アグレッティとは?種や栽培法、アグレッティを使ったレシピなどをご紹介 意外と使える!

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アグレッティという植物をご存知ですか?食材にも使われているようなのですが、私は初めて知りました。イタリア野菜の1種のアグレッティの種や栽培方法、そしてアグレッティを食材として応用できるレシピをご紹介したいと思います。

アグレッティとは

アグレッティという植物をご存知ですか?

食材にも使われていて、ちょどこの先の5月くらいが旬なのだそうです。

アグレッティはオカヒジキと同じヒユ科の植物だそうです。

地中海沿岸を中心とした春の野菜として有名なようで、イタリア野菜として日本でも少しずつ認知度を高めているようです。

アグレッティは別名「修道僧の髭(Barba di Frate)」とも呼ばれているそうで、針ように細長い葉を束ねた時の様子が、修道僧の髭のように見えることからそう名付けられたのだとか。

日本のオカヒジキともよく似ているそうですが、オカヒジキ自体がいまいち私にはピンときません(笑)。画像を見たイメージからは、たしかに海藻のようにも見えますね。

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アグレッティの種について

調べてみると、アグレッティの種が販売されていました。

さすがに野菜としてのアグレッティは、近所のスーパーの野菜コーナーなどではあまり見かけませんね。

最近はネットでさまざまな野菜も販売されていますが、それでもイタリア野菜のアグレッティは、ほとんど販売されていないおゆな気がします。

ごくたまに、輸入食材スーパーの野菜コーナーなどでは、置かれていることもあるようです。まだまだレアな野菜なんですかね。

そんなアグレッティも種なら、比較的簡単に入手することができます。

ただし、100グラムで1000円程度と少しお高めな感じです。

アグレッティの栽培法について

ではひとつ、種からアグレッティを育ててみようと思われ方のために、栽培歩法をお伝えします。

アグレッティの種をまく時期は、あまりに暑い7・8月の夏は避け、9-11月もしくは2-6月の15-20度くらいの気温の日に蒔くと良いようです。

収穫期は春で、4-5月ころが旬とされています。

種を蒔いてから収穫までには、最低でも3ヶ月位はかかるようです。

収穫時に根から抜いてしまうのではなく、新芽の部分のみを収穫するようにするれば、長い間楽しめるとのこと。

アグレッティの栽培方法は次のとおりです。

水はけの良く養分を多く含んだ土に10-15センチ間隔に1センチほどの深さの穴を開け、そこに種を蒔き軽く土をかぶせます。

発芽までは土を乾かさないよう、水やりに注意をしてください。

発芽したら間引いていき、株の間隔を20-30センチに調整します。

収穫期は、早ければ3月くらいから。通常は4-5月くらいで、アグレッティが15-20センチの高さほどに達成したときです。

発芽してしまいさえすれば、後はそう難しくないようですが、どうも発芽率が悪いようですね。

種まきの気温と、水やりの気配り、ちょっと高めの土の養分でトライしてみてください。

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アグレッティを使ったレシピの紹介

アグレッティはイタリア野菜ということで、主にイタリア料理に使われています。

アグレッティは味や香りにほとんどクセがありません。味よりもむしろシャキシャキとした食感を楽しむ野菜といえるかもしれません。

新鮮なアグレッティであれば、生のままサラダの具材の1つとして使えます。水菜の代わりに入れるといった感じでOKです。

また、細めのパスタとともに、分葱の代わりに炒め、醤油ベースの和風パスタやペペロンチーノ系に入れても美味しいようです。

あとは、単純にオリーブオイルに唐辛子の輪切りとにんにくのスライスを炒め、油に香りをつけたら、そこにざっとアグレッティを混ぜて軽く炒め、塩コショウで味付けしたアグレッティのアリオリオもシンプルで美味しいです。そこにお好みのきのこを加えても良いでしょう。

さらに、日本のオカヒジキと同じ感覚で、卵焼きに刻んだアグレッティを混ぜてもイケます。

味にクセがないだけに、食感を活かしたり、彩りを加えたい場合に重宝する食材です。

個人的には水菜や分葱の代わりとしてなら、大抵の場合行けるのではないかと思います。

まとめ

イタリアン料理は今ではすっかり日本の食文化に根付きましたよね。何を食べても普通に美味しいので、安心して食べることができます。

またイタリアンは和食の調味料とも結構相性がいいのですが、反対にイタリア料理で使われる野菜なども、和食アレンジの応用が効くものが多いように思います。

あのトマトだって、おでんや味噌汁の具にも合いますから。

そう考えると、普通に和食の食材にアグレッティを使ってみても、さほど違和感はないであろうことも想像できます。

逆に、アグレッティである必要もないと言ってしまえば、それまでですが(笑)。

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