地震などの天災や有事の際に必要と言われる非常時の備品は本当に役立つか疑問

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地震だけではなく、台風はともかく集中的な豪雨でも災害の発生が懸念されるようになってしまった日本。

いざというときの対処は、いまだにわかりません。

事前に注意、準備を唱える人は多くいますが、相変わらず具体的なことには触れずじまいな面が否めません。

正直、対応策はなく、対症療法的なことを積み上げるしかありませんと、断言してくれた方が納得できるというもの。

災害対策に正解は無いとわかっていても、これは必要とか用意しておくと便利というこに対しては、甚だ疑問が多いです。

そこで今回は、一体、何が役立つのか、本当に意味があるのか、改めて考えたいと思います。

命を守ることが最優先

そう簡単に言いますが、震度7クラスの地震は予告なしにやってきます。

大雨や台風については、ありがたいことに予報がありますから、それなりに覚悟だとか経験からくる備えだとか、ノウハウはあります。

ところが地震だけは、どうしようもない印象です。

まず、地震が起こったとき、どこに居たかで随分と違います。

自宅にいれば、なんとか外に出られる・・・とも限らない。

商業施設においては、まだ、動けるスペースがあるから逃げ出せることも可能かと考えますが、自宅については揺れが治まるまで何もできないというのが現実では?

揺れが小さくなったところで外に出れることはラッキーなほうで、最悪の場合は、建物が倒壊して巻き込まれる、地盤が緩んで埋まってしまうという悲劇に。

誰もが命を守ろうとしますが、場所や状況次第では、無効化されることもあると言えそうです。

非常にイヤですけどね。

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咄嗟に持ち出せない

非常持ち出し袋というのがあります。

以前、会社勤めしていたときは、重要なものを予め入れておいて、万一の時は、それを持ち出すという方針でした。

が、そんな余裕があればいいですよ。

いざとなったら我が身最優先と考えて、その役目を担っていました(汗)

当たり前です、我が身が最優先であることなど。

自宅にも、非常持ち出しセットが必要ではという話も出ましたが、筆者自身が全くアテにしていないので、購入には至っていません。

何かあったときは、身一つで逃げるに限ります。

ただし緊迫した状況であっても、幾分かの時間的余裕がある場合は、いくつか持ち出すものは考えてあります。

あえて全てを挙げませんが、スマホとノートパソコンは持ち出します。

余裕があれば充電器とモバイルバッテリー。

食料品や衣料品、生活に必須の日用品など、挙げればキリがありませんが、スマホ1台あれば、

  • 連絡手段
  • ライト
  • 情報収集
  • 時間の把握
  • 身分証明
  • 決済

と、用途はあります。

決済なんて意味が無いかもしれませんが、万一、タクシーが拾えて他県のホテルで非難する状況が整えば、役立つ可能性があります。

基本、避難所に長々と居ることは考えていません。

市外あるいは県外への脱出が可能なら、そこに移動するためです。

パソコンは大福帳

これ考えました。

緊急避難で持つべきものではないと。

ゆえに災害の状況次第では持ち出さずに、後から帰宅した際に、別の保管方法を探ります。

1台あれば、生活の再建は十分に加速できるので。

どうしても持ち出せないときのために、ブックマークとパスワード情報だけは、持ち出すようにしています。

これらがあれば、どのパソコンでも生活の再建に必要な手続きなどができます。

まあ、昔で言うところの大福帳ですね。

江戸時代、火事は災害レベルで、消し止めるのに相当な労力と時間が費やされました。

もちろん木造の長屋仕立ての庶民の家は、かなり燃え広がりやすく、特に商家に至っては、火事は倒産に直結。

ゆえに取引状況を詳細に綴っていた大福帳が命であり、火事の際は、それを持って逃げるか、井戸に放り込んで鎮火した後に回収するというのが常識だったのです。

そんな現代の大福帳が、筆者にとってはスマホでありパソコンです。

スマホがあればパソコンはいらない、というわけでもないのですよ(汗)

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言うだけ無意味かも

いろいろと申し上げましたが、大地震の経験がないからこそ、妄想レベルで好き勝手に言っている感は否めません。

現実としては、全く精神的にも余裕がないことになると予測しています。

筆者が住む地域には、立派な断層があります(汗)

南海トラフ地震においても、影響を受けるエリアでもあるため、無視はできないのですが、どう準備していたらわからないのが正直なところ。

半分は、起こってみなければわからないという、投げやりな部分も否定できません・・・。

まとめ

「地震などの天災や有事の際に必要と言われる非常時の備品は本当に役立つか非常に疑問」というテーマで、地震への備えという点について書きました。

うーん、天災に対しては無力感が満載です。

準備についても、付け焼刃になればマシかなという程度の熱量しかないのが本音で、まだ、どこか他人事です。

ダメですね、このようなことでは。

参照

産総研:活断層データベース

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