鼻が高いの意味や似たような慣用句は?どんな状況で使われる言葉なの?
ここ最近、昭和・平成・令和の時代ごとに、何かと比較するコンテンツを組むテレビ番組を多く見ます。
個人的にも楽しんでますし、平成生まれの子どもには昭和の流行りが新鮮だとかで、家族で楽しむこともあります。
昭和生まれの筆者が、番組で紹介されたことについて補足しまくると、子どもは非常にウケるんですよね。
それが非常に新鮮であり、このようなときだけ昭和生まれで良かったと思えますし、ある意味では「鼻が高い」経験ができるわけです。
そこで今回は・・・ってもう、前文で目的を果たしてしまいましたが、「鼻が高い」という言葉について若い方向けにシェアしたいと思います。
もくじ
鼻が高いの意味
まず意味ですが、
- 得意なさまである。誇らしい。自慢らしい。
- 鼻梁が高い。
という2通りあります。
自慢や誇り
1番目は冒頭で使い方の例を示しましたが、まさに自慢や誇りたいときに使います。
しかし自分自身に対して使うような言葉ではありません。
例えば、超進学校に子どもが合格したとしましょう。
そのような状況において、他人や親族が、
「親御さんも鼻が高いことでしょう」
といった感じで使います。
また親御さんが、
「子どもが合格して私も鼻が高いよ」
というケースもありますが、たぶん、周りからは嫌われやすくなります。
令和では、ほとんど「鼻が高い」という言葉を聞かなくなりました。
誇りを感じることは素晴らしいですが、自慢は鼻つまみモノですからね、鼻繋がりで。
物理的に鼻が高い(でかい)
ピノキオに代表されるように、物理的に鼻が高いという意味も当然あります。
容姿についての言及も平成から令和にかけては、非常に厳しい目がありますので、やはり「鼻が高い」という言葉を用いられにくいことでしょう。
身体に関わる慣用句
もはや使われることがなくなってきている印象です。
下手するとイチャモンつけてくる人たちもいますから、安易な発言は炎上のネタとなります。
良い意味、悪い意味、いわゆる本質を見過ごして表面的な部分を声高に叫ぶ人もいますから、面倒くさい世の中にますますなっていきます。
多様性を叫びながら許容範囲は狭まるという矛盾。
権利を叫びすぎるのもどうかと思いますね。
- 鼻が高い
- 頭が高い
- 目は口ほどにモノを言う
- 顔が利く
- 白い目で見る
- 目から鱗
- 目の上のこぶ
- 耳が痛い
- 口から先に生まれる
いろいろと身体の一部が入った慣用句はたくさんあるわけですが、意味を知らない人は、表面的な部分でしか判断できませんから非常にやっかいです。
鼻が高いの類義語
鼻高々、自慢気、調子に乗る、慢心、うぬぼれ、威張る、天狗になる・・・などが該当します。
まとめ
「鼻が高いの意味や似たような慣用句は?どんな状況で使われる言葉なの?」というテーマで、身体の一部が使われている慣用句などについてシェアしました。
慣用句は、直接、言いたいことを和らげる効果もありますが、相手によっては通じないケースもあります。
そのような時は、平易な言葉で言い換えるようにすると、ギスギスすることはありません。