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新紙幣はいつ発行される?描かれる人物の紹介 新紙幣に変わる理由には偽造防止と脱税対策が関係?

新紙幣はいつ発行されるのでしょうか。新紙幣に描かれる人物のおさらいや、新紙幣に変わる理由についてもお伝えします。新紙幣発行には偽造防止対策以外に、タンス預金と脱税対策とが関係しているとのことですが…。

新紙幣はいつから

24年度の上期(4~9月)に発行されるとされていた新紙幣ですが、2024年の7月にも発行されるという発表がありました。

日本の紙幣のデザインが一新されるのは、2004年以来の20年ぶりとなります。

意外と早いインターバルでデザインが変わるのだなと感じました。

このインターバルでいくと、一生の間に紙幣のデザインが3~4回は変わるのを、経験することになりますね。

新紙幣に描かれる人物について

今回の新紙幣に描かれる人物については、既に発表がある通りの御三方です。

改めて紹介すると、1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎です。

それぞれどういった人物なのかと言うと、

渋沢栄一は日本の実業家です。

農民から明治政府の官僚にまで上り詰め、官僚を辞めた後は、日本初の銀行(第一国立銀行、現在のみずほ銀行)を設立しました。

その後も銀行を拠点に様々な業種の企業の創設・育成に力を入れ、約500もの企業と約600の社会公共事業・教育機関を支援したとされています。

言うなれば資本主義をベースとした今の日本経済の基盤を作った人とされています。

津田梅子は日本初の女子留学生として、11年間アメリカで過ごした人です。

日本の女子教育に生涯を捧げ、現在の津田塾大学の前身である女子英学塾を創設しました。

北里柴三郎は「近代日本医学の父」として知られる微生物学者・教育者です。

破傷風菌の純粋培養から血清療法を開発したり、ペスト菌を発見したことで、「感染症学の巨星」とも呼ばれている人物です。

新紙幣に変わる理由

20年一度、新紙幣へとデザインが一新される理由として、偽造防止対策があるようです。

今回の新紙幣においても、世界初の最先端ホログラム技術が導入されており、また高精細なすき入れなども採用されるといった、高度な偽造防止対策が施されています。

ただ日本の紙幣の場合、これまでそう多くの偽造事件は起こったことはないようです。

そういったことより、実は他の理由があるのではないかとも言われています。

その理由とは…。

タンス預金のあぶり出しが行われる?

新紙幣に変わる理由に、「タンス預金のあぶり出し」があるのではないかということです。

タンス預金とはその名の通り、現金を銀行等に預けず、タンスなどにそのまま締まっておくことです。

これが自分のお金であれば特に問題はないのですが、持ち主が亡くなった場合に遺産として相続されるときに問題が生じやすいからです。

遺産相続の際に、いくらあるか外からはわからないタンス預金は、資産として計上されず、そのまま相続人の手に渡ると脱税行為となります。

これを防ぐために、旧紙幣と新紙幣との交換期間を設け、タンスにしまい込まれた預金を新紙幣と交換させることで、タンス預金を把握しようと考えているのではないかと言われているのです。

確かにそう言われてみると、こういう効果を視野に入れていないとは言えなさそうです。

ただ、旧紙幣が使えなくなるわけではないので、全てがあぶり出されるとも思えませんが、こうしたタイミングではタンス預金として仕舞い込まれていた現金が、何かの形で使われる機会にはなりそうな気がします。

まとめ

日本の新紙幣が2024年7月に発行されるようです。

新紙幣に描かれる人物は、1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎です。

渋沢栄一は「近代日本経済の父」、津田梅子は「女子専門教育の先駆者」、北里柴三郎は「近代日本医学の父」として、それぞれ日本に貢献した人物です。

紙幣が一新される理由のひとつに、偽造防止対策があげられます。今回の新紙幣にも世界初の最先端ホログラム技術や高精細なすき入れなどが採用され、高度な偽造防止対策が施されています。

しかし、紙幣のデザイン一新の理由は偽造防止対策だけでなく、実はタンス預金のあぶり出しもあるのではないかと言われています。

50兆円以上はあるとされているタンス預金を、新紙幣発行することで旧紙幣と新紙幣の交換の際に一部が市場に流れてくるのではないかということや、脱税を防ぐ狙いもそこにあるのではないかということです。

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