雪は食べていいもの?フカフカの雪を見るとつい食べたくなる人は必見!雪を食べるリスクとは?
雪は食べていいのか?
素朴な疑問です。
夏のかき氷が大好きな人は、フカフカに積もった雪を見ると、つい口に含みたくなるのでは?
もしくはゲレンデでスキーやスノボを楽しむ人は、ちょっとした乾きを潤すために、雪を口に含んだこともあるのではないでしょうか。
一見、おいしそうな天然氷に見えますが、美しいものにはトゲや毒があると言います。
雪を体内に取り入れることによる健康上のリスクについては、あまり触れられていません。
そこで今回は、雪を食べることのリスクについて、調べたことをシェアします。
もくじ
細菌やウイルスの温床
海外の旅行会社が研究機関に委託したレポートによると、雪には、
- 小さな石や破片が隠れていることがある
- 汚染された大気を吸収している
- 細菌やウイルスの温床
という報告が挙がっています。
特に、人間や動物の生活圏における雪には、未知の病原体が含まれている可能性もあるというのです。
まあ、考えてみれば、何となく想像はつきます。
しかし、見た目からすると「雪=純粋(純水)」というイメージが持たれやすいことから、衝動的に食べてみたくなる気持ちは、わからなくもないことです。
ところが裏腹に、健康上のリスクも隠されていることがわかります。
どうしても食べたいとき
いやいや、もはや健康リスクなんてどうでもいい!
何が何でも自己責任で食べたい!
そんな人は一定数存在するかもしれませんので、百歩譲って雪を食べることを黙認するならば、少なくとも以下のような注意はして欲しいところです。
クリーンな雪を選ぶ
大抵の雪は、大気中の汚染物質や地上の汚れが混じっている可能性があります。
雪を食べる前に、できるだけクリーンな場所から雪を採取するようにしましょう。
例えば山中の川の近くなど、限定された場所に限ります。
雪解け水にする
雪を摂取するのではなく、雪解け水を飲む方が安全性は各段に上がりますが、これも状況によります。
山岳地帯では、雪解け水もクリーンである可能性が高いですが、都市部などでの雪解け水は、汚染まみれで手を付けない方が身のためです。
食べ過ぎに注意
大量の雪を食べることは避けた方が良いです。
雪は体温を下げる効果があり、凍傷のリスクもあるためです。
また、食べ過ぎると冷えすぎて体調を崩す可能性もあります。
子どもは特にNG
子どもは雪が大好きです。
豪雪地帯に住む子どもは、また違う印象かもしれませんが、滅多に雪が降らない積もらない地域に住む子どもは、雪が降っただけで大騒ぎです。
授業中に雪でも降ろうものなら、秒で授業が中断(汗)
休み時間には、我先に雪と戯れたいと考えるのが、子どもの傾向です。
そんな子どもたちは、雪を食べてみたいと考えがち。
ここは、子どもの身体を考慮、また教育の観点からも、雪に含まれているものを説明し、食べないように指導するのが大人の役目というものです。
しっかりと「雪を食べてはいけない」と伝えましょう。
雪山登山
雪山の登山では、水分補給のために雪を使うじゃないか!
そんな意見もありますが、大きな違いは「煮沸消毒」の有無です。
しかも積もっている表面ではなく、少し掘った部分を溶かします。
表面部分には不純物が満載だからです。
しかも煮沸してからコーヒーのフィルターなどでろ過するぐらい、念を入れる登山者もいます。
それだけ雪を食べることは、リスクがあるという証左です。
まとめ
「雪は食べていいもの?フカフカの雪を見るとつい食べたくなる人は必見!雪を食べるリスクとは?」というテーマで、雪を食べることについて書きました。
結論、直接、食べない方がいいです。
おいしくない(食べたんか?)