ゴーヤの下茹で時間 下処理と茹でる方法で苦味が軽減?鮮度を保ちながら保存する方法の紹介
ゴーヤの美味しさを引き出す下茹での方法をご紹介します。苦味を軽減するテクニックや鮮度を保ちながら便利に保存する方法などもお伝えします。栄養価の高いゴーヤです。苦味をコントロールして、上手に活用してみてください。
もくじ
ゴーヤの美味しさを引き出す茹で加減のポイント
ゴーヤといえば独特の苦味が特徴的な野菜ですが、下茹ですることにより、その苦味を程よく引き出し食べやすくすることができます。
ゴーヤの適切な下茹で時間は、通常は1~2分がおすすめです。茹で過ぎるとゴーヤは柔らかくなりすぎてしまい、食感が損なわれてしまいます。
しかし反対に茹で時間が短すぎると、苦味が残ります。なので、ゴーヤを茹でる時はパスタを茹でる時のように、アルデンテのような程よい食感を目指すと良いでしょう。
ゴーヤを下茹でする際は、次のポイントに注意しましょう。
- ゴーヤをよく洗い、茹で加減を均一にするために、大きさを揃えて切ります。種を取り除くことで苦味が緩和されます。
- 鍋に十分な湯を沸かし、塩を少量加えます。
- 沸騰したお湯で好みにより1~2分茹で、湯で上がったゴーヤは氷水の入ったボウルに入れて急速に冷やします。これによりゴーヤの鮮やかな緑色を保ち、食感も良くします。
なお、ゴーヤを茹でたあとの茹で汁には、実はゴーヤの栄養素がたくさん溶け込んでいます。
なのでこの茹で汁は捨てずに、スープや煮物に活用することをおすすめします。
ゴーヤを鮮度を保ちながら上手に保存する方法
ゴーヤは夏の野菜ですが、自分で作ると一度にたくさん収穫することになり、意外と余ってしまうということががあります。かと言って、毎日ゴーヤばかり食べるのも、さすがに飽きてしまいますよね。
そんなときは、下茹でと冷凍をうまく活用して鮮度を保ちながら上手に長期保存することをおすすめします。
ゴーヤを下茹でしたら、茹で汁をしっかりと切ります。冷凍の際には水分がゴーヤについていると、凍った際にゴーヤの味が落ちやすくなりますので、しっかりと水を切りましょう。
茹で上げ水を切ったゴーヤは、ラップやジップロック等の冷凍用保存袋を使って、一度に調理しやすい量ごとに個別に包んで冷凍します。
冷凍した袋には日付を書いておくことで、冷凍の期限の目安を把握できるとともに、先に冷凍したものから利用する際の目安となり便利です。
こうすることで、夏が終わってもゴーヤを長い期間保ちながら、必要な分だけ取り出して、便利に利用することができます。
ゴーヤの苦味をコントロールしておいしさを引き出す秘訣
ゴーヤは健康に良い成分を含む一方、その苦味が調理を難しくしていると感じているかもしれませんね。しかし、ゴーヤは下茹でにより苦味をコントロールすることができます。
ゴーヤの苦味の主な要因は種にあるので、苦味が苦手な人はまずはよく種を取り除きましょう。
ゴーヤを切る前にしっかりと種を取り除きます。種を取り除く際は、スプーンや包丁の背を使って丁寧に取り除きましょう。
ゴーヤは熱湯に入れて1~2分下茹でしたら、すぐに氷水の入ったボウルに移して急冷することで、苦味を抑えることができます。
ゴーヤは緑色が濃くイボが小さいものは苦味が強いとされています。苦味が苦手な方は、ゴーヤを選ぶ際に色が薄くてイボが大きめのものを選ぶようにすると良いでしょう。
ゴーヤの栄養価と下茹でについて
ゴーヤは栄養価の高い野菜であり、ビタミンCが豊富な野菜でもあります。しかしビタミンCは長時間加熱してしまうと、分解されて失われてしまいます。
それを避けるためにも、ゴーヤを調理する際はさっと下茹でをすると、その後に長時間炒めたりせずとも火が通りやすくなるため、調理によりビタミンCを失いづらくなります。
ビタミンCは免疫力の向上や美肌効果など、夏バテ対策やスキンケア対策にも非常に効果があるので、ぜひゴーヤの下茹でを活用して効果的にビタミンCを摂るようにしてみてください。
まとめ
ゴーヤは下茹でを行うことで苦味を軽減することができます。
ゴーヤの下茹で方法は次のとおりです。、
- ゴーヤをよく洗い、半分に切る。
- 種をスプーンなどを使ってしっかりと取り除く(種が苦い!)
- 茹で加減を均一にするために、大きさを切り揃える。
- 鍋に十分なお湯を沸かして、塩を少量加える。
- 沸騰したお湯で1~2分茹で、その後すぐに氷水の入ったボウルに入れて急速に冷やす。
こうすることで、ゴーヤの苦味を程なく抑え、かつ食感を保つことができます。
また、下茹でをすることで火の通りが良くなるため、炒め物の場合でもゴーヤの持つ栄養素を損なうことなく調理することができます。
ゴーヤを似た後の煮汁にも、ゴーヤの栄養素が溶け出していますので、捨てずにスープなどに活用することをおすすめします。
ゴーヤはビタミンCが豊富なので抗酸化作用があるため、夏バテ予防や夏のスキンケア対策にもバッチリです。
下茹でしたゴーヤはしっかりと水を切り、ラップや冷凍用保存袋に入れて冷凍することで、長期保存できます。
ゴーヤは緑が濃く小さいものは苦味が強いです。反対に色が薄くイボが大きいものは苦味が少ないと言われています。
ゴーヤを選ぶ際の基準として覚えておくとともに、下茹でで上手に苦味をコントロールしながら、ゴーヤ料理に活用してみてください。