山口県の最北端の離島「見島」に行ってみたい!見島へのアクセス・観光・宿泊・フェリーなど

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山口県の最北端の離島「見島」に行ってみたいと思い、調べてみました。見島へはどのように行くのか、アクセス方法についてや、現地での観光の手段、宿泊施設や見どころなどをご紹介します。

見島ってどこ?

見島は山口県萩市に属する島で、萩市沖北北西約45キロメートルの日本海上に位置します。

山口県の最北端に位置する離島で、北長門海岸国定公園の一部にもなっています。

萩市には全部で7つの島がありますが、相島や大島、櫃島と並び、見島も今もなお人の住む島の1つです。

見島の面積は7.73平方キロメートル、島は1周18キロなので、頑張れば歩けるかなぁといった距離ですね(歩かないけど)。

島の人口はどんどん減っており、2023年の時点では662人(435世帯)にまで減少しました。

見島は渡り鳥の中継地点になっているので、バードウォッチングの聖地とも言われているそうです。

おそらく山口県民でもない限り、一般の人はあまり見島の存在を知らない人のほうが多いのではないでしょうか。

なかなか訪れる人もいないようで、2020年の見島の宿泊数は年間で585人だったそうです。1日平均1.6人…。

宿泊する人は少なく、日帰りで釣りを楽しむ人はそこそこいるようです。

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見島へのアクセスはフェリー?

そんな見島へはどうやって渡るのかと言うと、アクセスの手段は高速船「ゆりや」になります。

この高速船にはあまり大きな荷物は積めないそうです。

事前に予約をすればオートバイは運んでくれるようですが、基本的には車は萩港の駐車場に置いていく形になります。駐車場の料金は1日(24時間)で300円。

萩港を出発するとおよそ70分ほどで見島に到着します。見島には「本村港」と「宇津港」の2箇所に泊まります。

高速艇の旅客運賃は、

大人:1970円
中学生:1380円
小人:990円

です。

宿泊予定の人は、どちらの港が宿泊所に近いかをチェックしておきましょう。

萩と見島間を運航すこの高速船は、1日2往復から3往復運航されています。9~2月は1日2便、3~8月は1日に3便となっています。

見島の見どころ

見島の見どころは、

  • 見島北灯台(長尾の鼻)
  • 観音崎 宇津観音堂
  • 砂見田海水浴場
  • ジーコンボ古墳
  • 見島ダム

といった場所です。

砂見田海水浴場にはキャンプ場も隣接しているので、夏場は賑わうようです。

あとは天然記念物の見島牛がいます。ただし、見島牛は一部食用とされていますが、島内では食べることはできません。

ちなみに西洋種の影響を受けていない在来牛は、口之島牛とこの見島牛の2種類しか現存していないそうです。

見島に行った際はぜひともこの見島牛の姿は見ておきたいところです。

これといった見どころがないように思える見島ですが、やはり本州から遠く離れている小さな島だけに自然の美しさは素晴らしく、特に海のキレイさと夜空の星の美しさはたまらないようです。

また、毎年10月中旬に開催される「全国凧揚げ大会in見島」では「鬼揚子(おにようず)」という鬼の顔をデザインした大凧が上げられます。このイベントには全国から多くの愛好家が集まるそうです。

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見島の宿泊施設

見島には現在、次の7箇所の宿泊施設があるようです。

〈本村地区〉

  • 赤崎旅館
  • 岩崎旅館
  • 山内旅館
  • 旅館ひまわり

〈宇津地区〉

  • 北国屋
  • 民宿みとら
  • 民宿東京屋

島の観光手段

最後に、気になるのは見島の観光手段です。

見島へはどうも車を持ち込めない(持ち込めないわけではないと思うけど)ようです。

また、島内には路線バスやタクシーも運行していません。

そのため観光手段は徒歩か自転車のどちらかとなります。

見島の見島ふれあい交流センター(萩市見島326-12)にて、無料で電動自転車が借りれるそうです。

ただし台数には限りがあるので、確認をしておく必要があります。

また、ある人は高速艇でオートバイを島内に運び込んでいましたので、これも可能かどうか相談して見ると良いでしょう。

まとめ

見島は山口県萩市に属する島で、山口県の最北端に位置する人の住んでいる離島です。

見島へのアクセスは、萩港より高速船で70分で到着です。島には2箇所の港に停泊します。

船はシーズンにより、1日に2~3便です。

見島の見どころは、

  • 見島北灯台(長尾の鼻)
  • 観音崎 宇津観音堂
  • 砂見田海水浴場
  • ジーコンボ古墳
  • 見島ダム

になります。

夏は砂見田海水浴場が賑わうようですが、それ以外のシーズンは釣り人くらいしか来ないようです。

見島には現在7箇所の宿泊施設があるようです。

島内の交通手段は、徒歩かレンタサイクルになります。路線バスやタクシーは運行していません。

島で用意されているアクティビティなどはまるでありませんし、海で泳ぐか釣りをする以外には、なかなか観光地としての魅力も乏しいような気がします。

ただ、海と星のキレイさは群を抜いているようですので、「人のあまりいない自然の中に身を置きのんびりしたい」という人には、最適な場所かもしれません。

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