外し、3分くらいしてから再び電池をセットしてやってみることもテクサポ側から勧められ、言われたとおりに試しましたが、こちらもダメでした。

電池の問題もあるので、別の電池を持っていればそれに替えてほしいといわれましたが、付属電池は1つだけなので、予備の電池は持っておらず、これは確認できません。

また、電池をフル充電してからやってみてほしいとも言われ、これはすぐには試せないので、後ほどフル充電してやってみることに。

このようなやり取りをしながら、SONY側のオペレーターと解決を試みてみたのですが、結局、解決に至る決定的な原因は分からないままでした。

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解決策ではないが苦肉の策を発見

その後、同様な現象で困っているFDR-AX60はいないものかと、ネット上を検索したものの、あまり同様な問題を抱えている人もいないようで、初期不良なのかなと思っていた矢先に、1つ面白い情報が見つかりました。

それは、同様にスタンバイ状態でパワーセーブの設定を「切」にしても、数分経ったら電源が落ちるというもの。

その解決策に、「録画する」というのがありました。録画をしながら配信すれば、落ちないというのです。

録画中にカメラの電源が落ちるのでは、それこそ故障でしょう。

そこで、試しに録画しながら配信カメラとしてFDR-AX60を使用してみたところ、確かに配信中にカメラの電源は落ちることはありませんでした。

仕方ないので、しばらくはこの方法で対処していこうと思っています。

ただし、録画用のSDカードの容量がいっぱいになったら、きっと警告のメッセージが現れ、メモリ残量が切れると同時にカメラは落ちるでしょう。

そうならないよう、配信前はSDカードの容量はしっかりチェックが必要です。

まとめ

とりあえず、何とかしのぐ方法は見つかりましたが、歴代ハンディカムが可能としていた機能が使えなくなってしまうのは困ります。

あとはバッテリーをフル充電してみて、現象が変わるかどうかもきちんとチェックしてみようと思います。

スタンバイ状態のままだと電源を食うため、バッテリーの残量が減ってくると、勝手にパワーセーブするようになるものなのか。これも別途AC電源でつないでいるわけだから、バッテリーの残量に依存するのもおかしいのではないかと思うのですが…。

問題解決には至らなかったものの、ソニーのテクサポは、頑張って原因を調べ対応はしてくれました。その姿勢にはたいへん感謝いたします。

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