秋バテの症状と対処法・夏バテとの違い 秋バテに効く食べ物は？サツマイモは秋バテ予防にも最適！

秋バテの症状と対処法について解説します。夏バテとの違いや秋バテに効く食べ物もご紹介します。なかでもサツマイモが秋バテ予防には最適な理由もお伝えします。

秋バテとは

秋バテは、秋に感じる体調不良のことで、次のような症状が見られます。

• ふだんよりも疲れやすい
• 頭痛やめまい
• 食欲不振
• 集中力の低下
• 寝汗をかく
• 口や喉が渇く

なぜ秋バテが起こるのか、その原因はというと、

• 気温と湿度の変化
• 日光の減少
• 免疫力の変動
• 食事の変化
• 運動不足

などが関係していると言われています。

特に夏から秋へと季節が移り変わることで、気温が下がり湿度が増加します。この環境の変化に適応できず、体調不良を引き起こします。

また、秋になると日照時間が短くなり、日光を浴びる機会が減少することで、体内時計やホルモンバランスに影響が出て、眠気や疲れを引き起こすとされています。

夏バテとの違い

夏バテは、高温多湿による脱水が主な原因で、疲労感やめまい、食欲不振、頭痛・吐き気・下痢・便秘などを起こします。

また、夏の暑さで食欲が減退し、栄養不足にも陥りやすく、そこに脱水症状が重なることで一気に夏バテを起こします。

夏バテと秋バテでは原因も症状も異なり、夏バテは水分補給が重要であり、秋バテはバランスの取れた食事と充分な睡眠が必要となります。

秋バテを解消するにはどうしたらいいですか？

秋バテを解消するには、

• 温めのお風呂で体を温める
• 室温や服装に注意する
• 食事に気を使う
• 睡眠をしっかり取る
• 運動をする

といったことがあげられます。

夏の間はシャワーで済ませがちですが、秋は38～40℃のお風呂に10～30分ほど浸かるようにしましょう。寝る間に入浴すると寝付きも良くなるので、良質な睡眠を得られやすくなります。

また、気温も下がってくるので、1枚羽織れるものを持ち歩き、体温調節できるようにしましょう。

少し回復したら、運動をすることで筋力アップを図り、冬に備えて免疫力を高めましょう。

秋バテに効く食べ物

秋バテは夏に冷たいものをたくさん摂った影響が少なからずあります。そのため、体を温めるものを積極的に食べると良いでしょう。

ショウガや根菜類、イモ類は体を温めてくれる食材です。また、ビタミンB群は疲れをやわらげます。豚肉や納豆を積極的に摂りましょう。長芋などのネバネバするものも、胃腸の粘膜保護や疲労回復に良いおすすめ食材です。

秋の味覚の中では、

• サツマイモ
• カボチャ
• サンマ

が秋バテにはおすすめです。

サツマイモが秋バテに効果あり！

秋に美味しいサツマイモですが、秋バテ対策にもピッタリの食材です。

サツマイモには秋バテに効くビタミンB1やビタミンB2が含まれており、疲労回復やストレス緩和の効果があります。

またサツマイモにはみかんに匹敵するほどビタミンCもたくさん含まれています。しかも加熱してもビタミンCが壊れにくい形で含まれているため、どんな調理法でもOKです。

その他、カリウムやカルシウム、リン、鉄、カロテンといった栄養素も豊富に含まれています。

サツマイモが美味しい秋の季節、たくさん食べて秋バテを解消してください。

まとめ

秋バテは夏から秋へと季節が移り変わるなかで、気温が低下して湿度が増し、環境の変化に適応できずに体調を崩してしまう症状です。

また秋になると日照時間も短くなり、日を浴びる時間が短くなることで、体内時計やホルモンバランスが崩れ、眠気や疲れ・だるさを引き起こします。

秋バテを解消するには、次のことに注意しましょう。

• 温めのお風呂で体を温める
• 室温や服装に注意する
• 食事に気を使う
• 睡眠をしっかり取る
• 運動をする

特に体を内側から温めることと、十分な睡眠を重視してください。

秋バテに効く食べ物には、体を温める効果のあるショウガや根菜類、イモ類がおすすめです。また、疲れをやわらげるビタミンB群が豊富な豚肉や納豆も、胃腸の粘膜保護や疲労回復に効果のある長芋などのネバネバ系の食材もおすすめです。

秋の味覚の中では、サツマイモ、カボチャ、サンマがオススメですが、特にサツマイモはビタミンBやビタミンCが豊富に含まれている他、カリウム、カルシウム、リン、鉄、カロテンといった栄養素も豊富なので、秋バテにはぴったりな食材です。