夏に家の中で現れる害虫の種類と対策 基本はニオイ対策が大事に 感染症の原因となる衛生害虫に注意

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夏に家の中で現れる害虫の種類と対策についてご紹介します。夏は1年で最も虫が発生する季節です。基本的にはニオイによって虫は集まってきますので、部屋の中でニオイの発生源を断つことが大事です。また、害虫の中でも感染症の原因となる衛生害虫には、特に注意しましょう。

夏は1年で最も虫が多い時期

夏は1年で最も虫が多い時期なので、そのぶん害虫も増えてきます。

虫は湿度と温度の高い時期に活性化しますので、5月ころの湿度が上がり始めたくらいから増え始め、7月・8月が虫発生のピークとなります。

アウトドア以外にも家の中での虫の発生も起こります。虫嫌いな人はもちろん、衛生面からも十分な対策が必要です。

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屋内で発生する夏の害虫について

では、屋内で発生する夏の害虫について見ていきましょう。

夏に屋内で発生する主な害虫には、

  • ゴキブリ
  • ダニ
  • クモ
  • ショジョウバエ

などがあげられます。

特に、ゴキブリ、ダニ、蚊、ハエは「衛生害虫」といって、感染症の原因となる病原体を持ち込んだりアレルギーの原因となる害虫です。

これらの虫を家の中で見つけた際には、確実にやっつけるようにしましょう。

ちなみに、ショジョウバエとは俗に言うコバエのことです。

夏の屋内害虫対策

上記であげた害虫以外にも家の中に入り込んだり発生する害虫はいますが、基本的に害虫対策は一貫して次のことを基本とします。

  • 家の中を清潔に保つ
  • 布団や枕などを天日干しする
  • 湿気を防ぐ
  • 外との隙間をなくす
  • ダンボールや紙類を置いておかない
  • ベランダや家周りをきれいにする
  • 外出後に家に入る時に注意する
  • 洗濯物の取り込み時に注意する

特に気をつけたいのが害虫を呼び寄せるニオイです。

このニオイの発生源となるものは、

  • 生ゴミ
  • すすいでいないお酒やビールの残り
  • 常温で置かれている野菜や果物

生ゴミはビニールなどに入れ、しっかりと口を結んで早めにゴミに出すようにしましょう。三角コーナーやシンクのゴミが溜まる部分も要注意です。

飲み終わったアルコールの缶は、放置せずにすぐにすすぐようにしてください。

常温で野菜、特に果物を置いておくと、知らぬまに夏の暑さで熟れて腐りはじめます。するとすぐにコバエなどが寄ってきますので注意しましょう。

発生した害虫用に殺虫剤も事前に用意しておくこともお忘れなく。

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その他の害虫対策

害虫の好きなニオイを断つ対策以外には、

  • こまめな部屋掃除
  • 換気により湿気を防ぐ
  • ダンボール・紙類の処分
  • 家の周りの清掃

といった対策があります。

部屋の中のホコリは人間の皮膚や垢などが混じっており、これらをエサにする害虫は少なくありません。

また、湿度の高いところに虫は集まりやすいので、まめに換気を行い、湿気の吸いやすいダンボールや紙類は極力家の中に溜めないようにしましょう。

布団や枕は人間の汗や皮脂、垢などを吸っていますので、ダニの温床となりやすいです。ダニは熱に弱いので、定期的に布団や枕を天日干しするようにしてください。

家の中だけでなく、ベランダや庭なども定期的に掃除をし、蜂などが巣を作っていないかチェックをするようにしてください。

雑草が生い茂っているとそれだけ虫も集まってきますし、水たまりなどには蚊が卵を産みますので、適切な処理をしましょう。

まとめ

夏は1年で最も虫が多い時期なので、その分だけ家の中に害虫が発生する頻度も高まります。

夏に屋内で発生する主な害虫は、ゴキブリやダニ、クモ、蚊、ショジョウバエなどです。

中でもゴキブリやダニ、蚊、ハエは、感染症の原因となったりアレルギーを引き起こす「衛生害虫」ですので注意が必要です。

夏の屋内害虫対策は、とにかく衛生的にすることです。そのためにはマメな掃除、モノを減らす、換気が大事になります。

また害虫はニオイに集まってきますので、生ゴミや飲み終わったアルコールの缶、常温での野菜・果物の放置は厳禁です。

またダンボールや紙類は湿気を吸いやすいので、家に溜め込むのは避けましょう。

布団はダニの温床になりやすいので、シーツ類はまめに洗濯し、布団や枕は天日干しをしてください。

ベランダや庭の掃除も怠らず、蜂が巣を作っていないかチェックをしましょう。

雑草が生い茂っていたり水たまりなどがあると、蚊が卵を産みます。適切な処理を行うようにしてください。

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