定年退職した男性が家族にまで疎ましく思われてしまう原因とは?もともと嫌われてた?
何だか哀愁漂うと言いますか、気の毒なぐらい定年退職した男性の孤独エピソードが、ポータルサイトではよく見かけます。
コメント欄を覗いてみると、いわゆる「かわいそう」的な意見はほぼ見られず、自業自得論、そら見たことか論などが多くを占めているケースばかりです。
奥さんは家政婦じゃないという言い回しも、非常によく見られる内容で、まあ、記事自体が、そう言われても仕方がないような内容ですしね。
定年退職した途端に、何もしない配偶者に嫌気が差すのは、至極当然な流れなのかもしれないですね。
妻としては、自由な時間が奪われる可能性が高いわけですから。
しかしなぜそうなってしまうのか、原因を探ってみたいと思います。
もくじ
仕事人間は評価されない時代
まず第一に、価値観が変わってきたことが、大きな原因でもあると感じます。
昭和の時代は、男性は外で働き女性は家庭を守るというのが、スタンダードな考え方でした。
その証拠に社会保険制度は、そのようなモデルで作られてますから、変な感じでしょ?
令和の今、男性も子育てするのが当たり前という考え方が浸透してますし、家事も積極的にやれよって話しになってますよね。
イクメンや主夫ですら、もう珍しい存在ではなくなるかもしれません、当たり前になっていくから。
そんな中で、「俺は家族のために仕事をしてきた!」なんてドヤ顔で定年退職されてきても、「それが何か?」「だから何?」「からの?」なんて右から左へ受け流される時代になっているわけです。
定年退職したのがエライなんて、だーれも思わないし、そんなの自己満足でしかないことに気付かないとダメですわ、令和となった今では。
定年退職後のプランが貧弱
大体、男性が考える定年退職後のプランが貧相すぎるんです。
夫婦の関係性にもよりますが、例えば、夫が妻や家族を養うために働いていると公言していたとすると、妻や家族は養われているという負い目まではないにしろ、いわゆる経済的な主導権は握られているわけですから、機嫌損ねちゃ面倒臭いということで、仕方なく「ハイハイ」と従ってきた可能性があります。
しかし残念なことに、それに気付かない夫ほど、妻から見放されるのではないかと考えます。
妻だけじゃなく、大体、家族全員から嫌われるんですけどね。
そんな浅い思考ですから、定年退職後のプランも判で押したように、
- のんびり暮らす
- 旅行に行こうと思う
- 趣味に没頭したい
という3本立て。
それぞれ自分だけが気持ちいいプランですから、共感するわけがない。
すでに嫌われてるのにwww
のんびり暮らす
この前提としては、妻も居るから身のまわりのこともやってもらえると考えているから、そう言ってるだけ。
自宅でゴロゴロしてるだけが「のんびり」なので、そりゃ激烈にうっとうしい存在と化します。
旅行に行こうと思う
子どもが成人していたとしたら、親子で旅行なんて、よほどのことが無い限りまっぴらごめんでしょう。
こういうところも想像力が働かないんですよ、働いてきたとか言ってるクセに。
家族を労うつもりなのかもしれませんが、その前提も「オレのためにやってくれて」みたいな傲慢な部分が見えるから嫌われるわけです。
趣味に没頭したい
自宅に引き籠ってチマチマやるタイプの趣味なのか、外出することが必要なタイプの趣味なのかは知りませんが、要はカネを浪費するだけの日々を送ることになります。
妻には炊事洗濯掃除をさせておいて、自分だけ悠々自適なんて、どんなに夫婦仲が良くても嫌われるのは当然です。
そもそもフェアじゃありません。
定年退職が縁の切れ目
今のうちに、自身は配偶者や家族とは良好な関係を気付けているのか、冷静に、かつ客観的に見た方がいいですよ。
多分、聞かれたら表面的には取り繕うでしょうが、それ自体が、もう嫌われかけていることですから、定年退職が縁の切れ目となる可能性は高いかもしれません。
孤独な老人なりたくなければ、どうすれば良いのか、自問自答しても答えは出せないですから、ひとりで生活できる術を身に付けておくべき。
まとめ
「定年退職した男性が家族にまで疎ましく思われてしまう原因とは?もともと嫌われてた?」というテーマで、男性の定年退職後について書きました。
配偶者や家族に偉そうな態度で接している人は、要注意ですね・・・。
参照
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