FXはやらないけど知識としての投資方法を再確認!昔流行った通貨スワップで1日1万円を再現!

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昔、ほんの少しだけFXに手を出したことはありましたが、もう随分と状況が変わっているようです。

収支についての詳細は割愛しますが、為替というものについての勉強にはなりましたし、お蔭で外貨への投資についても抵抗感はありません。

当時は、中期的な保有を前提に、通貨スワップに着目してコツコツと差益を積み上げるという手法が流行ったのです。

ところが今は、ツールによる自動判断での利確回数勝負といった印象があります。

ということでFX投資はやりませんが、知識ぐらいはアップデートするための記事となります。

FXは流行ってる?

FX自体は今も流行ってるんですかね?

アフィリエイト制度も根強くあるようですが、まず、紹介制のアフィリエイトに手を出していい人は、FX界隈の知識や経験、さらに成果が十分で集客力に長けた人だけ。

月収ウン百万稼ぎました、という陳腐な宣伝文句に心踊らされてフラフラと申し込んだ瞬間から、負けが確定します。

ネットで何らかの利益を出したことがない人が、扱えるものではありません。

オンカジ同様、人を紹介して、紹介した人がたまたま登録したとしても、その人がバンバン取引しないと、手元にお金が入ってこないしくみです。

ゆえに紹介してナンボの世界で、ある意味では、いかに子を増やすかということがポイントになります。

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昔のFX投資で1日1万円

もう20年近く前のFXで、ちょっとしたブームになったのは、通貨スワップに着目して1日1万円を獲得しようというものでした。

この頃は、ある程度の資金があれば、少なくとも1日5,000円ぐらいは、積み上げることは可能だったのです。

しかも低いレバレッジでよかったので、参入自体の障壁も高くはありませんでした。

中心となるのは、日本円を軸にした、米ドル、豪ドル、オーストラリアドルにユーロというラインナップ。

当然ながら、当時と今では受け取れるスワップの相場も変わっているでしょうから、この手法は、ほぼ通用しないと考えて良さそうです。

スワップの意味

ここでFXにおけるスワップの意味を説明しておきます。

よく使われる言葉としては、

  • 金利スワップ
  • 通貨スワップ
  • スワップポイント

になります。

金利スワップ(Interest Rate Swap)

異なる金利を持つ二つの通貨(同じ通貨でもよい)で行われる取引です。

通常、この取引は固定金利と可変金利を交換することによって行われます。

具体的には、一方の当事者は固定金利を支払い、もう一方の当事者は可変金利を支払います。

これにより、双方の当事者は金利リスクを管理し、予測可能な支払いを行うことができます。

通貨スワップ(Currency Swap)

通貨スワップは、異なる通貨で資金を調達するための取引です。

この取引では、通常2つの当事者が一定期間にわたって通貨を交換し、将来的な特定の日付に元本を元通りに戻すことを約束します。

異なる通貨の金利や資金調達条件に対するリスクを軽減するために使用されることがあります。

スワップポイント(Swap Point)

通貨スワップや金利スワップに関連して発生する金額のことを指します。

通常、スワップポイントは、通貨ペアごとに異なる金利差や市場の需要と供給に基づいて計算されます。

ポジションを保有し続けることで、スワップポイントはトレーダーにとって利益またはコストとなります。

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1日1万円のスワップポイント

当時流行った通貨スワップを利用した、1日1万円を獲得するという手法について、ざっくりと説明します。

大体、前述のスワップの意味を理解すれば、自ずと判るとは思います。

例えば、米ドル1万通貨分(約150万円相当)を買いポジションで保有するとします。

FX会社をざっと眺めると、1日約200円がチャリンチャリンと入り込んで、年間では約7万円となります。

10万通貨なら年間約70万円という単純計算です。

定期預金より明らかに効率的。

米ドルより高い金利の通貨に投資すると、より高いスワップポイントが得られます。

1日1万円を得るとしたら、メキシコペソとか南アフリカランドを選択肢て、レベレッジをどこまで許容できるかということになります。

それだとチャンスがありそうです。

1日1万円をシミュレーション

1ランドは日本円で約8円で、取引の相場としては1万通貨が単位ですから8万円で、スワップポイントは大体、20円前後。

もし前述の米ドルに近い金額で、ランドを買いポジションで保有すると、

  • ランド:8万円相当で約20円/日、年間約7千円
    ↓20倍
    ランド:160万円相当で約400円/日、年間約14万円
  • 米ドル:150万円相当で約200円/日、年間約7万円

約2倍のスワップポイントが得られます。

後はレバレッジをどこまで許容できるかですね。

米国と南アフリカの政策金利の変動や情勢といった、国のリスクが通貨に反映しますから、そうしたリスクもどこまで呑み込めるかも判断のしどころです。

わかったのは、現代のFXで1日1万円のスワップポイントは、かなりハイリスクと言えるかもしれません。

単純計算してもわかりますよね?

まとめ

「FXはやらないけど知識としての投資方法を再確認!昔流行った通貨スワップで1日1万円を再現!」というテーマで、FXのスワップについて書きました。

いやいや、ひょっとしたらと思いましたけど、甘かったですね1日1万円は。

スワップポイントにばかり目を向けると、為替の変動に目が向かなくなって、判断が遅れたら積み重ねたスワップポイントが台無しということもあります。

だけど前言撤回して、FXでのスワップ狙いもいいかなと思い始めました。

定期預金とか外貨預金より、ランドを保有したほうがマシなような・・・。

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