退職届と退職願の違いとは?一身上の都合で退職する際に知っておきたい一般ルール

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転職が活況になって、定年まで一社に勤め続けることだけが人生ではなくなりました。

逆にキャリアアップするなら、1社に留まることの方がリスクです。
視野が狭くなるからです。

年収もスキルも上昇するきっかけでもある転職のチャンスを捨てるなんて、勿体ないにもほどがあります。

キャリアアップが理由でなくても、体調面や家族のことを理由に退職することも、全く恥ずかしいことではありません。

自分の人生を会社なんぞに振り回されてはイカンのです。

そこで今回は主に自己都合退職について経験を基にした一般的なルールなどをシェアしたいと思います。

自己都合退職までの日々

退職の意志を友人知人に表明することは、慎重を期するに越したことはありません。

いろいろ意見を届けてくれますが、経験上、退職の経験のない人の意見は聞かない方が無難です。

例え親兄弟や親族であってもです。

当然ですが推測や理想、妄想が入り混じっていて全く参考にならないどころか、退職後の人生など持論をぶつけてくることもあるのでムダに時間を浪費します。

もし自己都合退職経験のある人が周囲にいないときは、ネット上で情報を収集します。

転職するにしても事業を起こすにしても、先人の知恵と経験は貴重です。

自己都合退職まで、できるだけ今後のプランを自分で設計しておくことが、重要になります。

独り身なら自分の意志を再確認し、すでに家族がいるのなら妻や子の理解を得ることが重要です。

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退職願と退職届の違い

退職の目途が立った時に、上司に退職の意志を告げることが一番最初のステップです。

意志を告げるタイミングで渡す書類が「退職願」になります。

あくまでも、この時点では会社に退職を願い出ただけですので、もう会社とは縁が切れたと考えるのは早計です。

却下の可能性もわずかながら残っているからです。

しかし業務の様子など問題ないようでしたら、いずれは了承されることになるでしょう。

退職が確定した後に、会社の書式に則って提出するのが「退職届」です。

また会社に伺いを立てることなく、強い姿勢で退職の意志を表示する場合は退職届を提出します。

退職届を会社が受理した時点で退職決定となることを覚えておきましょう。

  • 退職願:退職の意思表示
  • 退職届:退職を会社の書式で提出

退職願と退職届の書き方

退職願または退職届には、一応のフォーマットがあります。

会社が準備しているとは思えないので、自分自身で作ることになります。

パソコンでの作成も構わないのですが、自筆文書だと本気度という点での伝わり方が違ってくるので、手書きがオススメです。

縦書き、横書きのどちらでも構いません。

ネット上で配布されている無料のテンプレートを利用すると時間短縮になりますし、間違った書き方をすることも無くなります。

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まとめ

退職届と退職願の違いや知っておきたい一般ルールについて書きました。

経験上、日程通りに退職できるとは考えない方が良いかもしれません。

引き継ぎや給与計算の締めなど、そこは人事部門と所属部署との調整が必要になります。

退職が決まると気持ちもスッキリしますが、上司や同僚の接し方が微妙に変わってくるのも面白いです。

参考:退職願・退職届の書き方と例文(テンプレート付)|タウンワークマガジン

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