ランニングスピード(走るペース)について分かったこと ジョギングが辛いから楽しいにシフト
ジョギングのスピードについて、自分の中で思い違いをしていました。その問題が解決して以来、本当の意味でのジョギングを楽しめるようになりました。辛いことが楽しいことに。体の問題だけでなく、実は考え方ひとつで状況は変わるのだということを、お伝えしたいと思います。
もくじ
ジョギングをしていて思うこと
私は週に3日ほどジョギングをしており、毎回同じ距離を走り続けています。
目標はフルマラソンに出場することではなく、主に体力アップと体型維持が目的です。
走り始めた当初は、いま走っている距離の半分ほどしか息が続かず、走り切ることができませんでした。もともと長距離走は得意な方ではなく、持久走なんて大嫌いな人間です。
しかし続けているうちに、少し持久力が付いたのか、当初よりは長い距離を走ることができるようになりました。と言っても、さほど長距離でもありません。時間にすると20分程度なので3キロくらいでしょうかね。
以前よりは体力が付いたと自覚し始めたら、今度は少し早く走れるようになりたくなり、少しペースアップを試みるようになりました。しかし、そうすると走るのがとても辛い。段々と走るのが苦痛になります。
でも走っていると早い人はいて(あたりまえ)、私より年配の方だったり女性の中にも私を追い抜いていく人がいます。
どうすればもっと早く、そして長く走れるようになるのか、いつもそんなこと思いながら走っていました。
ジョギングは早く走ればいいわけではなかった!
ある人は、もう年齢的に走るのはやめてウォーキングの方が体に負担がかからないからいいんじゃない?といいます。
確かにウォーキングも健康には良いと思いますが、いまいち自分の中では体力アップにはつながらないような気がしています。
ウォーキングで健康維持はできるかもしれませんが、今より心肺機能を鍛えることができるかと言うと、やはり多少体に負荷を与える必要があると思うからです。
そんな時に、もっとゆっくりとラクなペースで走るべきという情報を得ました。
続けていれば、少しずつ早くなれる
ゆっくり走っていては、速く走れるようになるわけない!そう思ってしまいますよね。
しかし、ゆっくり走る代わりに、もっとたくさんの距離を走るべきだと言うのです。そうすることで、いつしか少しずつ速く走れるようにもなるのだと。
心臓がドキドキして、呼吸も辛いくらい速いペースで走るのではなく、目安は息切れせずに会話することができるくらいがいいのだそうです。なるべく心拍数を上げないで走るのだそうです。
確かに、私が走っているときにも、たまに女性が二人で話しながらゆっくりと走っているのを見かけたことがあります。
あんなに話ができるほどのんびりペースで走っていて、意味あるのかな?と思っていましたが、正にそれこそが理想的なスピードだったとは!もうびっくりです。
ジョギングに対するイメージがガラリと変わりました。
そして私が気づいたこと
それからはもう、他人と走るスピードを比べることはやめにしました。女性に抜かれても構いません。私は私の目的のために走ることにしました(本来そうだったはず)。
走っている最中は、ひとりいろいろと考えたり自問自答したり、景色を見渡したりして、赴くままにもごもごと(声には出しませんが)、心の中で1人会話をしながら走るようにしています。
そうするようになってから、以前よりも走り切った後に体が息切れで倒れそうなほどきつくなったりはしませんし、第一、走ること自体が精神的につらくなくなりました。
走った後に体がとてもきついと、走り始めに毎回覚悟のようなものを必要とします。
しかし今は、ジョギングは気分転換に出かけるようなものとなり、それでいて走ったあとの充実感と体力アップの効果(ダイエット効果もあり)も得られ、非常に有意義な時間となっています。
ジョギングとは名前の通りJOG(楽しむ)ものなのだと、やっと気づけた気がします。
これなら楽しみながら、今後距離も伸ばしていけそうです。