5月に咲く花 代表的なものは?5月に咲く花人気ランキング 芍薬と牡丹の簡単な見分け方

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5月に咲く代表的な花や人気の花はいったい?また、5月の花を代表するよく似た花の芍薬と牡丹の見分け方や、この時期の端にまつわる面白い日本古来の言葉についてもご紹介します。

日本の5月の平均気温

4月からは春というイメージで、だいぶ暖かくなる気がしますが、5月になると4月よりも更にぐっと暖かくなります。

3月から4月にかけて、5度ほど平均気温が上昇しますが、5月は4月よりもさらに5度ほど上昇します。

ここ日本における5月の平均気温は、ここ数年は20度前後といったところです。

ちなみに、以前の日本は、5月の平均気温は20度に満たないことが大半でした。始めて5月の平均気温が20度を超えたのは1967年のことです。

それまでは15-18度程度でした。これもやはり温暖化の影響なんですかね。

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5月に咲く花

では、5月に咲く花のご紹介です。

  • 杜若(かきつばた)
  • 皐月(さつき)
  • 芍薬(しゃくやく)
  • 谷空木(たにうつぎ)
  • 蒲公英(たんぽぽ)
  • 釣鐘草(つりがねそう)
  • 庭石菖(にわぜきしょう)
  • 浜梨(はまなす)
  • 薔薇(バラ)
  • ポピー(ひなげし)
  • 山法師(やまぼうし)
  • 花見月(はなみずき)
  • ネモフィラ
  • 藤(ふじ)
  • アヤメ
  • 鈴蘭(スズラン)
  • スターチス
  • トルコキキョウ(ユーストマ)
  • 芝桜(シバザクラ)
  • ルピナス
  • オダマキ
  • カーネーション
  • 春牡丹

など

代表的なものは、これらの花のようです。

漢字で書くと読めない花もありそうだったので、かっこで読み(もしくは別名)を記載しておきました。

5月の花人気ランキング

5月の花で人気の花はいったいどんな花でしょう。

ランキングを見てみましょう。

1位:バラ
2位:カーネーション
3位:芍薬
4位:牡丹
5位:マリーゴールド

バラが1番人気なんですね。バラは種類が豊富ですし、バラを育てている人はとても多いですよね。

そして2位のカーネーションは、やはり母の日が5月にあるからでしょう。

5位のマリーゴールドは春に咲く花というよりも、わりと冬以外は一年中咲く花のようです。育てやすさが人気なのでしょうか。

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芍薬と牡丹の見分け方

芍薬と牡丹は、よく似た花として挙げられます。この2つにはどのような違いが見られるのでしょうか。

まず大きく異なる点は、芍薬は草、牡丹は木という点です。

蕾の状態も異なり、芍薬は真ん丸なのに対し、牡丹は先が尖っています。

芍薬の葉は艶があるのに対し、牡丹の葉は艶がありません。

もしも次に見かける機会があったら、このような点に注目してみてください。すぐに見分けることができると思いますよ

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」何ていう言葉、耳にしたことありませんか。

これは美しい女性の立ち居振る舞いを形容した言葉で、落語などで使われたりしますね。

芍薬や牡丹、百合という花は、男性から見るととても美しい花であるということなのでしょう。

しかし実はこの言葉、もとは漢方藥の生薬の用い方を表現した言葉ともいわれています。

と言うのも、

「立てば芍薬」の「立てば」は、気の立っている、つまりイライラしている人には芍薬の効能が。

「座れば牡丹」の「座れば」は、座ってばかりいると血流が悪くなるので、血流改善には牡丹が。

そして、「歩く姿は百合の花」には、ゆらゆらと風に揺られる、つまりフラフラしてしまう心身症の人を例え、百合の根による不安や不眠、動悸改善効果がおすすめ。

といった、各花の持つ生薬の働きを説明したのだと言うのです。

これらの花の持つ力で体調不良を改善すれば、女性も元気で美しくなれますよ、ということでしょうか。

なんだかとてもリズミカルにまとめたって、どちらの意味を取るにしてもよくできた言葉ですよね。日本にはこういったユニークなエピソードを含んだものが、結構あちこにあって面白いなと思います。

まとめ

5月は5月病のシーズンでもあります。4月に年度がスタートしてちょうど1ヶ月。慣れない地で慣れないことを始め、疲れが出始めるのが5月です。

ちょっとここらでゆっくりと心身を休めるべきタイミングなのです。GWもありますし、5月に咲く美しい花でものんびり眺めながらね。

人生は長期戦です。あんまり急いで体を壊しては意味がありません。

ぼちぼちいきましょう。

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