コーヒーの奥深さは焙煎にあり!コーヒー豆の浅煎りと深煎りの違いと基礎知識を学ぶ
コーヒーは1日に1杯か2杯は飲んでいます。
缶コーヒーは独特な後味が苦手で、もっぱらインスタントかバリスタです。
十分に美味しいのですけど、たまに、自宅から徒歩で10分ほどの個人経営のカフェに行きます。
そのカフェは、海外の農園からコーヒー豆を仕入れて、カフェ内で焙煎して飲ませてくれるという、コーヒー通にはたまらないお店です。
めちゃくちゃ美味しいんですよね。
そこで知った焙煎について、今回はシェアしたいと思います。
もくじ
焙煎の種類と味の違い
コーヒーにも甘い、苦い、酸っぱいなどがありますが、産地や農園の違いはともかく、焙煎度(煎り加減)によって味が変わってきます。
筆者のようなコーヒー素人は、コーヒー豆のブランド、例えばブルーマウンテンなら1種類の味しかないと思っていました。
焙煎度によって味が変わるなんて想像もしていなかったのです。
贔屓のお店の焙煎度は6種類。
- 浅煎り:酸味が主体で甘酸っぱい
- 中浅煎り:控えめな酸味と控えめな苦味でまろやか
- 中煎り:程よい苦味と甘味で中浅煎りよりややしっかり
- 中煎りプラス:酸味は殆ど感じず甘苦さが増加してコクが出る
- 中深煎り:甘苦い味とコクが主体
- 深煎り:濃厚なコクと甘苦い味で苦味は中深煎り強い
店主の説明を聞いても抽象的過ぎてわかりません(汗)
飲むしかないと思うも、またコーヒーマニアの店主らしく、ブレンドが4種類、ストレートが14種類もメニューにあるんです。
それに焙煎度ですから、何通りのコーヒーがあるのか、誰か計算してください。
丁度いいのは中煎りプラス
前述の簡単な解説には「酸味は殆ど感じず甘苦さが増加してコクが出る」と書いていますが、まさにその通りです。
酸味の強いコーヒーは苦手なので、個人的には中煎り以上が好みなんだろうなあと思っています。
カフェのチェーン店では焙煎度まで考えて注文しなくても良いのですが、店主のこだわりが強いお店なので、コーヒーのカウンセリングによって提案もしてくれます。
そもそも焙煎とは
焙煎という言葉は知っていても、具体的には、コーヒー豆をどうするのか知らなかったわけですが、簡単に言えばコーヒー豆を焼くことです。
焼くと言ってもフライパンで炒めるというものではありません。
それはピーナッツの焼き方です。
コーヒー豆は茶色や焦げ茶色のイメージですが、焙煎するとそのような色が付きます。
生のコーヒー豆はブランドによって多少の違いはありますが、ナッツのような色です。
焙煎の工程
店主からの情報なので細かくはわからないのですが、焙煎マシンにコーヒー豆を突っ込んでおけば自動的に仕上がるということではないようでした。
冷静に考えるとボタンひとつで焙煎が出来るわけないですよね・・。
焙煎の工程は、
- 蒸らし
- 水分抜き
- 焙煎
- ハゼ(豆の音)1回目
- ハゼ(豆の音)2回目
ということでした。
ハゼとは魚のことではなく、爆ぜる(はぜる)が語源になります。
豆が弾ける音がするそうですが、一度は聞いてみたいものです。
ハゼの1回目が終ると「浅煎り」のコーヒー豆として販売可能とのことでした。
まとめ
コーヒーは深いですね。
何度か通っていますが、結局、同じブレンドの同じ焙煎でしか注文しないというダメな客になっています(苦笑)
なお、紹介した店舗情報の掲載は、許可を得ていないため見送らせていただいております。