半導体をわかりやすく簡単に子どもでも理解できる解説記事がないので基礎知識のみインプット
半導体という言葉は常にメディアで見聞きしていますが、実はなんとなくというレベルで本当の理解は、自分自身で疑問です。
どういうものなのか、何に使われているのか、どのような種類があるのか、といった部分については深掘りしていませんでした。
モヤモヤしていたこともあり、今回は半導体について不勉強だったことを反省し、基礎知識ぐらいは定着させようとして書くことにします。
もくじ
半導体とは何か?
半導体は物質の一種で、電気を通す性質があります。
ところが金属やプラスチックとは違い、電気が通るのは一部分だけという特徴を持つものが、半導体と言われるものの正体です。
ゆえに電気の通り方を制御できるという点が、半導体の可能性を大きくしています。
半導体は温度や光の影響を受けやすいことから、これらの要素によって電気の流れを変化させることができます。
少しだけ踏み込むと、電気の伝導性が中程度の物質のことで、通常、固体の結晶構造を持ち、主にシリコンやゲルマニウムなどで作られます。
半導体にはN型とP型の2つの種類があり、それぞれ異なる特性を持ちます。
- N型:電子が主要
- P型:正孔が主要
ここはめっちゃ難しいので省きます(汗)
そういう種類があるというレベルで据え置きますので、興味がある方はご自身でインプットしてください。
半導体のニーズ
スマートフォンやテレビ、ゲーム機など、日常的に利用しているものには、半導体が内蔵されています。
これらのデバイスでは、半導体が信号の処理や情報の記憶、電力の制御などを担当しています。
また、コンピュータやインターネットも半導体に支えられており、高速な演算やデータの転送が可能です。
これからはAI(人工知能)やロボットなど、未来のテクノロジーの発展においても重要な役割を果たすことが期待されています。
ゆえに世界的で半導体のニーズが高まっていることから、関連する企業の株価が軒並み上昇中です。
それにより半導体技術の進歩も加速し、より高性能なデバイスや効率的なエネルギー利用が可能になると予想されています。
さらに、半導体の微細化や新しい材料の研究開発によって、より革新的なアプリケーションが生まれることも期待されています。
世界的半導体メーカー
ChatGPTをはじめ、爆発的な利用と開発がすすむAI業界においては、半導体の量と質が市場シェアに影響します。
そこで半導体を供給している世界的メーカーである、
- インテル
- サムスン電子
- TSMC
について、それぞれ簡単に説明しておきます。
インテル(Intel)
インテルは、アメリカ合衆国の半導体メーカーであり、世界最大の半導体企業の一つです。
主にマイクロプロセッサ(CPU)の製造に特化しており、パソコンやサーバーなどの高性能なコンピュータに広く使用されています。
長年にわたり革新的な技術と高いパフォーマンスを提供してきたことから、コンピュータ業界での信頼と影響力を持っています。
サムスン電子(Samsung Electronics)
韓国の多国籍企業であり、幅広い電子製品を手がける大手メーカーです。
半導体部門では、メモリチップ(DRAM、NANDフラッシュメモリ)やロジックチップ(プロセッサ、ASIC)の製造に注力しています。
高品質な製品と技術革新により、市場での競争力を保ち続け、半導体業界でトッププレイヤーとしての地位を築いています。
台湾積体電路製造(TSMC:Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)
台湾の半導体製造会社であり、世界最大の半導体ファウンドリ(受託製造メーカー)です。
他の企業や設計者から設計された半導体デバイスの製造を受け持ち、高品質な製品を提供しています。
最新の製造プロセス技術の開発や先進的な製造能力を持つことから、多くの大手テクノロジー企業の信頼を得ており、半導体業界において非常に重要な役割を果たしています。
特にTSMCについては、ソニーグループと共同で、熊本県に進出したのは記憶に新しいのではないでしょうか。
まとめ
「半導体をわかりやすく簡単に子どもでも理解できる解説記事がないので基本知識のみインプット」というテーマで、半導体について書きました。
ともかく半導体という物質は、今後、世界的にニーズが高まり続ける可能性があり、半導体メーカーはウハウハということですね。
国内の半導体関連企業も、就職先としては優良案件でしょうから、安定を求める人は要チェックですね。
参照
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー (TSMC)
TSMCの日本国内向け採用サイト