スシローでの迷惑行為で6,700万円の損害賠償提訴という事実は想像力の無い人には抑止力に?
やはりお灸は熱くないとダメなんですよ。
スシローでは、しょうゆさしを舐めている動画で大炎上した少年へ、6,700万円の損害賠償を求めています。
当然、賠償能力が疑問なので、少年側も弁護士を立てて争うようですが、請求棄却という状況に対して、
- 少年は反省していない
- 容疑者を庇う弁護士はダメ
という声が上がることも予想はできます。
気持ちはわからなくもないですが、裁判で争うことは罪ではないので、否定はできません。
そこで今回は想像力に欠ける人について書いてみたいと思います。
もくじ
想像力の無い人
多分、意外なほど多いと思います。
想像力の無い人、言い換えれば、
- 何も考えない人
- 予測できない人
- 客観性がない人
いろいろありますが、要するに深く思考する習慣がなく、感情に任せて行動するという危ない面があるわけです。
好きか嫌いか、面白いか面白くないかなどが判断基準であり、迷惑かどうかなんてことまでは頭が回らないと言えます。
ゆえに反省の仕方も知らないはずなので、誰が見ても「反省したように見えない」と言われるのがオチです。
反省したフリはしているけど、心底、反省なんて誰にもわからないですから、形あるモノでケジメを付けることが肝心です。
その点、スシローは当たり前の対応をしたまで。
恐らく損害は6,700万円ぽっちじゃ済まないはずなんですよね。
それすら想像できない人が多いから、SNSなどの普及で誰でも自由に発言できるというのは、リスクのほうがデカイと今でも思います。
今後も迷惑行為には訴訟
スシローをきっかけに、損害を被った企業が泣き寝入りすることは無くなるはずです。
性善説を前提にしたサービス、個人の良心に基づくビジネスが、非常にリスキーであることが露呈されたわけですから、企業が個人を訴えることは増加すると予測しています。
逆もそうだと思いますけどね。
となれば法曹業界は賑わいを見せるような感じもありますが、いかんせん人手不足と裁判の遅さから、バタバタするだけな気がします。
そこにAIを入れて、短期間で判決が下されるようなしくみを整えなければ、救われる人が救われないということにもなり兼ねません。
損害賠償については、金額の妥当性とか多少は緩くして、判決を早めたほうがよいですよ。
今回も6,700万円という数字、いろいろ審議を重ねて、それ以下の金額でまとまる気がしますが、払えなかったら禁錮刑ですよって言えば簡単です。
それだとピタッと迷惑行為が無くなりますよ。
一部の想像力が無い人は、それでもやるかもしれませんが、数としては減る気がします。
そこまでしないと迷惑行為などは減りません。
庶民に企業が損害賠償を起こしたところで、ほぼ損害賠償できないのが現実ですから、別の方法で相応の対応をしてもらうしかないです。
鉄道会社も損害賠償を
鉄道会社も日々、いろいろと利用者が問題を起こしているのならば、ある程度の線引きをしつつ、提訴するとよいのではないでしょうか。
やはり何らかのペナルティは重要です。
それでなければ何度も同じことの繰り返し。
想像力の欠けている人の対応は、非常に労力がかかるでしょうから、罰金をマジで取るぐらいじゃないと懲りないですよ。
撮り鉄が寝台特急を緊急停車させた件は、多分、特定されて損害賠償の請求をされるでしょうけど、多分、賠償なんてできないでしょうから、カメラなど物納を求めると懲りる可能性はありますね。
まとめ
「スシローでの迷惑行為で6,700万円の損害賠償提訴という事実は想像力の無い人には抑止力に?」というテーマで、迷惑行為への提訴ということを書きました。
今後も、このような流れは続く気がします。
想像力の無い人の抑止力になれば良いですが、ダメなことをすれば罰が与えられるという基本的なことを、再教育する必要があるのかもしれません。
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