ずっとダルい・疲れが取れない慢性疲労 原因となる活性酸素と除去するための抗酸化酵素について

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40代ころになると、なんだかずっとダルい・疲れが取れないといった「慢性疲労」を抱える人が増えてきます。この慢性疲労の原因として、活性酸素が体内に蓄積していることが考えられます。活性酸素を除去するには抗酸化酵素が必要です。活性酸素を作らない方法、また取り除くための抗酸化酵素の増やし方について解説します。元気な体を取り戻しましょう!

ずっとダルい・疲れが取れなくてツラい中高年

どんなに寝ても体調が回復せず、ずっとダルさが続いている、疲れが取れなくて毎日がツラい、そんな中高年は少なくないようです。

仕事しなくちゃいけないのに、でかけなくちゃならないのに、やることいっぱいあるのに、力が入らない…。

これって、気持ちばかりが焦って、本当にツラいんですよね。

疲れを取るには睡眠が一番。そして栄養のあるものをしっかり食べる。

これですっかり回復したのは30代くらいまで?

そんな慢性疲労を抱えている人は、ひょっとすると身体の中に「活性酸素」が蓄積しているのが原因かもしれません。

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慢性疲労の原因となる活性酸素

「活性酸素」って何?聞いたことはあるけど…。と言う人も、多いかと思います。

活性酸素とは、呼吸により体内に取り込まんだ酸素が、ストレスなどの刺激を受けることにより反応性の高い化合物に変化したもののことです。

活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能とした働きを持つ一方、過剰に生成されると細胞を傷つけがんの原因となったり、心血管疾患や生活習慣病などをもたらす要因ともなるとされています。

また最近では、活性酸素が疲労や老化の原因になっているとも指摘されています。

つまり、慢性疲労の原因がこの「活性酸素」の大量生成であったり、体内から排出されぜうに蓄積されてしまっていることが原因の場合があるわけです。

活性酸素ができる原因

疲れが取れない原因が活性酸素だとしたら、なにか活性酸素がたくさん作られるような要因となる生活をしていないか、振り返って見る必要があります。

活性酸素が増える原因には、

  • 喫煙
  • アルコール
  • スナック菓子や揚げ物
  • インスタント食品
  • 過度の運動
  • ストレス

などがあげられます。

また、

  • 薬の摂取
  • 紫外線
  • 放射線
  • 大気汚染

なども活性酸素が生成される要因となります。

該当する項目があれば、それを控えるように行動を変えてみてください。

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活性酸素を除去するには

活性酸素の生成を抑えるだけでなく、既に体内に蓄積された活性酸素を除去することも必要です。

本来、身体の中には活性酸素を打ち消す「抗酸化酵素」というものを持っています。

しかしこの抗酸化酵素は年齢と共に減少していきます。そのため、30代の頃と変わらない生活を続けていると、40代頃から活性酸素が処理切れず、疲れが残ってしまうということになるわけです。

だったら活性酸素を除去する「抗酸化酵素」を体内に増やしてやればいいわけですよね。

抗酸化酵素を増やすには「抗酸化物質」を多く含むものを食べることです。

抗酸化物質には、

  • ポリフェノール
  • カロテノイド
  • コエンザイムQ
  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • イオウ化合物
  • カロテノイド
  • イミダペプチド

などがあげられます。

中でも慢性疲労を取るためには、ポリフェノール、カロテノイド、ビタミンCを意識的に摂取すると良いでしょう。

そしてこれらはできるだけ、野菜や果物から摂取することが望ましいです。

ポリフェノールは、ほうれん草、ごぼう、ブロッコリー、春菊、レタスなどの野菜や、ブルーベリー、さくらんぼなどの果物、緑茶や大豆に多く含まれています。

カロテノイドは、ニンジンやトマトなどの緑黄色野菜や、パパイヤ、柿、柑橘類、スイカなどの果物、海藻類、甲殻類などに多く含まれています。

ビタミンCは、ピーマン、ブロッコリー、青菜類の野菜や、アセロラ、グァバ、柑橘類などの果物、緑茶や海苔などに多く含まれています。

これらの抗酸化物質を意識的に摂り、体内の活性酸素を除去することで、慢性的な疲労・ダルさを取り払いましょう。

まとめ

40代以降で「常に身体がダルい」「寝ても疲れが取れない」といった慢性疲労を抱えている人は、体内に活性酸素が蓄積されてしまっていることが原因かもしれません。

本来、活性酸素は体内の抗酸化酵素が除去するのですが、加齢と共に抗酸化酵素が減少するため、40代ころから疲労が蓄積しやすくなります。

抗酸化酵素を増やすには抗酸化物質を多く含む食べ物を摂ることです。

抗酸化物質にはいくつか種類がありますが、疲労を取るにはその中のポリフェノール、カロテノイド、ビタミンCを意識的に摂ることをおすすめします。

ポリフェノールを多く含むのは、ほうれん草、ごぼう、ブロッコリー、春菊、レタス、ブルーベリー、さくらんぼ、緑茶、大豆などです。

カロテノイドを多く含むのは、緑黄色野菜、パパイヤ、柿、柑橘類、スイカ、海藻類、甲殻類などです。

ビタミンCを多く含むのは、ピーマン、ブロッコリー、青菜類、アセロラ、グァバ、柑橘類、緑茶海苔などです。

体内の抗酸化酵素を増やし活性化酸素を除去することで、慢性的な疲労やダルさから開放されましょう。

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