仕事や勉強に集中するための音楽 おすすめの音楽とは?自然音やBGN、ノイズキャンセリングについて
仕事や勉強に集中したいとき、音楽を上手に活用する方法があります。その際に、どんなタイプの音楽がおすすめなのかについて解説します。また、仕事や勉強に集中したいときに欠かせない、自然音やBGN、ノイズキャンセリングについてもご紹介します。
仕事や勉強に集中するための音楽
仕事や勉強に集中したい時、音楽を活用するという方法があります。
周囲が騒々しいときなど、自分自身の作業に集中するために音楽を活用するのです。
ただ、仕事や勉強に集中したいときの音楽は、どんな音楽でもいいわけではありません。
適した音楽は、ボーカルが入っていないものが良いでしょう。歌詞のある音楽はどうしても言葉やメロディに意識を奪われやすいので、集中しづらくなってしまいます。
仮に意味を理解できない外国語の曲でも、仕事や勉強時にはおすすめしません。
集中したいときのおすすめ音楽
ではどういった音楽が仕事や勉強のときに向いているかというと、1つは軽めのBGM的なものです。
レストランやデパートの中でよく聞くと小さく流れているような、あまり刺激的ではないイージーリスニング用の音楽です。
イージーリスニング用の曲はアコースティックな楽器がベースのものが多く、あまりリズムが強調されていないといった共通の特徴があります。
ボサノバやフレンチジャズ、クラシックなどが多いように思います。
よくクラシックは作業用のBGMに適しているといわれます。なかでもモーツァルトの曲は、仕事の能率が上がるといった研究結果もあるそうですよ。
自然の音や焚火の音などもおすすめ
イージーリスニング以外にも自然音も、仕事や勉強のときにはおすすめです。
川のせせらぎ音や静かな波の満ち引きの音、木々のざわめきなど。
私が個人的におすすめなのは、雨の音と焚火の音です。
雨はあまりバシャバシャと降る雨の音ではなく、静かにさーっと森の中で降っているような雨音が良いです。
まるで静かな森の中の山小屋で仕事をしているような、落ち着いた気分になります。
また、木がパチパチと爆ぜるような焚火の音も、心が落ち着くうえに、なんとなく暖かな気持ちになるので、冬場などは特におすすめのBGMです。
BGNについて
BGMとはBack Ground Musicの略で、もともとは映画などのシーンの後ろで流れている音楽を指します。
それに似た言葉でBGNというものがあります。BGNはBack Ground Noiseの略で、いわゆる雑音を小さく流すことを意味します。
たとえば、ホテルなど一見静かに感じる場所では、このBGNを流しているところも少なくないようです。
人間は全くの無音状態よりも、微妙に聞こえるか聞こえないか程度の雑音がある方が、実は心が落ち着くという研究結果があります。
そのためより快適に過ごすために、空調のコントロールとともに、優れたホテルではBGNを流しているそうです。
雨音や焚火の音、その他の自然音もある意味、BGN的要素があると思いますので、仕事や勉強のときにごく小さく流して、それをイヤホンで聞きながら作業をすると良いと思いますよ。
ノイズキャンセリングイヤホン
最近はノイズキャンセリング機能の付いたイヤホンがだいぶ普及してきています。
ノイズキャンセリング機能とは、イヤホンに内蔵されたマイクで周りの音を集め、その音を打ち消すために逆位相の音を出して騒音を低減する仕組みのことです。
音は波動で伝わるのですが、その波の波形の反対の形をぶつければ、音は聞こえなくなるのです。
カフェなどで仕事や勉強をする場合など、周囲の音がうるさいときに、このノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを使えば、騒音が軽減され集中しやすい環境が得られるわけです。
もともとさほどうるさくない家のなかでは、ノイズキャンセリングよりもBGNの方が集中力が増すように思います。
シーンに応じて使い分ければ、よりよい環境で仕事や勉強が捗るかと思います。
まとめ
私は仕事用の音楽はspotifyでプレイリストを作って利用しています。
そうすることで毎回検索しなくてもいいですし、すぐに仕事モードに入れます。
spotifyなどの音楽系サブスクには、アーティストによる楽曲以外に、自然音や焚火の音なんていうのもあります。
新しい音楽や古い音楽が楽しめるだけでなく、こうした仕事にも使える音があるのはとても便利です。
そう考えると、毎月のサブスク利用料は、恐ろしくリーズナブルに思えてきます。