髪の毛をブラッシングすると髪が太くなり毛量アップに!毛量が多く見える理由とブラッシングのコツ

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髪の毛をブラッシングすると髪が太くなり毛量アップするそうですが、そんなことってあるの?そう思っているるあなたに、その謎について解説しましょう。また毛量が多く見える理由はなぜなのか、そのためにはどうすればよいのか、また髪を太くし毛量をアップするための正しいブラッシングやマッサージのコツもご紹介します。

ブラッシングで毛量アップ

髪の毛を櫛でとかす(ブラッシング)ときの目的ってなんですか?

ボサボサの髪をブラッシングにより整えるため。まぁ、これが一般的でしょうね。

しかし、ブラッシングは、少し違った視点で行うと、髪が太くなり毛量アップに繋がります。

ただその場合のブラッシングは、厳密に言うと、髪をとかすためのブラッシングではなく、髪の根元の地肌をブラシにより刺激することにあります。

生えてから既に伸びた髪の毛を太くするのは難しいですが、毛根に近い根本の髪は、地肌の血行を良くすることで成長が促され、その部分から髪の毛は太くなっていきます。

頭皮をまんべんなくブラッシングし続けると、血行が良くなることで太い髪の毛が育ち、しばらくすると髪全体が太くなります。

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毛量が多く見える理由

毛量が多いというと、単純に髪の毛の生えている本数が多いのだと思いがちですが、実はそれだけではありません。

毛量が多く見えるには、髪の毛1本1本を太くすることで、本数は変わらずとも全体のボリュームが多く見えるという効果が得られます。

また髪の毛が太くなると、毛根付近でしっかりと髪が立ち上がるようになります。そうすると髪がぺたんこにならず、ふっくらとした髪型になるため、毛量が多く見えるようになるのです。

成長してしまった髪を太くすることはできませんが、トリートメントをすることによって、傷んだ髪のまわりが保護され少しだけ太くハリを持たせることができます。

ただ、トリートメントは頭皮につけると髪の成長促進を妨げますので、あくまでも髪の毛のみにつけるようにし、頭皮についた部分はしっかりと洗い流すようにしましょう。

髪を育てるための正しいブラッシング法

健康的な髪の毛を育てるための正しいブラッシング方法について説明します。

髪の毛は毛根付近に血液が運ばれることで、そこから養分を得て髪の毛が育ちます。

ただ、血液は心臓から体の各部に送られるわけですが、頭皮は心臓から遠くはなれているため、なかなかそこまで行き届きません。

ですから、より心臓に近い部分から上へと、血液を送るようにブラッシングをしていく必要があります。

なのではじめは、側頭部あたりから徐々に上に向かってブラッシングを始めます。

次に襟足あたりから後頭部に向けてブラッシングします。

そして顔全面の生え際から頭頂部に向かってブラッシングします。

特に頭頂部付近は筋肉がないため、血液の流れがもともと少ない場所です。そのため高齢になるに連れ、男女ともに頭頂部付近の髪の毛が薄くなるのです。

なので、最後は側頭部、後頭部、前側のすべてから、頭頂部に向けてしっかりとブラッシングし、血液を集めるようにしましょう。

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指によるマッサージも有効

ブラシを使ってのブラッシングで頭皮の血行を良くするのも良いですが、自身の指先を使って頭皮全体をマッサージするのも髪の毛を健やかに育てるうえで有効です。

その際も、心臓に近い部分から頭頂部に向けて順番にマッサージしていきます。

髪の毛が細い人の頭皮は頭蓋骨とくっついてしまっていて、あまり頭皮が動かないことも多いです。

頭皮と頭蓋骨の間が柔らかいとその間の血流も良くなるので、優しくゆっくりと5本の指先で円を描くようにして、頭皮と頭蓋骨との間が動くようになるよう、マッサージを行っていってください。

お風呂上がりなどは皮膚も柔らかくなっていますので、そういったタイミングで行うと良いかもしれません。

肩こりは薄毛の前兆

髪の毛は心臓から送られてくる血液の中の栄養素をもとに育ちます。

しかしその手前の肩において肩こりを起こしていると、頭皮まで血液がうまく流れません。

というのも、肩こりなどの「こり」というものは、血液が滞ってしまうために起きているからです。

なので慢性的に肩こりの人は常に頭皮への血流を阻害している状態にあり、それが長く続くと髪の成長にも影響が出て、ゆくゆくは薄毛になってしまうわけです。

もちろん肩こりをしていると脳への血流も悪くなるので、仕事や勉強などのパフォーマンスも上がらず、酸素不足から慢性的に眠いといった症状も現れたりします。

肩こり程度と言って甘く見ず、しっかり肩や首を回して、肩こりが解消するように心がけてください。

髪は余った血で作られる?

髪の毛は東洋医学では「血余(けつよ)」と呼ばれています。

体内で作られた血液は、最も重要である臓器などの命に関わる部分に優先的に送られ、余った血液が髪の毛や爪などに運ばれます。

つまり、血液が余らないと髪や爪にまでは行き渡りません。よく爪や髪の状態を見ると健康状態がわかる、といわれるのもこのためです。

しっかりと栄養を摂っていると血液も十分に作られ、髪や爪まで血が行き渡ることで、爪や髪の状態も健やかでいられるのです。

歳を取ると代謝が衰え、リンパのめぐりも悪くなることから、より爪や髪などまで血が行き渡らなくなります。

適度な運動や栄養のある食事、十分な睡眠を取ることによって、代謝の衰えや筋肉量を減らさなければ、体中に血液が行き渡り、加齢による薄毛や白髪なども防げるでしょう。

まとめ

人間の体はとても良くできていますよね。

また、体の原理をしっかり理解すると、何故病気や老化現象が現れるのかといった、原因も想像がつくようになってきます。

髪の毛のボリュームがなんだか無くなってきたなと感じているのであれば、今日から頭皮のブラッシングを始めてみてください。

髪の毛は1ヶ月に1センチ伸びると言われています。頭皮のブラッシングやマッサージを3ヶ月続ければ、その頃には髪の毛が3センチほど伸びているので、髪の立ち上がりなどの変化も実感できると思いますよ。

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