子育てしながら自分たちの人生も楽しく生きる!そのためのお金の有効な使い方・考え方のコツ

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子育てしながらもお金に振り回されすぎず、自分たちの好きなこともして楽しく生きるコツをお伝えします。お金を稼ぐことは大事なことですが、何にどう使うかはもっと大事な気がします。同じ額を稼いでも、お金の使い方により「できること」「できないこと」とが出てくるからです。

子供のいる家庭でお金のやりくりに毎日苦しんでいて、「人生が楽しくない!」と思っている方、もしくは、将来結婚して子育てしたら「自分の好きなことはできないのではないか…」と不安に感じている方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。

子供がいる家庭はお金がかかるもの

まず大前提として、子供を育てるのにはお金がかかります。1人より2人、3人と多ければ多いほど、子供に掛かるお金も増えていきます。

これはどんなに国から手当がもらえて控除があっても、絶対に持ち出しのほうが多いのは当たり前です。なので、結婚しても子供がいる家庭といない家庭とでは、同じような暮らしはできません。

友人の中にも結婚しているけれど子供はいないというカップルはたくさんいます。こうしたカップルの中には、奥さんは働いていないという場合もあります。共稼ぎのカップルなんて、かなり贅沢な暮らしをしています。それぞれの年収がさほど高くなくても、DINKSはお金のうえでは最強なんです。

それと比べると、我が家のように子供が2人いると、家計は逼迫します。子育てを優先するために奥さんも扶養内で働くとなると、世帯年収だってさほど増やせません。

DINKS以下の年収で4人が生活するわけですからね(笑)。もしもDINKS並みの暮らしがしたければ、旦那の年収が最低でも1000万以上は必要でしょう。これもなかなか達成するには難しいです。

だからこそ、何にお金を使うか、どう使うかの選択が、子供のいる家庭ではとても大事になってくるのです。

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優先順位を決める

お金を上手に使ううえで最も大事なのは優先順位を意識することだと思います。

優先順位の基本は、価値観に基づいて決めます。ようは「どう生きたいか」です。

これを夫婦間でよく話し合い、共通の価値観を持つことがとても大事になってきます。当然のこと、この優先順位は各家庭により異なってきます。

この共通の価値観がないと、夫婦間でそれぞれ違うベクトルに向かって生きることになります。

そうなると、お金は様々な方向にばらまかれ、お金もなければ何も前に進んでもいない、という不毛な感じにつきまとわれます。

優先順位がはっきりしてくると、自ずと「我が家のルール」のようなものができ上がってきます。

行かない場所を決める

とかくこの世は誘惑に満ち溢れた世界です。

テレビをつければ、楽しい場所、美味しいものなどが、怒涛のごとく紹介され、欲望を刺激してきます。

これは雑誌を開いても、インターネットを見ていても同じです。

資本主義経済というのは、そもそもがそういうものなので仕方ないんです。

知らなきゃ買わなかったというものがたくさんあるでしょう。そして知らずに買えなかったものがたくさんあっても、特に困ってはいないはずです。

そういう世界のなかで私達は生きています。

価値観がはっきりしていれば、にわかに流れてきた欲望の大抵は無視することができます。それができないと、いくらお金があっても足りません。

例えば食費を抑えたければ、

  • 無意味に外食しない
  • コンビニに寄らない
  • カフェに入らない
  • コストコに行かない

といった、行かない場所を決めておくと良いでしょう。

更に、

  • 買い物リストを作ってからスーパーに行く
  • スーパーで買う予定のもの以外を見て回らない

ということをルールにすれば、余計な出費も減らせるうえ、無駄な時間を浪費することもありません。

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予算内で収める努力をする

子供がいても好きなことをして楽しく生きていたければ、毎月の予算を決め、予算内で生活する努力は必須です。

そのためには簡単なもので良いので、家計簿をつけ、何にいくら使っているのかを把握するようにしましょう。

そしてその予算を数カ月間観察してみて、予算のバランスを調整して、無理のない予算を立てることが大事です。無理なことは続かないので、多少の予備費も設け、凸凹をここで調整できるようにすると良いでしょう。

また、1年以内の大きな行事にかかる費用は予めリストアップし、将来的に子供に掛かるであろう費用(主に学費)も割り出し、毎月の予算内に割り振って準備をするようにしましょう。

そうしないと、せっかくためた貯金が行事のたびに降ろされ、いつまでたっても貯金が増えないばかりか、子供が大学などに進学するときに多額な借金を背負うことになりかねません。

毎月の収支を予算内に収めるには 行かない場所を決めるなどといったマイルールを決め、欲望に流されないための工夫をすることで、大抵は可能となります。

そうして、本当のやりたいことへの予算もしっかりと取り、規模は小さいながらも自分にとって大切なことを続けられる「資金と時間」を確保するようにしましょう。

他の家庭と比較しない

テレビやメディアからの情報による欲望の刺激も散財を招く危険性を持っていますが、人と比較することで思いがけない出費に繋がったりすることもあります。

無駄な出費を防ぐためにも、日々移り変わる「トレンド(流行)」だとか、「平均」といったニュースに、翻弄されないようにしてください。

そのためにも「価値観の明確化」や「優先順位」というものは、とても大切になってきます。

周囲の情報に安易に流されてしまうと、お金はどんどんと逃げていき、本当に使いたいものに使うことができなくなります。

隣の家が車を買い替えようと、壁の色を塗り替えようと、海外旅行にいこうと、関係ありません。うちはうち。

小学生の言う「みんな持っている」と言う言葉をアンチテーゼにし、自分はあえて「少数派でいこう!」くらいの気概を持っておいたほうが、自分らしく楽しい人生を送れるはずです。

無理をし過ぎない

ここまでで、自分の価値観や優先順位の大切さを説き、無駄なお金を使わずに自分の人生を充実させるためのコツをお伝えしてきましたが、何事にもバッファー(余裕)というのは必要です。

何が何でも自分の理想を生きようとがんじがらめにしてしまうと、これまたつまらなくなってしまいますし、人との間で生まれるコミュニケーションも失われ、そこから発生する喜びを得る機会も失ってしまいます。

なので、しっかりと自分らしく生きるための価値観や優先順位を決めたら、あとは8割程度実行できていればOKくらいに考えておきましょう。

そういった心にも余裕(バッファー)を持たせておくことで、「なかなか楽しいな」と自分の人生を感じることができるのではないかと思います。

まとめ

子供のいる家庭はお金がかかるものです。それをDINKSの生活と比べても仕方のないことです。ここは清く諦めましょう。

そのうえで、何にお金を使うか、どう使うかは、子供のいる家庭にとってとても大事になってきます。これがしっかりできるかどうかで、お金に追い回されるだけの人生となるか、大変ながらも自分のやりたいことも充実させながら生きていける人生となるかが、変わってきます。

子育てしながら自分の人生も充実させるうえで大切なのは、優先順位をはっきりさせることです。そしてこの優先順位は、夫婦間で共通認識の価値観をしっかりと決め、自分たちは「どう生きたいか」を話し合って決めることが大前提となります。

優先順位がはっきりしてくると、自ずと「我が家のルール」ができ上がるため、ブレずに生活できQOLがアップしてきます。

更にこれらを確実に実践していく上でのコツとして、

  • 行かない場所を決める
  • 予算内で収める努力をする
  • 他の家庭と比較しない
  • 無理をし過ぎない

ということも頭に入れて生活すると良いでしょう。

ただし、ルールにがんじがらめの生活も息苦しく、継続が難しいものです。80店くらいを目指し、多少心に余裕を持たせて生きるほうが、気持ち的にもラクに「なかなか楽しい人生」を感じながら生きていけることでしょう。

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