【遺骨どうするか?】お墓以外の納骨堂・海洋散骨・自然葬・樹木葬・永代供養が人気
お墓参り、行ってますか?
筆者は自慢ではありませんが、もう20年以上は、お墓参りの記憶がありません。
そもそも、どこにあるのかさえ知らないのです(汗)
正確には覚えていないですし、どうやら両親がいろいろと画策して、場所を移動したとかで、もう、ごちゃごちゃです・・・。
それでいて「後は頼むぞ」って、呆れてモノが言えません。
そんな状況ですから、まともな話し合いも通じず、こちらも知らぬ存ぜずで相手にしてないわけです。
そんなこともあって娘や奥さんには、そんないい加減な態度を取りたくないので、自身の将来の居場所について考えることにしました。
もくじ
家族が楽に供養できるのがベスト
これまでの供養というのは、お墓参りが典型な方法でしたが、時代とともに多様性が出てきました。
よく聞かれるのは、
- 納骨堂
- 海洋散骨
- 自然葬
- 樹木葬
などによる永代供養です。
自宅で遺骨の一部を保管するということも、今の時代なら珍しくありません。
さすがに骨壺をモロに置くわけではなく、粉骨してアクセサリーに入れておくような方法がポピュラーです。
結局、家族に負担のないような方法が、今は人気になりますね。
永代供養の費用
気になるのは永代供養の費用。
とは言え、新しく墓地を取得して墓石を購入するとなると、少なく見積もっても100万単位のお金が出ていきます。
それと比較すると断然格安なのは言うまでもありません。
しかも永代供養は1日に数回のお経など、運営しているお寺や霊園、宗教法人によって内容も費用もさまざまですが、完全放置じゃないところが良い点です。
もし迷っているのなら、葬儀会社に相談すると良いでしょう。
いろいろと繋がりがあるはずですから、紹介を受けられる可能性もあります。
お墓を処分する墓じまい
これまた面倒なのが墓じまいです。
もう管理する人もおらず、お世話を託す人もいないとなると、どこかで墓じまいの話しも出てくるのではないでしょうか。
- 遺骨の取り出し
- 墓石の撤去・処分
- 墓地の原状回復(更地にする)
- 使用権の返還
これらは勝手にできないことになっていて、法律上、行政手続きが必要です。
誰が中心となって実施するのか、費用の分担はどうするか、関係者が多いほどモメます・・・。
モメ事が多いから仲良くと言う
昔から家族みんな仲良く、兄弟姉妹仲良くと耳にタコができるほど言われ続けているのは、将来、モメるイベントがたくさんあるからなんですよ。
墓じまいもそうですが、相続なんて極論すると既婚者の場合は両親と義両親で都合4回も関わるわけです。
義両親の相続に関しては直接的ではないにしろ、配偶者のモメごとに巻き込まれるのは避けられない可能性も。
だから仲良くって教えられるわけですが、モメるんですから、最初からモメないように事前に話しを付けておくのが、去り行く者の務めだと思うのですけどね。
だから終活や相続の話しを持ち掛けると「縁起の悪いこと言うな」とか激怒するなんて、本来は筋違いなわけです。
誰が、その時になって動くのか、面倒見るのか、世話するのか?
わからせることも必要なのでは?
年取ると我がままになって、周りの迷惑なんて考えない人が多いですからね。
やさしいだけでは家族のためにはならない。
まとめ
「【遺骨どうするか?】お墓以外の納骨堂・海洋散骨・自然葬・樹木葬・永代供養が人気」というテーマで、いろいろな視点で言いたいことを書きました。
いやホント、家族間でモメるイベントって、多いですよね。
最悪は、何もかも放棄が逆にスッキリするかもしれません。
相続放棄のことも頭に入れておくことも重要です。
参照
墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号) |厚生労働省