【ホワイト離職】ブラック企業は辛いから嫌!ホワイト企業はユル過ぎて嫌!どないせーちゅーねん!

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ブラック企業を嫌がる人は多いですから、減って欲しいとは思いますが、昨今、ホワイト企業についても嫌だ言い出した若者が増えつつあるとか。

どないせーちゅーねん・・・

ブラック企業を避けるのはわかります。

下手すると命取られますから。

ゆえに、プライバシーやらハラスメントやら、ギャースカと喚き散らした層のお蔭で、ホワイト企業が増えた印象です。

昔ながらの根性論で指導という名の罵詈雑言だけの上司は、総スカンどころか排除されるという、良い時代となりました。

ですが、やさしい上司では云々と、言い出される始末。

今回はホワイト企業の何が不満なのかを探ってみました。

ホワイト離職

ホワイト企業という概念については、一定の基準を付けることは難しいですが、個人的な感覚としては、

  • 給与水準が高い
  • 福利厚生の質が良い
  • 残業がない
  • 休日が多い
  • 有給を取りやすい
  • 上司や同僚が穏やかである
  • 若くても責任ある仕事を任される
  • 転勤は強制じゃない
  • 飲み会は強制じゃない
  • 交通費はしっかり出る

といったところでしょうか。

これだけ揃っていれば、居心地よいとは思いますし、スキルや能力を伸ばし放題とも言えます。

が、なぜか「ゆるすぎて不安」と感じる若者が増えているのです。

いわゆる「ホワイト離職」です。

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ホワイト離職の理由

端的に言えば、このまま在籍していても成長が鈍化する不安を抱えた若者、そのほとんどは入社2.3年ですが、そのように感じるというのが大きな理由です。

仕事は順調、上司や先輩との人間関係も悪くない、取引先とも円満で、待遇にもさほどの不満はないのもかからわず・・・。

満足度は高いが、キャリア構築について不安があるというのが、言い分なのかもしれません。

どういったときに、キャリア構築の不安を覚えるのか?

あくまでも推測ですが、個人的な経験も踏まえると、

  • このままだと成長できないのではないか
  • 他部署や他の企業では通用しないのではないか
  • 友人・知人・同期との差が開くのではないか

そのような焦りにも似たものが渦巻くものと考えます。

実績の弱さ

前述したようなホワイト離職に行きつく背景には、焦りにも似た不安があるという前提であれば、実績がないことへの恥ずかしさもありそうです。

例えば、キャリア構築の近道は転職ですが、堂々と実績と言えるものがなければ、不利とまでは言わなくても明らかにハンデを背負うことになります。

人柄で採用ということは、もう、ほとんど期待できない時代でしょうから、確固たる実績を持った上での転職活動で、ようやく土俵に上がれます。

もし、そのようなことで悩んでいる若手がいたら、会社側としては評価したところを明確に伝える努力が必要です。

それが実績であるという言葉を伝えて。

とは言え入社2.3年目の若手が得られる実績は、大きくないことのほうが多いのではないでしょうか。

ましてや売上や成果報酬のような数字で現れる職種でなければ、履歴書や職務経歴書に書き表しにくいことは否めません。

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成長速度は人それぞれ

成長の速度は人それぞれです。

仮に、若手の頃に高い実績を挙げたとしても、職場や環境が変われば、それはもう過去のもの。

実績よりはスキルや能力を磨くことが、優先すべきことではないのかなとも考えます。

職場が変わっても通用するスキルや能力とは何かを考えて、それを研ぎ澄ませることが若手のころには必要なのではないかなと。

会社の仕事で成長が期待できないのなら、副業などで自己研鑽するしかありません。

まとめ

「【ホワイト離職】ブラック企業は辛いから嫌!ホワイト企業はユル過ぎて嫌!どないせーちゅーねん!」というテーマで、若手社員の不安について書きました。

ホワイト企業では成長機会を奪われる不安を持つ若手が多い、というところだけを切り取って、「厳しくすれば良いのだな」と考えるのは愚の骨頂です。

そのようなホワイト企業や上司が居たら、やはり去るべきなのかもしれません(汗)

参照

「ホワイトすぎて」退職って本当? 変化する若者の仕事観 – ITmedia ビジネスオンライン

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