冬の大三角形の英語表現や探し方・距離について オリオン座・おおいぬ座・こいぬ座の神話など

冬は空気が乾燥して空気中の水蒸気が減るので、星空が綺麗に見えますよね。冬の大三角形は明るい星が多いのでとても見つけやすく、他の冬の星座を見つけるための目印にもなっています。そんな冬の大三角形の英語表現や探し方、地球からの距離、他にもオリオン座・おおいぬ座・こいぬ座の神話についてお伝えします。

冬の大三角形の英語表現は?

冬の大三角形は、おおいぬ座の「シリウス」、こいぬ座の「プロキオン」、オリオン座の「ベテルギウス」を結んでできる3角形です。

英語ではそれぞれ次のように呼ばれています。

冬の大三角形:Winter triangle
おおいぬ座:Canis major, the Great Dog
こいぬ座:Canis minor
オリオン座:Orion
シリウス:Sirius
プロキオン:Procyon
ベテルギウス:Betelgeuse

英語でサラリと言えると、ちょっとかっこいいと思いますよ。

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冬の大三角形の探し方

冬の大三角形の探し方についてです。

冬の大三角形とおおいぬ座・こいぬ座・オリオン座の3つの星座が奇麗に見えるのは、12月~2月末ころで、南東の方角に見られます。

冬の大三角形の探し方は、以下の順番で探すと見つけやすいと思います。

①おおいぬ座の「シリウス」
冬の夜空で一番明るい星を見つければ、それがシリウスです。オリオン座の3つ星の延長線上、左斜め下にあります。
オリオン座の3つ星は奇麗に3つ並んだ明るい星なので、これはすぐに見つかるでしょう。

②こいぬ座の「プロキオン」
シリウスの左斜め上にある明るい星がプロキオンです。
シリウスほどではありませんが、かなり明るい星なのでこれもすぐにみつかると思います。

③オリオン座の「ベテルギウス」
シリウスの右斜め上、オリオン座の3つ星の左斜め上にあるのがベテルギウスです。

なんとか3つの星を見つけ出してみてくださいね。

冬の大三角形の距離

冬の大三角形の各星と地球との距離は、どれくらい離れているのでしょうか。

おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスを結んでできた冬の大三角すが、まるで正三角形のように見えますが、それぞれの星と地球までの距離は異なり、次のようになります。

シリウス(おおいぬ座):8.7光年
プロキオン(こいぬ座):11.4光年
ベテルギウス(オリオン座):500光年

ベテルギウスは特に地球から遠いのですね。光の速さで500年。私たちはベテルギウスを見るとき、500年前のベテルギウスの輝きを見ているということになるわけです。

そう考えると、なんだかすごくロマンを感じます。

ベテルギウスと比べると、おおいぬ座のシリウスやこいぬ座のプロキオンは、比較的地球から近いところにある星だということがわかります。

と言っても、とても遠くて人間が行ける距離にはないわけですが。

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オリオン座の神話

オリオン座の神話について、お伝えします。

「オリオン」は海の神ポセイドンの子で、海の上を歩くことができ、狩りの名手として知られていました。

オリオンは月と狩りの女神アルテミスに恋心を抱かれていましたが、そのことが気に入らないアルテミスの兄・太陽神アポロンが猛毒のサソリを放ったため、オリオンは海へと逃げていきます。

そしてアポロンは「お前ほどの弓の名手でも、あの海を泳ぐ鹿を射ることはできないだろう」とアルテミスを挑発すると、アルテミスは見事一矢で仕留めてみせます。しかし、海岸に仕留めたはずの鹿を見に行くと、それは胸を打ち抜かれたオリオンでした。

嘆き悲しんだアルテミスが絶対神ゼウスに頼み、オリオンを夜空に輝く星座にしてもらいました。

そのせいかオリオン座とサソリ座は相性が悪く、サソリ座が空に上がる頃になるとオリオン座は見えなくなる、そんな距離にあるのです。

おおいぬ座とこいぬ座の神話

では次に、おおいぬ座とこいぬ座の神話について、お伝えします。

ギリシャ神話ではおおいぬ座もこいぬ座も、どちらも狩りの名手オリオンが連れていた猟犬だと伝えられています。

オリオン座の近くあることからも、いつも一緒に狩りをしてたオリオンを失い、悲しんだ犬たちを星座にしたといわれています。

ちなみにおおいぬ座は、オリオンの足元にうずくまるうさぎ座(兎)を狙っているのだそうです。

まとめ

12~2月の夜、南東の方角にオリオン座の3つ並んだ星をまずは見つけてみてください。そうすれば、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスの、冬の大三角形の3つの星も、比較的簡単に見つけることができるでしょう。

冬の星には他にも、オリオン座のベテルギウスの周りに輝く、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを含む6つの星を結んでできる大きな六角形「冬のダイヤモンド」もあるので、ぜひこちらも探してみてください。

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