マイホーム購入時のヤバイ考え方3つ!不確定な要素やリスクの見通しが甘い人とは?

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夢のマイホームを手に入れることは、多くの若い夫婦にとっては人生の中でのハイライトのひとつです。

購入層として多いであろう30代の夫婦にとっては、理想とするライフスタイルに合った、新しい住まいでの暮らしを望んでいると考えます。

しかし実行前には、さまざまな手続きや準備が必要です。

マイホームの計画は、楽しみに満ちたものであるべきですが、同時に潜在するリスクや不確定な要素に対する適切な対策を講じることも考えなくてはなりません。

今回は、マイホーム購入時に陥りがちなヤバイ考え方について、シェアしたいと思います。

金利だけでローンを選択

マイホームの購入を検討する際、住宅ローンの金利は大きな焦点です。

ところが金利だけを重視すると見過ごしてしまうポイントがあります。

金利以外の要素にも目を向け、将来にわたる支払いの全体像を見極める大切さは忘れてはなりません。

なぜなら、金利だけでは実際の返済額を正確に予測することは難しいからです。

低金利でも返済期間が長ければ、最終的には高額な利息が蓄積されてしまいますし、わずかな金利差でも返済期間が短ければ、総返済額は大幅に変わります。

そもそも住宅ローンには、固定金利と変動金利を選択しますが、今は変動金利が非常に人気があります。

ただし変動金利は、市場の変動に合わせて金利が変わる可能性を忘れがち。

変動幅も予測できないからこそ、繰り上げ返済も片隅に入れて、返済計画を練るべきです。

その他にも住宅ローンには金利だけでなく、付帯サービスや手数料も検討の余地があります。

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将来の見通しが楽観的

安定した収入を得続けるためには、良い会社で地道に働くことが、昭和と平成の通説でした。

ところが平成の後半から現在まで、正社員雇用ですら満足な収入が得られていないケースも出ています。

定期昇給も見込めない、ボーナスは削られていく、早期退職を暗に促される、役職任用に年齢制限があるといった企業では、将来の見通しも厳しくなります。

また働き方の多様化で、いわゆる組織に属さない人も増えている状況で、収入の安定よりもストレスなく働くといった方にシフトする人も少なくありません。

昔のように年功序列で勤続年数とともに年収が増えるしくみは、もう過去の遺物です。

そんな状況で、ローン返済シミュレーションの収入予測においては、まったくアテにならないと考える方が適切と言えます。

しかし返済だけは、ほぼ確定されるため、いざ、何らかの影響で収入が激減すると、せっかくのマイホームを手放す事になり兼ねません。

収入の柱を増やす努力が必要です。

子どもは将来、3人ぐらい欲しいから二階建てで、3人それぞれの部屋を用意したという設計も、無駄になってしまう可能性が高いです。

子育てのコストも考えず、増してや子宝というような不確定な要素を見込んだ設計は、現実的ではありません。

ランニングコストが見えてない

マイホームを所有する場合は、固定資産税をはじめとしたランニングコストがが発生します。

時間が経過するにつれて定期的に、屋根や外壁の塗り替え、設備の修理や交換なども必要になってきます。

さらに住宅の保険料、引っ越し費用や家具や家電の購入費用も初期段階のみかもしれませんが、予算に組み込んでおくべきです。

早期返済を考えて繰り上げ返済する場合は、金融機関によっては手数料の負担を求められます。

また金利や収入の変動によっては、借り換えという手段もありますが、やはり手数料が必要になります。

当然、生活費や食費、通信費などの支出項目や金額は、以前とは異なる可能性があります。

新しい環境での暮らしは、生活水準も変わると考えて、綿密な家計の収支を予測することが肝心です。

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庭の手入れは大変

広い庭が欲しいと考えるのは、決して悪いことではありません。

子どもの遊び場、バーベキューなどの団らんの場として機能しますから、憧れる心理は理解できます。

が、そのような庭の手入れは、想像以上に大変です。

新築時のような状態を維持し続けるならば、毎月のように、草むしりをはじめ芝生や植栽の手入れは欠かせません。

少しでも手を抜くと雑草が生い茂り、虫が沸き、他人の敷地に枝が進入します。

進入してきた枝は、民法233条の改正によって条件次第で所有者の許可なしに切断して良いことになりましたが、そもそも近隣トラブルの温床になりやすいのです、庭と言うのは。

マメな性格でなければ庭の維持は大変です。

まとめ

「マイホーム購入時のヤバイ考え方3つ!不確定な要素やリスクの見通しが甘い人とは?」というテーマで、マイホーム購入時のヤバイ思考について書きました。

ごく当たり前と言いますか、どの媒体でも言われていることではありますが、何よりも数千万円の借金を背負うことに、躊躇が無いという思考が一番怖いです。

しかも、返済できるという、根拠不明な自信・・・。

予言者か占い師ですか?

参照

民法 | e-Gov法令検索

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