シニアの習い事人気ランキング 高齢者が習い事を始めるときのおすすめと選び方について
シニアの習い事人気ランキング(ジャンル)をご紹介。皆さんどんな習い事をしているのでしょうね。また、シニアや高齢者が習い事を始めるときのおすすめジャンルや、習い事の選び方についてのポイントなどもご紹介します。いつまでも興味のあることに挑戦して、楽しい毎日を送りましょう!
もくじ
シニアって何歳から?
シニアの習い事ということですが、その前にシニアって何歳から?という疑問が湧いたかと思いますので、そのあたりの説明からしましょう。
まず年配者を表す言葉には、
- 高齢者
- シルバー
- 老人
- お年寄り
- シニア
などという言葉あります。
これを若い順に並べると、
- シニア
- シルバー
- 高齢者
- お年寄り
- 老人
という順になるそうです。
この中で最も若いのがシニアとなるのですが、WHO(世界保険機構)では65歳以上を「シニア」と定めています。
日本老年学会では、65~74歳を「准高齢者」、75~89歳が「高齢者」、90歳以上を「超高齢者」としており、世間的には(主にビジネス業界では)、60歳以上を「シニア」としている感があります。
シニアの習い事人気ランキング
では、シニアに人気の習い事ランキングを、ご紹介していきましょう。
- 語学
- パソコン
- 運動
- 伝統文化
- 楽器
1位の語学では、英語を中心に中国語や韓国語を学ぶ人が多いようです。特に女性は韓流ドラマの影響から、韓国語を学ぶ人が増えています。
韓国は近いので、韓国語を学んで旅行に出かける、という目標を持つのも良さそうですね。
2位のパソコンですが、退職後のコミュニケーションにとSNSなどを活用とする人もいたり、これまで苦手で避けていたけど、町内会の仕事で仕方なくワードやエクセルを習い始めたなんていう人もいるようです。
インターネットで買い物ができるレベルを身につけると、ずいぶんと生活でも役立ちますし、サブスクの活用などパソコンの使い方は少し覚えると便利な上に倹約につながるものも多いので、頑張ってほしいと思います。
3位の運動は、ヨガやストレッチを始める方、またトレッキングなどの山登りを始める方も多いようです。これからバリバリ身体を鍛えようというよりも、健康的でケガをしない体作りを目的としている方が多いようです。
4位の伝統文化には、書道や華道、茶道のほか、着付けを学ぶ女性も多いです。生活に少し時間ができ、家に親の着物があるという方は、ご自身が着物の似合う年令になったことや、丁寧な暮らしに憧れて、着物に興味を持たれる方も少なくないようです
5位の楽器では、ピアノを学ぶ方、もう一度ギターなどを手に取りバンド活動を始める方なども。ピアノは1人で楽しめるうえに、両指先を動かすのでボケ防止にもなるという理由で始める人もいるようです。
シニアが習い事を始めるときの選び方
シニアが習い事を始めるうえで、選び方のポイントをお伝えします。
まず、なによりも大事なのが、「自分が楽しめるものを選ぶ」ということです。
次に、続けるための費用を考える必要があります。
毎月払う月謝の他に、道具などが必要な場合は、予算はどれくらい必要なのか、始める前によく調べましょう。
また、グループで行う習い事の場合、月謝や道具意外にも、イベントなどでお金がかかることもあります。
そういった全ての経費を割り出し、予算的に続けられる範囲であるかをよく検討してから初めてください。
何かを始めたいけど何をすれば良いか迷ったら、
- 以前趣味としてやっていたもの
- ずっと挑戦してみたかったこと
などから考えてみると良いでしょう。
いきなり本格的に始める前に、体験コースのようなものがあったら、そういったものにいくつか参加してみることをおすすめします。
習い事自体が面白いと思えるかどうかも大事ですが、レッスンを受ける教室の雰囲気や先生とのマッチングもとても大事なので、そういった点を確認するためにもいきなり申し込まずに1日体験をさせてもらいましょう。
シニアの習いごとでおすすめは?
シニアが習い事を始める場合は、レッスンを受けるための外出の有無も考慮する必要があります。
教室までの往復が大変なものや、荷物が多くて車が必要といった場合、無理なく通えるかどうか、物理的・体力的な観点から考えることはとても大切です。
シニアへのおすすめの習い事にはどんな物があるかというと、正直何でも良いのですが、会社を退職してしまうと人とのコミュニケーションが減りますので、人との接点が減った方は多少人と接する機会のある習い事が良いでしょう。
グループで一つのことをやるものだけでなく、陶芸教室や絵画教室のように、その場に集まって各自が作業するといったものでも、通ううちに自然と顔見知りもでき、コミュニケーションが生まれます。
よく、友達を増やしたければ、「1つの外国語と、1つのスポーツと、1つの楽器をやると良い」と言われています。
これは、外国語やスポーツ、楽器をそれぞれ何かしらかじることで、世界中の人と共通した話題が生まれやすいからです。
なので、この3つの中でこれまで経験してこなかったジャンルにチャレンジしてみる、なんていうのも良いかもしれませんね。
まとめ
今はYouTubeでも様々な学習系コンテンツが充実しています。
どんな習い事が面白そうか探すには、YouTubeはとても便利です。
また、気に入ったYouTuberの講師などがいたら、概要欄などをチェックしてみると、普段はレッスンをしていたり、場合によってはオンラインレッスンが可能なんていう場合も少なくありません。
今は習い事をする上ではとても良いインターネット環境がありますので、そういったものを活用してみるのもおすすめです。