年金の疑問 年収による年金受給額の違いについて 月20万受け取りたい場合の年収はいくら?

将来の年金に対して、素朴な疑問がいくつかあるかと思います。そんな年金に関する疑問のいくつかについて、お伝えしたいと思います。 年収による年金受給額の違いや、月20万の年金を受け取りたい場合の年収など、あなたの年金に対する期待と不安とが、これではっきりすると思いますよ。

年金の種類

年金と一言で言っても、実はいくつか種類があります。

主に私達が年金という場合は、国民年金か厚生年金のことを指す場合がほとんどです。

しかしその他に、

確定給付企業年金(DB):企業が従業員に対して行う年金。通称企業年金。毎月掛け金を積み立て(給与から天引)、企業に運用してもらい、将来的に給付額を支給する。

確定拠出年金(DC):掛け金を加入者が自らが運用する年金。運用成績により将来の給付額は変わってくる。企業型(企業型DC)と個人型(iDeCo)とがある。

国民年金基金:自営業者などの国民年金の第1号被保険者が、任意で加入できる追加制度。

厚生年金基金:厚生年金に加入している第1号被保険者が、任意で加入できる追加制度。現在は終了。

これらの中では、最近では個人型の確定拠出年金(iDeCo)に注目が集まっています。

また、個人事業主や小規模事業者は、小規模企業共済に加入して、将来の年金として利用している人も多いようです。

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国民年金の満額受給条件と受給額

国民年金は主に自営業者が加入する年金で、収入の大小にかかわらず、毎月一定額を払います。現在は月額16590円です。

40年間払うことで満額受け取ることができ、その額は月におよそ64000円です。この年金だけで生きて行くには、かなり厳しいと想像されます。

故に自営業者の中には、自分に対し給与を払うという仕組みを設けるために、会社化し厚生年金が取り扱えるよう社会保険に加入したり、国民年金基金や小規模企業共済を利用することも多いようです。

また個人事業主の場合は定年年齢は自分で決めることができるため、収入を落とさずに65歳以降も働き続けることができます。

年収200万円だと年金はいくらもらえる?

ここから主に厚生年金の話になります。

では、企業に勤め厚生年金に加入している場合、年収が200万円だとすると、将来の年金受給額は満額でいくらになんるのでしょうか。

年収200万円の場合だと、老齢基礎年金64000円と老齢厚生年金36000円とで、およそ月に計100000円の受け取りとなります。

月10万円で生活するのは、かなり倹約しないと難しいでしょう。いかに住居費を抑えるかにかかってくるかと思いますので、この場合、持ち家のほうが有利だと思われます。

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年収1000万円だと年金はいくらもらえる?

では、年収が1000万円だとすると、将来の年金受給額は満額でいくらになんるのでしょうか。

年収1000万円の場合だと、老齢基礎年金64000円と老齢厚生年金152000円とで、およそ月に計216000円の受け取りとなります。

月に20万以上もの年金が受給できて、更に家を所有しているなら、年金だけでも問題なく生活していけそうです。

年金を月20万受け取りたいなら年収はいくら必要?

年金を月に20万受け取るには、どれくらいの年収が必要になるか考えてみましょう。

まず、老齢基礎年金がおよそ月64000円なので、20万円から引くと、老齢厚生年金が136000となる必要があります。

この額は、約年収800万円の場合に該当します。

年収800万円以上の割合は、全体のおよそ9%しかいません。しかも生涯に渡り800万円以上を稼ぎ続ける人など、殆どいないに等しいと言えるでしょう。

つまり、年金が月に20万円あるという人は、ほぼいないということになります。

厚生年金の受給額に上限ってあるの?

年金額を決める標準報酬月額には1等級から32等級まであります。月給が635000円以上になると、等級は最大の32等級となります。

また、年金に反映される標準賞与は150万円が上限で、かつ、年に3回までとされています。

なので、年収1212万円以上でマックスの条件を満たし、この場合の厚生年の受給額は年間でおよそ370万円、月に換算すると30万ちょっとということになります。

つまり年金の受給の上限額は月30万くらいとなります。

65歳以上で働き続けた場合、いくら稼ぐと月の年金支給額がゼロになる?

65歳以上になっても働き続ける場合、月の収入が47万円を超えると、年金の一部または全部が支給停止となります。

つまり、月の給与と年金の月の受給額の合計が47万円を超えるかどうかを、考えながら働くことが重要です。

場合によっては年金などあてにせず、47万円の壁など気にせず、もっとガンガン稼ぐというのも良いと思います。

まとめ

年金に関する期待と不安は多少これで解決したでしょうか。

年収が少ない場合と多い場合とで、どれくらいの違いがあるのか。

また、厚生年金をもらうにしても、なかなか月20万はもらえない現実だとか。

少し年金の実態のようなものが、見えたのではないかと思います。

だとしたら、今のうちに何をするべきなのか、次はそれを考えて、行動に移していくとしましょう。

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