積雪が見込まれるときの電車通勤はリスクを伴うことが多い!停車で缶詰の時にできること
投稿としては寒波シリーズを続けていますが、積雪時の公共交通機関での移動は、やむを得ない事情があるとは言え、リスクは高くなります。
そのリスクとは、
- 途中停車
- 長時間の待機
のほかにありません。
なぜか電車に至っては、他のトラブルに関しては迅速なイメージがありますが、こと途中停車においては、何時間も待たせるという悪い癖があるように感じます。
たまたま筆者は電車トラブルに遭遇したことは、過去に1度しかありませんが、そこまで待たされなかったのが幸いです。
この時はどうすれば良いのか、できることを考えてみました。
もくじ
過去に遭遇した電車トラブル
在来線ではなく新幹線の話で、特に積雪が原因ということもないため、例にはならないかもしれません。
ただしトラブルという意味では同じなので、ここに書いておきます。
トラブルの原因は電気系統でした。
停車駅で何度か点検を繰り返し、挙句、新大阪駅で乗り換えを促される始末。
その乗り換えの新幹線はすでに待機していて、ホームの向かい側に歩くだけで良かったのですが、たったこれだけのことでも多少の不安が募りました。
結果として1時間ほどの遅延で済みましたが、積雪による停車を想像すると、とても大変だということがわかります。
しかし乗客としては、まな板の上のコイ状態ですから、鉄道会社の成すがままというのは辛いものがありますね。
能動的に動けないのはストレスが蓄積されます。
積雪による停車
京都市山科区のJR山科駅では、琵琶湖線の立往生によって閉じ込められた乗客で大混雑した模様。
線路を歩いてきた人もいて、現場の迷走ぶりが伺えます。
こうなるとどうしようもありません。
電車内での缶詰は、いくら暖房が効いているとしても、混雑具合によっては体調に異変を感じる人も少なくないでしょう。
とにかく缶詰にしていることは非常に良くないと想像しますが、他の救出手段がないということも一理ありそうです。
自動車でも迎えに来れない場所で停車すれば、そこに留まるしかありません。
線路を歩いたところで、何を目的地にするかも当然、鉄道会社からの指示は無いでしょうから、自分の決断で動くしかないでしょう。
さらにドアは勝手に開けられるのかという問題もありますし、線路を歩いている途中で事故やケガの恐れもあるわけです。
鉄道は便利ではありますが、途中停車だけは、良いアイデアが浮かびませんね。
諦めて耐えるしか方法はなさそうです。
特急サンダーバートも停車
特急のサンダーバードも前述のJR山科駅の付近で停車した模様。
原因は線路のポイントの切り替えができなかったということです。
恐らく雪で凍結して動かなくなったのでしょう。
職員が手作業で雪かきをするも全く追いつかない状況なのか、数時間も缶詰にされた挙句、しんどくなったことで車外に出たいと申し出ても「乗客全員の宿泊先予約が完了するまでは降車できない」と拒否されたという。
いやいや体調が悪くて、その場を逃れたいってあるじゃない?
精神的なやつで。
しかも数時間も車内にいるならトイレ問題などもある。
そういった状況をまずは改善してやれよって話ですよ。
さらに車内アナウンスでは、「降りていただく際には自己責任で」という旨が流れたらしく、JRの闇と言いますか投げやりな体質が見えた感じです。
ようは勝手な行動には責任持ちませんよって話ですが、それでも結構。
閉塞された狭い空間にジッと待たされるよりは、行動する方が希望が見える場合もあるというものです。
降車する場合
もちろん降車する時間帯にもよりますが、土地勘が無い場合は、思い切って民家に助けを求める手段もあります。
もちろんお礼は絶対にしなければなりませんし、身分も明かすことは前提です。
途中で運よくタクシーが見つかれば拾えばよいですし、ヒッチハイクもダメもとでやってみることもありかと。
それよりも無理して電車に乗車するのではなく、現地で宿泊できる場所を探して、1晩を越した方が一番良いのではないかと思います。
出張帰りでも旅行帰りでも、筆者の場合なら、まず、出先での宿を確保して、動かないと決断することでしょう。
いろいろ周りから言われても命を守るのは自分しかいませんからね、この状況では。
まとめ
「積雪が見込まれるときの電車通勤はリスクを伴うことが多い!停車で缶詰の時にできること」というテーマで、積雪時の電車の利用について書きました。
途中停車の予測は難しいと思いますし、さまざまな事情を抱えているからこそ、乗車するのでしょうが、あまりにもリスクがでかいです。
特に、今回のような寒波だと、止まる可能性を考えなきゃならない可能性は高かったのかもしれません。
JRの対応が良いか悪いかは別にして、乗らない、その場に留まる(宿泊する)という選択肢は無いのでしょうか。
キップが勿体ないとか言ってる場合じゃない。
参照
【大雪】JR京都線で立ち往生した新快速の乗客がSOS「満員で5時間。助けて」|社会|地域のニュース|京都新聞