コンバースのオールスターには、こんなに種類の違いがあった!安いモデルと高いモデルの違い

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世界中で定番のスニーカーといえば、コンバースのオールスターでしょう。しかし日本で売られているオールスターには、実はいろいろと異なる種類が存在することがわかりました。その違いとはいったい…。安いモデルと高いモデルの違いや、おすすめのモデルなど、ちょっとマニアックなオールスターについてお伝えします。

オールスターは全部同じじゃない!

コンバースのオールスターといったら、多くの人が一度は履いたことがあるのではないかと思うほど、昔から定番のスニーカーですよね。

そんなオールスターですが、一見おなじに見えるのに、実はいくつか種類があるのをご存知でしたか?

それってメイドインUSAだったのが、そうじゃなくなったって話じゃなくて?

いやいや、違うんです。確かに、もうだいぶ前になりますが、アメリカ製だったオールスターは、アメリカでの生産が中止になり、インドネシアや中国、韓国製になりました。

それに伴い、かかとのパッチ(ヒールラベル)の部分にあった「MADE IN U.S.A.」という文字がなくなったんですよね。

なので、もしも「MADE IN U.S.A.」の文字がついているコンバースをお持ちなら、それ、今レア物ですよ!

でも、今回はその話ではなく、現行のオールスターにもいくつか種類があるという話です。

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オールスターの違いを見てみよう

では、どういった種類があるのか、という話に移りましょう。

実は、現行のコンバースのオールスターには大きく5つの種類があります。

えっ、そんなに?って思いましたよね(笑)。でも、そうなんですよ。びっくりでしょ。私もびっくりしました。

その5つは、どういうものかといいますと、

  • ALL STAR(インドネシア製・中国製・韓国製のもの)
  • ALL STAR J(日本製)
  • ADDICT Chuck Taylor(日本製)
  • 70s Chuck Taylor (通称CT70)
  • U.S. ORIGINATOR(インドネシア製)

ではひとつずつ、もう少し詳しく見ていきましょう。

ALL STAR(インドネシア製・中国製・韓国製のもの)

これが今日本で一番ポピュラーで、手に入りやすく安価なオールスターです。定価が税込み6380円。

ABCマートなど、靴屋さんでよく見かけるのがこのモデルですね。アマゾンでも5000円くらいで売られています。

何も考えずにオールスターを選ぶと、気づけばこれを購入していることでしょう。

私も何度もアマゾンで、これを買いました。

ALL STAR J(日本製)

続いてこちらは、日本製のオールスターです。日本製なんてあったの?と思われた方も多いのではないでしょうか。

実はあるんです。「ALL STAR J」とあるように、ジャパンのJが付いていますよね。

普通の靴屋さんにはあまり置いてなくて、セレクトショップなどでよく見かけます。ヒールパッチに「MADE IN JAPAN」と入っていますので、ひと目で見分けがつくと思います。

定価は税込み13200円と、普通のALL STARの2倍くらいの値段がします。

もちろんただ高いと言うだけでなく、まず素材に日本製の上質なキャンバスが使用されています。

また足馴染みもよくオールスターなのに履き心地が良い(笑)という特徴もあります。そしてオールスターなのに丈夫です(爆)。

シューレース(靴紐)もコットン100%(通常モデルは合成繊維)なので、「MADE IN U.S.A.」の頃のオールスターに近いOLDな雰囲気があります。

アマゾンで「ALL STAR J」で検索すると、見つかりますよ。

ADDICT Chuck Taylor(日本製)

こちらは「ALL STAR J」と同じ日本製なのですが、更にお値段が高く、しかも年に一度しかリリースされないモデルです。価格は税込み18700円。

また、カラーもその年ごとに出る色が限られています。ちなみに2022年のアディクトのオールスターハイは、ライトブルーとブラウンでした。

ADDICT Chuck Taylorは、1960年代のヒールパッチがまだ黒かった時代のモデルを意識して作られており、トウキャップも小さめで、当て布とアーチ状のステッチによる両サイドの補強が見られます。

中敷きのクッション性も良く、ソールもビブラム製の防滑性、耐摩耗性に優れ他ソールが使用されています。

まさにこだわりのオールスターといった感じです。

形も通常のALL STARと比較すると、しっかりしていて雰囲気があります。

ただ限定生産でもあり、あまりの人気なため、毎年発売とほぼ同時にすぐにソールドアウトしてしまいます

70s Chuck Taylor

これは一時マニアの間でとても注目された、アメリカで現在も売られているモデルです。通称CT70と呼ばれています。

その名の通り、70年代のオールスターがベースとなっています。

ただ、日本でオールスターを扱うコンバースジャパンとの契約上、CT70は日本で販売できません。

そのため海外から輸入する業者などもあったようですが、最近はこれも禁じられているようで、アメリカのCT70を取り扱う会社も、日本への輸出はしてくれなくなっているようです。

雰囲気はまさに昔のオールスターといった感じで、黒いヒールパッチやフロントに入るアーチ状のステッチなど、アディクトとも似たデザインをしています。

価格も85ドル(11000円程度)と、さほど高くなかったのでとても良いのですが、輸入できないのでは仕方がありません。残念。

サイズ感は他のモデルよりも1サイズ大きいです。つまり、「MADE IN U.S.A.」時代のサイズ感です。

今のインドネシア製オールスターは、US製時代と比べて、1サイズ小さくなりましたからね。

U.S. ORIGINATOR(インドネシア製)

こちらは日本企画のもので、通常のALL STARをアメリカンヴィンテージテイスト化したものです。

そうすることで、昔のオールスターのような雰囲気が出ています。

トゥや周囲のラバー部分が艶出しされ、少し黄ばんだ感じになっているところなどは、雰囲気があってよいですね。

また、コットンシューレースが採用されているので、パッと見は「MADE IN U.S.A.」時代のオールスターに見えなくもないです。

価格は税込み7700円とお手頃価格。アマゾンでも購入できますので、「ALL STAR US COLORS HI」で検索してみてください。

お買い得なモデルはどれ?

一番お買い得なのは、普通のALL STARですね。セールで5000円程度で買えるというのは、やはり魅力的です。

色違いで買うなんて言うのも、オールスターならではの楽しみだと思います。

そして、ちょっとオールスターにはこだわりを持っているというのなら、「U.S. ORIGINATOR」を狙ってみるのもいいと思います。

こちらも税込み7700円なら、セールを狙えば普通のALL STARとさほど変わらない値段で手に入れられるでしょう。

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マニアも納得なイチオシはこれ!

マニアにイチオシはCT70です!と言いたいところですが、手に入らないのでは仕方がありませんよね。

というわけで、「ALL STAR J」か「ADDICT Chuck Taylor」かというところでしょう。

ただ、「ADDICT Chuck Taylor」も入手が難しいのと、好みの色がリリースされるとは限らない点を考えると、「ALL STAR J」ですかね。

しっかりした丁寧な作り込みなので、税込み13200円は、まぁ妥当な価格だと思います。

私も次は、「U.S. ORIGINATOR」と「ALL STAR J」とを買ってみて、履き比べてみようかと思っています。

まとめ

たかがオールスター、されどオールスターですね。

コンバースのオールスターは、元々がカジュアルで安価なスニーカ-なわけですから、ここに大金をはたくというのも、元の趣旨からすると違うかなと思います。

なので、手頃な値段で購入でき、普段履きでてこそがオールスターの良さかなと思っています。リーバイスの501と同じ感覚ですね。

ちょっと今回はマニアックでした(笑)。

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