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公立小学校はDX遅れの温床!いまだにFAX利用率が95%超えのアナログな世界に誰が就職したい?

これまた、とんでもない数字が出てきました。

文部科学省の調査によって、公立小学校の業務としてFAXの利用率が95.9%であるという結果です。

親族が勤務する公立小学校でも、まあ、当然のように使っているようですが、アナログ仕事を洗い出すと、キリがないのが現状とか。

一部、例えば、講師任用のアンケートは、ようやくウェブからの入力が可能になったようですが、結果は印刷してFAX送信というバカげたことを平気でやっています。

教育委員会が、この有様ですから、そら根強いものがありますよね。

だからといって教育委員会も、泣く泣くFAXでの受信をしている可能性もあるところが、まさに改革を知らない浮世離れな世界を垣間見えます。

FAXの送受信を電話確認

バカげた仕事ぶりの典型として、ひと昔前のITに全く付いていけない中間管理職が、メールが届いたかどうかを電話で確認するという。

そんな時代、いや、リテラシーの激しい頃はありましたが、未だに行われているというのが、もはや恐怖でしかありません。

前述したように、翌年度に向けた講師任用アンケートって、毎年あるらしいのです。

以前は、紙でのアンケートで、それを送るというもの。

ようやくウェブ上で実施できるようになったのですが、結果を印刷して、メール便で送るという、わけのわからない仕事が公立小学校だけでもゴマンとあるというのです。

そんなことだから、生産性という概念のない中で、ムダなことが多く、その結果いろいろと手続きが遅いし、人件費ばかりが高まっていく、つまり税金がムダに流れていくわけですよ。

講師が回答したアンケートの集計を、そのまま画面越しに閲覧できるようにしたらいいのに・・・。

単なるフォーマットにも関わらず、そこに税金が投入されているとしたら、ホントにバカな仕事のすすめかたですね。

電子印鑑も進んでいない

印鑑を押すことが、相変わらず好きなのも学校現場です。

何かにつけて、ハンコを押させたがるので、保護者としても本当に面倒でした。

もっとも面倒なのは、毎年毎年、同じ書類を書かされること。

例えば、子ども健康状態を知らせるとか、通学路を地図付きで書くとか、データ化して更新すればいいじゃないかって話し。

まあ、それができる土台すらなかったので、マイナンバーが活かせればいいのですけどね、今後は。

だけでも期待はゼロです。

紙の書類が横行するから、対外的にも正式文書として印鑑が必要になってくるという、悪循環です。

印鑑業界と、どこかの関係省庁が癒着してるのか?

デジタル化アドバイスに国費

また、成果がショボイことか予想されることを、文部科学省はやるみたいですね。

今後3年間を集中的にデジルタ化を推進するため、国費を使ってアドバイザーを派遣するといった、支援策をやっていくそうです。

なんか、ここでも想定外に高い報酬を設定して、

  • FAXを送信したら電話は止めておきましょう
  • できればメールでやり取りしましょう
  • 印鑑は電子印鑑というものが普及しています

といった程度の生温いアドバイスで終わりという姿が、頭に浮かびます。

どこのだれがアドバイザーになるのか知りませんけど、これも入札の結果、パソコン教室を営んでいる会社が請け負って、老人にメール送信とか教えてるレベルの講師が派遣されてきそう・・・。

DX化以外の理由で崩壊

教職員の志望者が少ないのは、DX化の遅れも一端だと考えますが、そもそも業務量が多いことは、完全に棚上げされています。

そこなんですよ根幹は。

業務量を増やしているのは、特に、(うるさい)保護者との折衝から事務仕事、給食費の督促などもやらされてるわけですから、誰が教師に夢を持ちますか?

我が子にも全力で止めてます。

ましてや児童においても、一部の学校を挙げれば、発達障害を抱える子が一般クラスに2割ぐらいいるとか。

支援学級に入れたくないという、プライドだけは高い親のお蔭で、一般クラスまでぐちゃぐちゃ。

一般クラスに入れられた子も、実はしんどいケースが多いのです。

悪気なく途中で離席とか、集中が続かずに授業中はボーッとかるなど頻繁にありますから、その対応に疲れ果てた担任が、しんどくなって休職に追い込まれるという流れ。

ほとんど知られてないですよね。

これが実態ですよ。

まとめ

「公立小学校はDX遅れの温床!いまだにFAX利用率が95%超えのアナログな世界に誰が就職したい?」というテーマで、公立小学校のDXについて書きました。

アナログの世界を堪能するなら、公立小学校はまさに最先端。

備品すらも片付いていない学校は、たくさんありますから、これを一手に引き取ってオークションで売るという事業はできないかな・・・。

とも少しだけ考えました。

ただね、物量はあっても、所詮は在庫処分ですから、事業の持続性は期待できません。

DX以外にも問題が山積みです。

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