ユニクロ製の学校制服 採用検討の学校 制服費用などのメリット 準制服として導入済み学校も

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ユニクロ製の学校制服が登場し、採用検討の学校や、既に準制服として導入されている学校があるそうです。そんなユニクロの制服の費用やメリット・デメリットなどについてお伝えします。

ユニクロの学校制服

ユニクロが学校制服の販売に乗り出したようですね。

ユニクロならではのシンプルなデザイン、品質の良さ、それに加え、低価格ということで、とても注目されているようです。

中学・高校の学校制服は、その学校ならではのデザインが導入されているところが多く、一目でどこの学校かわかるようなところが多いと思います。

しかし、夏用と冬用の2種類を用意する必要があり、これが結構値段が高いんですよね。

私も自分の子供たちの制服を購入しましたが、最近では大人のスーツの方がよっぽど安いです。

しかも、成長期とあって背も伸びる時期なので、初めからやや大きめの制服を買ったりして、なんだか体に合っていないダブダブな制服を着せるのを、少し可愛そうだなという思いでいました。

それでもすごく背が伸びる子などは、結局途中で買い替えたり。また、男子などはやんちゃ盛りだから、ズボンを破ったりして、また購入したりなんて、けっこう出費が痛いんですよね。

とくに入学時は制服以外の物も買いそろえなくてはならず、かなりの額を学用品代に使います。

公立の学校でも学校指定の制服や体操着、カバンなどは、なぜかやたらと高いです。

そんなときに、ユニクロの学校制服のニュースを見かけました。

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採用検討の学校

早速、ユニクロの制服を採用検討している高校が、埼玉県に現れたそうです。

その高校とは、埼玉県さいたま市北区にあるさいたま市立大宮北高校です。

まだ導入はしていませんが、来年の2022年4月からユニクロの制服の採用検討をしているそうです。

ただし、これまでの制服も併用可能とし、ユニクロの制服との選択は各家庭に委ねられます。

ちなみに、ユニクロの制服の場合、既存の制服と比べると、およそ3分の1の価格で購入できるそうです。

準制服として導入済みの学校も

大宮北高校のように来年度から導入検討というのではなく、既に準制服としてユニクロの制服を導入している学校があります。

それは、

三重県鳥羽市立鳥羽東中学校
三重県鳥羽市立長岡中学校

です。

実はこの2校、中学校統合が行われ、新たに制服の変更を予定していたそうです。

そんな中、制服検討委員会を設け幅広い意見を募ったところ、これまでの詰襟&セーラー服からブレザーに変更したいとの声が多く集まったそうです。

また、昨今のジェンダーの点からも、ブレザーなら女子もパンツを選びやすくなるといった、多様化にも対応がしやすいということもあります。

現在は、式典などの特別な日を除き、制服の代わりの準制服として、ユニクロの制服が採用されているとのことです。

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ユニクロ製の学校制服のメリット

このように注目され導入が徐々に始まっているユニクロの学校制服ですが、どんなメリットがあるでしょうか。

やはり一番は、価格の安さでしょう。公立と言えど、入学時には制服を含めると10万円以上の費用が掛かります。これについては経験者として、あまりに高すぎると感じていました。

制服だけでも3分の1の価格に抑えられるのなら、大助かりです。3年間を1揃えの制服で賄おうと、大き目の制服を買う必要もなく、子供にも体に合った制服を選ぶこともできます。

また、学校へは毎日同じ制服を着ていくわけですから、替えのパンツやスカートもできれば用意したいところです。これも価格が安ければ、ハードルが低くなりますよね。

とにかく、価格の安さは最大のメリットかと思います。

それと、ユニクロは店舗が多いので、制服を買いに行きやすいという点もメリットしてあるかと思います。

制服は都市部でさえも取り扱っている店が限られており、非常に買いづらい印象があります。その点ユニクロ製なら、近隣店舗で購入できますし、ネットからも注文できるので、そういったわずらわしさがないのが良いと思います。

逆にデメリットはないかというと、やはりこれは学校ならではの制服デザインがなくなってしまうところでしょう。

しかしこれに関しては、その制服のデザインが気に入っているのなら良いのですが、反対にダサくていやなだと感じている子にとっては、プレーンなデザインの制服に代わることはむしろラッキーと感じるかもしれませんね。

最近の高校などでは、シンプルなブレザースタイルの制服を導入しているところも多く、そういった学校ではいくつかある制服メーカーの中からデザインの異なるものを自由に選べるところも多いように思います。

また歴史の長い学校では、伝統的とはいえ今の時代にマッチしていない制服を、シンプルなブレザースタイルに変更する学校も多いです。

こういった点から考えてみると、ユニクロの制服も十分にアリかと思えますし、なんならユニクロの方に少しバリエーションを増やしてもらい、学校によってどのタイプならOKといった選択肢を設けるのもよいかと思います。

高校になると私服の高校もあります。制服に関しては各自考えは異なるでしょうから(高校を征服で選ぶ子もいます。私もそうでした)、ここはどれが正解というのは、一概には言えないことかと思いますが。

まとめ

子育てって、本当にお金がかかります。なので、個人的には制服が安くなるなら、ユニクロ製に大賛成です。なんなら、体操着やジャージ、通学のカバンなどもユニクロ製でいいと思っています(笑)。

その分の浮いたお金で、好きな部活や習い事などをした方がよっぽど子供も幸せかと。お金がかかるので入部をあきらめたという話は、周りでも当たり前に耳にしますから。

お金が潤沢にある家庭ならあまり気にならないかもしれませんが、子供にかかる生涯の学費って結構な額になります。人生の3大費用の1つですから。このさき塾や大学に行くとなるとなおさらです。

また、女子がパンツスーツを選びやすくなる面も良いかと思います。就活生など女子のパンツスーツ姿を見かけますが、中高生でも個人の意思でこうしたパンツスーツが選べるようになるなら、多様性への対応といった面からいっても、とても画期的なのではないかと思います。

反対に、なぜ今までユニクロが制服作らなかったのだろうと思ってしまいました。もちろんユニクロでなくてもいいんですけど(笑)。そういった質と価格とデザインのバランスが取れているところであれば、無印良品のような企業でも良いと思います。

今後はそういった方向にある程度シフトしていくのではないかと、なんとなくですが思っています。

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